UNTITLED -41ページ目

BluetoothヘッドフォンJBL E55BT Quincy Editionを買った

NTT-X Storeって、コンシューマ用プロ用問わず、たまにものすごい掘り出し物が出ます。

今回はLG製の23.8インチの4K液晶モニタ「24UD58-B」が税込み&送料込みで27,800円で限定85台が出品されていることをPC Watchの記事で知り、すかさず注文をしてしまいました。

以前はメインで使っているDELLの4Kモニタ「P2815Q」と、LGの28インチのWUXGA(1920x1200)液晶モニタでデュアルモニタ構成で使っていたのですが、WUXGA液晶モニタを母親にあげてしまったのでしばらくモニタ1台構成になっていました。
しかし、これでようやくデュアルモニタ構成に戻ります。

というわけで、モニタ台の上を片付けてモニタを追加できるように掃除をしてなんとか増設が完了しました。

 

う~ん、久しぶりの感覚。
これでようやく作業をしながらサブ画面に素材フォルダをいくつも並べたり、Blu-rayやYoutubeを再生しっぱなしにできます。




さてさて、モニタの追加の話はとりあえずこれで終わりにして、Bluetoothヘッドフォンを買ったお話です。

 


何か月か前に、オーディオ系のネットニュースサイトで音楽プロデューサーのクインシー・ジョーンズがプロデュースしたヘッドフォンがJBLから発売になるという記事を読みました。
クインシー・ジョーンズといえば御年84歳。
ジャクソン5、ジャクソンズで活躍をしていたマイケル・ジャクソンがソロ活動のためにプロデューサーを探していたところ、映画撮影の現場で音楽プロデューサーとして活躍していたクインシー・ジョーンズと出会い、タッグを組んでマイケル・ジャクソンがスターダムを駆け上がるのをバックアップしたことでも有名なおじさんですが、なにより少年時代はレイ・チャールズとバンドを組んでいたり、若いころはトランぺッターとしてライオネル・ハンプトン楽団に参加をしていたれっきとしたミュージシャンでもあるわけです。
私自身、クインシー・ジョーンズがアレンジャー&音楽プロデューサーとして自ら率いていたビッグバンドの作品が好きで、iPod Touchの中にも何枚かアルバムが入っていて結構頻繁に聴いています。

そんなクインシー・ジョーンズがプロデュースしたヘッドフォンが発売になるとなれば、当然気にもなってくるというものです。

そして発売直後にネットで注文し、先日ようやく届きました♪

 

 


JBL E55 BT QUINCY EDTION

外見上、高級感・・・とまではいきませんが、それなりにしっかりした箱に入っています。まぁ、2万前後のヘッドフォンだとこんなものでしょう。
ただ、クインシー・ジョーンズの「Q」ロゴが燦然と輝いております。

ちなみに、裏面にはクインシー・ジョーンズの写真とサインが印刷されています。

 

 

えぇと、「Hear with your Heart」だから・・・「あなたの心を聞く」?
なんか哲学的な意味があるのかもしれませんが、英語が苦手な私にはよくわかりません(苦笑)。
外の化粧箱を外すと中から黒い段ボールが現れます。
この段ボールのインクのにおいかな?ちょっと変なにおいがします。

で、その黒い段ボールを開けると・・・

 

 

いよいよE55 BT Quincy Editionの登場です。

二重底になっているので、下の段の内容物を確認すると・・・

 

 


【内容物一覧】
 ・E55 BT Quincy Edition本体 x1
 ・専用収納袋 x1
 ・マニュアル及び保証書 x1
 ・ステレオミニプラグケーブル x1
 ・充電用USBケーブル x1

こんな感じになっております。

 

 

E55 BTの右チャンネル側には電源ボタン、Bluetooth同期ボタン、ボリュームボタン、そしてステレオミニプラグの差込口があります。
Bluetoothで使わない場合やバッテリーが切れてしまった場合は、ステレオミニプラグでプレイヤーと接続すれば普通のヘッドフォンとして使えるようです。

 

 

左チャンネルのほうにはUSB Micro-Bの入力端子があり、ここにUSBケーブルを挿して充電することになります。

ちなみにメーカー公称値では1回のフル充電で最大20時間再生が可能とのことですが・・・実際はどうなんでしょう?
聴くボリュームによっても大幅に変わりそうだし・・・
この辺りは後日、ある程度使ってからのご報告になりそうです。



というわけで、中身の確認ができたところで早速使ってみることに。

せっかくBluetoothヘッドフォンなのだから、Bluetoothで同期してみることに。

 

 

まず、Windows10のPCと同期してみたところ、ちゃんとデバイス名には「JBL E5BT-Quincy Edition」と表示されています。
「E55 BT Quincy」を選択して同期してみたところ、問題なく同期ができました。


同期が完了したのでE55 BTを耳にかけてみると、瞬間、独特な圧迫感というか、閉塞感を感じます。
新しいPUレザーの感触からくるものなのかわかりませんが、これが本革だったらもっと違っていたのかなぁ?


また、このモデルは電源の入切や同期状態について、クインシー・ジョーンズの声でアナウンスをしてくれる機能がついていま。でもこの機能、最初は軽く感動するのですが、すぐに邪魔だな・・・と感じることが・・・OFFにできないかな?(笑)


ちなみに実際の動作の方はというと、Windows10のせいなのか、我が家のPCのBluetoothと相性が悪いのか、実際にiTunesを使って音楽を聴いてみると、何か途中で音がぶつぶつと切れたり少し不安定。

ちょっと聴くに堪えない感じなので、お次はiPod Touchと同期してみることに。

 

 

こちらもE55 BTの同期ボタンを押すとすぐに「JBL E5BT-Quincy Edition」が表示されるのでタップして選択。
すぐに同期ができたので早速音楽を聴いてみることに。

うん、こちらの方は音がプチプチ途切れずに問題なく音楽を聴くことができました。
やっぱり相性なのかな?

というわけで、ちゃんと音楽が聴けることが確認できたので、続いて音質チェックへ・・・。



鬼束ちひろさんの『Tiny Screams』では、ピアノやチェロの音色はかなりきれいに聴こえてきますが、音が大きく重なり合ってくると音が少し飽和状態になってきます。

Diana Krallの『TURN UP THE QUIET』でも、Diana Krallの歌声は非常に艶めかしく、ハスキーな歌声に湿度を感じる様な実在感のある音なのですが、やはりこちらもバンドの音が重なってくると、音が飽和してきます。

シャルル・ミュンシュとボストン交響楽団の『サン=サーンス:交響曲第3番「オルガン」(XRCD+SHM-CD)』を聴いてみても、結果は同じで各楽器の音の質は非常によく、低音から高音までバランスの良い音なのですが、特に交響曲だと顕著ですが複数の音がそれなりの音圧で重なりだすと、途端に全体のバランスが崩れてオーバーフローしてしまいます。

ユニットなのかエンクローじゃの影響なのかはわかりませんが、音の解像度があまり高くないな・・・という印象です。

まぁ、2万円のBluetoothヘッドフォンにどれだけの音質を求めるのか!?ということなのかもしれませんが、ビッグバンドを率いていたクインシー・ジョーンズのプロデュースという触れ込みだったので、少し残念だったかな。



と、ここまではBluetoothで使った場合の音質を確認してみましたが、今後、ステレオミニプラグを接続した場合の音質も書いてみたいと思います。

 

鬼束ちひろ『Tiny Sereams』を聴く

最近発売になった鬼束ちひろさんのニューアルバム『Tiny Screams』を買ったので通勤中にiPodで、そしてこの週末で自宅オーディオで聴いてみました。


このアルバムは昨年2016年の7月と11月に行われたライブの内容を収録したもので、CD(SHM-CD仕様)2枚組+DVD1枚の3枚組の重厚な作品となっています。(なんで今日日、映像ディスクがDVDなの?と思わなくは無いけれど)

鬼束ちひろさんはデビュー当時から椎名林檎さんと並んで大好きな女性歌手で、シングルもアルバムも勿論全て持っています。
一時期、不思議な方向にぶっ飛んでいましたが、その時ですら鬼束ちひろの歌力(うたぢから)を信じてファンであり続けてきました。

そんな私から見ても、収録曲のチョイスが素晴らしく、聴く前から喜びいっぱいでCDが自宅に届くやすぐにiPodに入れて毎日聴き込み、悦に浸っているわけです。

また、基本的にアコースティックライブであり、更にSHM-CDという高音質盤としてリリースをしているので、自宅のオーディオでボリュームを上げて聴ける週末が来るのを楽しみにしていたわけですが、いざ実際に聴いてみると・・・!


 


Tiny Sereams / 鬼束ちひろ


まずCDを書けた瞬間、ホールのライブ感、空気感が伝わってくるような透明感と楽器のリアルさにハッとします。
しかし、直後にマイク由来のノイズなのか何なのか分からないのですが、周期的にピンクノイズが左スピーカー側を中心にサーッと入り始め、鬼束さんの歌声が入ると消えていく・・・という現象が気になって仕方なくなります。
7月の大阪サンケイホールで収録した「茨の海」ではこの現象は確認できなかったので、11月の中野サンプラザホールでの収録時に混入してしまったノイズなのでしょうか。
いずれも気になるのですが、演奏が激しくなるとノイズをかき消すのでまぁ・・・まぁ・・・イイか。
このあたりは制作者サイドに気をつけて貰いたかったなぁ・・・ただでさえ素晴らしいアルバムなんだから・・・

と、愚痴もありつつ、しかし改めてアルバムを聴き込んで感じるのは、鬼束ちひろさんの圧倒的な歌力です。

体中から絞り出すように気を込めて歌うその歌声は、重々しく、痛々しくもあり、そして感動的なのです。

そしてその鬼束さんの歌をバックでガッチリ支えるピアノ、チェロ、ドラム等の演奏、音が素晴らしく、鬼束ワールドに没入できるのです。


そして、私としては非常に嬉しかったのが、錚々たる代表シングルカット曲と一緒に、「King of Solitude」が収録されていたことです。
この曲は3枚目のアルバム「Sugar High」に収録されている曲で、他の名曲の様に別に何かのCMやドラマに使われた曲ではないのですが、個人的にこの曲が大好きなのです。
この曲を聴くと、なにか子供の頃に読んだ絵本を思い出すような言いようのない懐かしさを感じ、哀愁と悲哀を感じつつ、とても暖かい感情に包まれるのです。
この事は、「Suger High」発売時の感想文コンテストにも書いた記憶がありますが、その時に貰った鬼束さんのサインは未だに宝物です。
そして、ほかの曲をライブで歌う、そしてアルバムに収録することだって十分考えられたでしょうが、この曲が今回のアルバムに収録されたことが嬉しくてたまらない自分が、この曲を聴いて心洗われている自分がここに居るわけです。
鬼束さん、ありがとう!!

それにしても、デビュー当時から歌声と歌詞両方の説得力に素晴らしいものがありましたが、今の鬼束さんの歌声は、様々なことを乗り越えてきた円熟味が加わり、今まで以上に心に突き刺さる、時にえぐられる様な狂気と情熱を感じるようになりました。
このアルバム、確実にヘビーローテーションです。


あ~~~!!
また1stアルバムから順番に聴きこみたくなっちゃったなぁ。

2017年 大宮でかき氷食べ始めました

最近は涼しい日と暑い日が交互に襲ってきて、さらに日中だけやけに暑い日などもあり、すっかり「かき氷」の季節なのであります。
「まだ早いだろ?」と言われようと、気分はかき氷なのであります。
あの細かく削られた氷に火照った体の熱を奪って欲しいのであります。


そんなわけで、今年も地元の大宮界隈でかき氷を食べ始めました。


まず、かき氷の食べ始めとすべきお店を考えてみましたが、やはりここしかないでしょう・・・
ということで、大宮の氷川参道にある団子屋さん『氷川だんご』で「酸い」です。

もう毎年何度も来ているので書くことも無いのですが、信濃の天然水氷を使ったかき氷は、薄くてきめが細かく、口の中に入れるとスーッと溶けて爽やかさだけが残る逸品です。
で、その爽やかさを堪能するには、甘さがスーッと消えていく砂糖のシロップをうっすらと掛けただけの「酸い」が一番スキ。
2017年の一番最初のかき氷をここにして正解。
最近のかき氷のような派手さは無いけれど、氷川参道を散策して氷川神社でお参りし、氷川だんごの素朴な焼き団子の醤油の焦げた味と、これまた素朴で原点のようなかき氷を堪能すると「あ~、日本人だなぁ・・・」と癒やされるわけです。



お次は大宮高島屋4階にある喫茶店『喫茶トリコロール』で「メロンフラッペ」です。

一昨年から何度も来ている高島屋の喫茶トリコロール。4階の婦人服売り場を通り抜けないと入れないお店なので、40直前のおっさん一人で来るにはチョット勇気が要ります。
で、ここに来たらお目当てはメロンフラッペなのですが、昨年、一昨年に食べたのとはちょっと様子が違います。
確か、前は極甘のメロン半玉をくり抜いて、それを器にしてかき氷が盛られて、そこにくり抜いたメロンの果肉がちりばめられつつ、メロン果汁のみで氷に味をつけているのに味が濃厚で、そして爽やかな甘さで1400円近くするかき氷だったのに何度食べたか・・・。
しかし、目の前に運ばれてきたのはガラスの器に盛られていわゆる緑色のメロンシロップがかかっているかき氷。
確かに値段も全然安いけれどこれは・・・?
と、訝しがりながら運ばれてきたメロンフラッペを食べてみると・・・おや?おやおやおや??
てっきりメロンシロップの人工的な香りと甘さがドーンと前面に出てくるのかと思いきや、フレッシュなメロンの風味が広がってびっくりします。
メロンの果肉が所狭しとちりばめられているから・・・だけでなく、シロップにメロンの果汁をたっぷりと混ぜているんでしょうか?メロンシロップの甘味と香りは遠くに感じる程度で、値段を考えるとこれはこれで十分にアリだぞ!?


この流れで次に紹介するのは、同じく喫茶トリコロールから「苺フラッペ(練乳なし)」です。

コチラは昨年同様安定の苺フラッペ。
凍ったイチゴとフレッシュな苺、そしてイチゴジャムベースのシロップと、3形態の苺をたっぷりと楽しめるかき氷です。
凍ったイチゴは酸っぱいので氷と上に載っているバニラアイスと一緒に食べるのがベスト。ただ、バニラアイスを食べようとするとかき氷が崩落する危険があるので要注意。
フレッシュな苺は酸味と何といっても香り。そのまま食べてもいいけれど、かき氷に苺の香りをまとわせるために一緒に食べるとかき氷がよりおいしく食べられます。



次は大宮東口を出て氷川参道に向けて少し行ったところにある喫茶店『珈琲専門館』の「コーヒーかき氷」です。

このお店は前に何度か店の前を通ったことはありましたが入ったことはありませんでした。
しかし、お店の前にしおらしく「氷」の旗がたなびいているのを見たら入るしかありません。
と、いうわけでコーヒーも頼まず「コーヒーかき氷」を注文。出てきたのがこれです。
写真で伝わるかわかりませんが・・・この氷の粒の細かさときたら・・・どうでしょう!!
これは粉なのか!?粉雪なのかっ!?!?
コーヒーを凍らせた氷が、本当に粉雪の様に細かくクラッシュされ、その上にバニラアイスと少しの練乳。そこにガムシロップが添えられています。

まずはガムシロップをかけずにかき氷を口に運ぶと・・・あれ!?まずかき氷の冷たさを感じる前にコーヒーの香ばしい香りと苦みが口に広がり、その後で粉雪のようなかき氷がフワーッと溶けていきます。
気付けば口の中にかき氷はなく、慌てて次の一すくいを口に運ぶ・・・。時折ガムシロップをかけてみると、ガムシロップに触れた氷はサラサラーっと溶けていき、慌てて口に運ぶとコーヒーの苦さにガムシロップの甘さが加わってちゃんとデザートとして成立。
このかき氷はちょっと衝撃的。
再訪決定。


因みに、このお店にはもう1種類かき氷があり、それがコチラ「抹茶のかき氷」。

こっちはコーヒーかき氷と明らかに見た目が違い、台湾風かき氷みたい。
ミルクが入っているのかな?凍らせた抹茶のアイスを薄くニュルニュルと削ったもので、触感はモッタリしている感じ。
上にはバニラアイスと練乳。底のほうにはたっぷり目のあんこが入っており、それらを一緒に口に入れるとかなり濃厚な甘味が口に広がります。
まぁ、美味しいんだけれど・・・次回お店に来たら迷いなくコーヒーかき氷を頼むな。



次はそごう大宮店5階の甘味処『駿河屋』の「氷フルーツセラックス」。

・・・何だよ、セラックスって!?
氷の上に載っているのはバナナと缶詰ミカンと缶詰黄桃と缶詰サクランボ、更に栗の甘露煮と白玉というなんとも統一感のない意味不明さ。
味の方はというと・・・正直何食ってるんだかわからなくなります(笑)。
かき氷自体は白蜜系のシロップかな?ちゃんと(ほんのり)甘いです。
でも、正直どう食べていいのかわからない(笑)。
ちなみに、このフルーツ群と栗の甘露煮&白玉は絶望的に合わない気がする。
どうせなら黒蜜をかければよかったのに・・・
・・・ていうか、セラックスって何なんだよ!?


ちなみに、「おいおい、これじゃ駿河屋ディスって終わりじゃねぇか!」と思われてしまうとマズイので、ちゃんと美味しい「氷金時」もご紹介。

氷に砂糖でじっくり炊いた小豆と汁がかき氷の上に乗り、下に敷かれたシンプルかき氷の王道。
かき氷はややザクザクとした粗目の氷で、食べてみてハッとしましたが小豆の食感と口の中で合わさるとちょうどいい感じ。最近のふわっふわの氷では煮小豆の食感の良さは引き出せていないのかも。
とにかく小豆がおいしいので氷と一緒に食べた時の幸福感、安心感はさすがです。
うん、駿河屋さんでは変に冒険せずに王道のかき氷がお勧めです。



最後は大宮駅ビルのルミネ2の1階にある甘味&お食事処『田むら』で「黒酢はちみつかき氷」。

ついさっき、「冒険するな」とか言っておきながら「黒酢はちみつ」です。
フルーツ酢なら何となくわかりますが、黒酢ですよ、黒酢。
あの独特な香りが一体どう活かされているのか・・・?

最初に一口目を口に入れたところ、ちょっと黒酢の香りが立ってしまっていて「あれ?これはどうなんだ?」と感じましたが、食べ進めていくうちに、氷が解けて黒酢はちみつのシロップが薄まり、まろやかになってどんどん食べやすくなっていきます。
氷は駿河屋よりも細く、薄く削られているけれどややザクザクとした氷でちょっと溶けやすいかな?
シロップは下にたまっているだけなので食べ進めていくのは少しテクニックが必要です。
しかしこれ、食べているうちに癖になってくる酸味と甘みで、ただ甘いだけのかき氷に飽きてきたら十分「アリ」なかき氷だと思います。



大宮はなかなか最近流行りの派手な、変わったかき氷を出すお店は無いですが、それでもなかなか食べるに値するかき氷はありますので、これからの暑い時期、大宮界隈をぶらぶらして火照った体をかき氷でクールダウンしてみてはいかがでしょう?

 

 

 


【7月21日追加】

氷川だんごのかき氷、気付けば毎年「酢い」しか載っけてない気がする。
そんなわけで、それ以外のシロップもご紹介。

まずは「宇治金時」。

 

 

 

 

抹茶の香りが爽やかで、だんごにはあんこが無いのに、かき氷の中にしっかりと隠れているやや緩めのあんこが甘過ぎずフワッとした解けるように溶けるかき氷とピッタリ。
あんこと一緒に食べて改めてほのかに感じる抹茶の苦味がなんとも心地良い氷川だんごの宇治金時です。


次は変わり種の「とまと」の生シロップ。

 

 

一見、イチゴのかき氷ですが、食べてみると間違いなくトマトです。
トマトの独特な酸味と風味はそのままに、すっきりとしたフルーツトマトの様な甘さが特徴。
最初は「どうかな?これ。」と思いましたが、実際に食べ進んでいくと違和感は全くなくなります。同じ感覚、田むらの黒酢はちみつでも感じたな・・・

ちなみに、食べていると生シロップならではのトマトの種や種の周りのジュルジュル、トマトの皮をしっかりと感じます。
最初は「ん?なんだこれ?」と口の中で気になっていたトマトの皮ですが、食べていると「トマトを食べてるんだから皮はあるよな」という認識になり、気にならなくなります。
それにしても・・・トマトの生シロップ、有りだぞ。

 

 

 


【7月31日追加】

そごう大宮店の地下1階食料品売り場の催事コーナーで、毎年恒例になっている四代目徳治郎の日光天然氷で作ったかき氷が食べられる「氷菓処にじいろ」の出店が始まりましたので、私も早速食べて参りました。



まず食べたのは、「まぁ~るい甘さの甘糀」。
そうそう、この天然氷の薄さとはらはら・・・と口の中から消えていく口溶けの良さ・・・待ってましたよ!!

シロップは糀の甘さ、香りのみなので、たしかに「まぁ~るい甘さ」。
かといって甘さが薄いわけではないので、濃い香りや甘ったるさは苦手・・・という人にもおすすめです。
十二穀シリアル入りなので(といっても、麦とお米のポン菓子みたいなのしか見つからなかったけど)、食感の変化もあってなかなか楽しい一杯です。



次は「栃木県産とちおとめいちご≪四代目徳治郎監修≫」。
こちらはもう何度も食べているので、詳しいことは2015年、2016年のブログを見ていただくとして、やっぱりこのイチゴの香りと酸味がこの氷の溶け加減と合うんだよなぁ・・・



最後は「青森県産紅玉りんご」。
こちらも過去のブログをご参照いただくとして、いわゆる「紅玉」の酸味と控えめな甘さ、そして香りの高さが素晴らしく、こちらもおすすめの一杯です。


そごう大宮店の「氷菓処にじいろ」は8月21日までの限定出店なので、そごうでお買い物の際には是非!!