いつもかーくんブログを読んで下さり

ありがとうございます
虹sayang-mamaです


私のブログは…
2021年4月4日【進行性膵臓がん】のため
天国へ旅立った愛するパパの人生記です
パパが伝えたかった大切な事や死別後の

私の心境や生き様も含めて綴っています

宝石緑













膵臓がんが見つかった時



パパは

余命3か月だった!!




嘘でしょ…


2020年1月から12月までの間



何度か

血液検査・エコー・CTを

行ってきたが



その都度

異常なしだった!!



なのに

余命3ヶ月ってどう言う事⁉️



信じられない気持ちしかなかった



なってしまった事実だけが

私の心に重くのしかかった



この時私は…


パパが本当に死んでしまったら


パパを診察した医師と病院を


訴えてやる!!


そう心に誓っていた!!




闘病中は


そんな悪魔のような気持ちを

封印していた




検査も何もせず

余命3ヶ月だったなら仕方がない



しかし!!


一年に渡り定期的に検査を

続けてきた結果がこれだ



この時の私は



もはや人間の心を

持ち合わせていなかった




絶対死なせてはなるものかと

必死に治療を続けた



パパは

死に物狂いで闘ってくれた




しかし…


神様はパパを迎えに来てしまった




ちょうど

3か月半が経っていた頃だ




この時


私の中で封印していた悪魔が

目を覚ましてしまった




どうしたらいいの…



パパが…

パパが…


本当に死んじゃったよ…




パパの


死に顔を見続けて


寄り添い続けて


手を握り続けて



分からない事

確かめたい事をパパに問いかけた








パパ…


やっぱり納得出来ないから


検査した医師に

ちゃんと説明してもらう




じゃなきゃ…


納得出来ないよ




『ママ…


パパの運命だから

誰も責めてはいけないよ


あの時は

本当に癌はなかったんだよ』



ふとそんな

パパの声が聴こえた気がした




私はこの負の感情を

手放す事が一番難しかった




今でもたまに蘇ってくるが



パパの言葉を思い出しては

負の感情をその都度手放している




膵臓がんは

見つかった時点で末期が多い

 


腫瘍マーカーもピンポイントでの

膵臓検査でも異常はなかった



違う病院でも検査を行ったが

それでも異常はなかった



でも…


膵臓がん末期だった



思い出すだけで身震いする



運命で片付けるには苦し過ぎる



しかし…



パパは

あんなに一生懸命闘ってくれた



パパの闘った最期の姿を

けして無駄にしないよう



もう憎しみは捨てようと思った




いつまでも憎んでいたら

パパが浮かばれない




そんな事をパパは望んでいない



パパは私に

ずっと笑っていてほしいだけ



だからもう… やめた



私の中にいる悪魔を

断ち切った瞬間だった