いつもかーくんブログを読んで下さり

ありがとうございます
虹sayang-mamaです


私のブログは…
2021年4月4日【進行性膵臓がん】のため
天国へ旅立った愛するパパの人生記です
パパが伝えたかった大切な事や死別後の

私の心境や生き様も含めて綴っています

宝石紫












パパが亡くなってから



私は

ご飯が食べられない時期があった




しかし

食べなければ当然お腹は空く




食べよう!と一瞬思うが

気持ち的にやはり食べられない



精神が病んでる時は



例えお腹が空いても

空いたように感じない事が多い



勝手に

お腹がグーグー鳴ってるのだ



あぁ…

食べないとダメだな〜



そう思って食べようとするが…



そんな時に限って


パパは亡くなる1ヶ月前から

全く食べられなかった事を



思い出してしまう自分がいた



それを思うと余計に食べられない




ある時…


どんなにパパが苦しかったのか


ご飯が食べられない苦しみを

どうしても知りたい自分がいた



だから試してみた

注意良い子は真似しないで下さい!!




結果…


5日間が限界だった!!



お水だけで5日間過ごしたら



幻覚を見るようになった



とてもじゃなく1ヶ月も

耐えられるはずがないと痛感した



パパは

どんなに苦しかったか…



いつも


リビングのソファーの右端に

ちょこんと座っていた



そう

パパの定位置だ




そこから

私や子供達がご飯を食べるのを

嬉しそうに見ていた




私や子供達が気を遣って

自分達の部屋で食べようとすると




パパは悲しそうな顔をして


ここで食べてほしいな💙


そう言っていた




肩の骨が飛び出て

ガリガリに痩せ細っても


それでもずっと笑顔だったパパ



その人の立場にならないと

本当の苦しみは理解できない


その通りだと思った



5日間食べずに過ごした時


パパは食べたくても食べられず

 

私達が美味しそうに食べる姿を

見る事で満足していたんだ



一緒にあの席に座って

食べているつもりだったんだ



そう思ったら

涙が止まらなくなってしまった



私… 何してるんだろう…



苦しいから…辛いから…

ご飯が食べられないなんて



そんな自分が

情けなくて仕方なかった



死別したから


苦しくて悲しくて辛くて


ご飯が喉を通らない…



凄く贅沢な悩みなんだと思った





それ以来


例え1日に1食でも

きちんと食べるようにした



3食は食べられない

2食も気が進まない



1食だけはどんな事をしてでも

有り難く頂く事が出来ている




亡くなったパパの分も



食べるとか

生きるとか


そうではなく


自分の為に


ちゃんと食べて

ちゃんと生きる



そうする事で

天国のパパは一番喜んでくれる



誰かのためではなく




自分のために🧡