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松尾明トリオ『ベサメ・ムーチョ』

発売まで1ヶ月を切りました。
disk unionの「寺島レコード」第三弾、松尾明トリオの『ベサメ・ムーチョ』。

ベサメ・ムーチョ

「寺島レコード」第一弾の『アローン・トゥゲザー』も以前の日記でご紹介しましたが、今回のアルバムもスゴイ仕上がりです!

レーベルオーナーの寺島靖国さんと同レーベルの音楽監督でトリオリーダーの松尾明さんの渾身の一作です。
「192Kレトロ・フィデリティ・サウンド」というハイファイなんだかローファイなんだか良く分からない名称の音作りで、その名の通り、「新しいのに古い」寺島さんの良く言う「臭ってくる様な」濃いジャズの音が迫ってきます。

この辺りに関しては、現在発売中の「ジャズ批評 2008年 07月号」でレコーディングレポートを書かせて頂いたので、そちらをご参照いただければ幸いです。

尚、上記ジャズ批評の最新号では他にも2つ程、記事を書かせて頂きました。もしよろしければ「ご購入」下さいませ。(笑)


兎にも角にも、松尾明トリオの「ベサメ・ムーチョ」、寺島靖国さんのジャズ論を体現した逸品です。
早く発売にならないか、オイラは楽しみで仕方ありません。
尚、アナログ盤も限定発売とのことですので、アナログレコード愛好家の方も必聴です!



ちなみに、同アルバムにはジャズボーカリストのMAYAさんも1曲だけ参加しています。
MAYAさんも「寺島レコード」から年内にCDをリリース予定。
非常に楽しみです。

尚、承諾を得てMAYAさんの2ndアルバムリリース時に配布されたプロモーションビデオをYouTubeにアップロードしました。
もしよろしければこちらもご覧下さいませ~。



また、ジャズ批評社から発売中の「MAYAのすべて」もどうぞよろしく!

MAYAのすべて

アース

アース

昨日、「earth」のBlu-rayが届いたので早速観てみた。





・・・・・スゴイね、これ。
ディープ・ブルー」も凄かったけれど、この「earth」は地球全体の自然のダイナミックさを体感できる程、素晴らしい映像がてんこ盛り。


これは是非、大画面でジックリと見てもらいたい作品です。
もちろん、Playstation3やBlu-rayレコーダーを持っている人はBlu-rayで観て欲しい!
大画面で観るとダイナミックな映像、動物の毛並みや空気まで見えてきそうな映像の精細さがビンビンと伝わってきます。

また、「どうやったらこんな映像を撮影できるんだろう」と素朴にビックリしてしまえる映像美も十分に堪能できます。
本作は映像を繋ぎ合わせる、音楽を入れることで映像としての道筋が出来ているという点ではストーリーが存在しますが、いわゆる「お涙ちょうだい」ストーリーは存在せず、淡々と現実を写しています。
これが・・・なぜか観ていると心に沁みてくるものがあるのです。

本作を製作したBBCが「ガラパゴス」というガラパゴス諸島に特化した作品も制作しています。
コチラも非常に興味深い作品なのですが・・・なぜBlu-ray化されていない!
もしBlu-ray化されたらすぐに買うのに・・・。


それにしても、この手の作品は今、ほとんどがBBC等の海外放送局の製作。
是非、NHKにもこのような「公営放送」ならではのジックリと時間と予算を掛けた、世界に誇れるドキュメンタリーを作っていってもらいたいものです。
(シルクロードなんかは素晴らしかったけれどね・・・)
NHK、最近のドキュメンタリーはCGに頼ったものになっている感じがしてチョット、残念なのです。






さて、ここからは政治ネタでハズかしいので小さめに。

今、「朝まで生テレビ」で裁判員制度について討論されています。
テレビ朝日は「もし裁判員制度が始まったら参加したいか?」と、視聴者の意見を求めているけれど、「したい」とか「したくない」と言う問題ではないのでは無いでしょうか?

日本国民はこれまで、政治にせよなんにせよ、「他人任せ」をし過ぎて来たのではないでしょうか。
「行政」は市町村議会議員、都道府県議会議員、国会議員に任せきり、自分たちの責任を議員達に一任して自分たちは関わらない。
広い意味で「税金を払っている」ということで責任を負っているとされているけれど、それって、「金を払っているんだからもう関係ない」という責任放棄の意識に繋がっていないでしょうか。

「国防」に関しては自衛隊に責任を押し付け、自分たちで「国」を守ることを放棄しているとも考えられます。
これも「払った税金で国を守る人間を雇っているのだから」と、国民個人が国家を守ることを放棄しているとも考えられます。
もっとも、だからと言って「徴兵制」が正しいと言うつもりもありませんが・・・

要するに、日本国民は「国家」の運営に対して「金」を払うことで直接関わることを放棄して来たのではないでしょうか。
今回の「裁判員制度」は、犯罪者を裁くと言う以前に、司法と言う国家の運営に関わる重要事項に国民個人が関わる良い機会なのではないかと感じます。
そう言う意味で、この裁判員制度がうまく運用されれば、裁判員制度を通して国民個人個人が「国家」の運営に携わり、その他の国家の運営に対しても関心を抱くことができる様になるのではないかと感じています。

なので是非、裁判員制度は「国家」や「行政」の責任が問われる裁判にも適用できるよう、法律改正を強く願っています。

トマトジュース

オイラはトマトジュースや野菜ジュースが大好き。
昨今のヘルシーブームに乗っている様な「無塩」のトマトジュースや野菜ジュースなんて大嫌いだ!
塩味があって初めての「旨味」じゃろが!!
味付けされていないトマトを薄めた様な汁なんか誰が買うかっ!!
だったらトマト丸かじりするわい!!

てなわけで、最近スーパー等で「無塩」が幅を利かせている売り場に腹を立てながらも、こんなトマトジュースを飲んでみました。

トマトジュース


DEAN & DELUCAの「ミニトマト20個分のトマトジュース」です。

もうね、見るからにドロドロなんですよ。
で、ちゃんと「塩」が入ってる。
80mlしか入っていないのに294円もすると言う超セレブ仕様なのですが、トマトジュース好きとしては外せません。


で、これでもか!という程よく振り、瓶のふたを開けて一口グビリ・・・


ほ、ホゲェっ!!
何じゃコリャぁ~!!

もうこれ、トマトジュースと言うよりも特濃ケチャップというかトマトの水煮を潰して濃縮したと言うか・・・なんかすげぇ!

口に含んだ瞬間、トマトの強烈な甘さが口いっぱいに広がります。この濃さと言うか、甘みはミニトマト特有の味。
そして後からジックリと塩味が効いてくるのですが、決して塩味は濃くなく、むしろ甘みを引き立てる為の隠し味として作用しています。
塩キャラメルなんかよりも主張しない塩味という感じでしょうか・・・。


う~ん・・・・美味しい。

美味しいけれど・・・チョット・・・セレブ寄り過ぎかなぁ・・・(笑)


さてさて、本日お薦めのCD&DVDはコチラ↓
ぼくはくま(DVD付) / 宇多田ヒカル
for J.G.「ジャズジャイアンツに捧ぐ」 / 角田健一ビックバンド