娘は週に2回幼稚園、週に2回保育園に通っています。週20時間は無料で、超えた分は園によって異なりますが、1時間あたり5ドル〜10ドルくらいで預けられます。

スクールホリデー中、幼稚園は休みになりますが、保育園は開いているため、幼稚園に通っている時間を保育園に移行できました。おかげで我が家の生活リズムは通常通りでした。
(スクールホリデー中のイベントやアクティビティ)
◆ミュージカルや劇場公演
子ども向けのミュージカルや演劇が多く上演されています。私たちは「リトルマーメイドJr.」というミュージカルを観に行きました。出演者はほとんどが20歳以下で、カーテンコールでは初めてスタンディングオベーションを体験しました。隣を見ると、妻と娘がノリノリで踊っていて、会場全体が高揚していました。役者一人一人が際立つというより、チームプレイで魅せてくれました。主役と脇役の数名は驚くほどの歌唱力を持っていて、感動しました。英語がわからず内容を完全には理解できませんでしたが、生の歌声は心に響き、涙が出るほどでした。やっぱり生の音楽は素晴らしいですね。チケットは一人30ドル弱でお得でした。

◆図書館イベント
読み聞かせや手作りブックマークのワークショップなどが開催されています。この時期外は寒いので、週末には市内の大きな図書館によく行っています。そこではスクールホリデーに合わせてホールが開放されており、普段はないアクティビティ(卓球台、レゴソフトブロック、テーブルサッカーなど)がありました。娘は大きなレゴブロックでお城や椅子を作るのに夢中でした。クラフトも実施しており、ブックマーク作りやドラゴンの切り貼りなどがありました。飽きたら近くの大きな公園にもアクセスできるので、一日中遊べます。

◆ワークショップ
アート、クラフト、料理、科学などのワークショップがあります。「LEGO Show」に初めて行きましたが、雰囲気がよくわかりませんでした。チケットは一人6ドルと安く、妻と娘で出かけました。家族連れでたくさんの人が集まり、やはりLEGOは人気があるようです。一般の方々が作ったレゴの創作物が並んでいて、写真や動画を見せてもらいましたが、そのクオリティの高さに驚きました。参加型のアクティビティもあって、午前中で帰る予定が、結局お昼を挟んで再入場しました。来場者は一人一枚コインをもらい、好きなアーティストに投票できるシステムでした。大人も子どもも楽しめるイベントでした。

◆映画上映
家族向けの映画が上映されています。「マダガスカルミュージカル」がやっていましたが、チケットが完売していたので、次回は早めに予約しようと思います。

次のスクールホリデーには、暖かくなってくるので以下のようなアクティビティを体験したいと思います。
- スポーツキャンプ:サッカー、バスケットボール、テニスなど
- 自然探索:ハイキング、ピクニック、ビーチでの遊びなど
新しい環境に飛び込むと、直感で選択することが多くなります。これまでに経験したことのない状況に直面することが多く、下調べをしても不十分なことがほとんどです。

とりあえず挑戦し、失敗したら次の手を考える。新しい環境では失敗が当たり前だと考えているので、一歩踏み出すことに対する抵抗は少ないことに気づきました。

今回の仕事探しでは、英語が全く話せないという不安と、求人が少なく、応募者が殺到するという厳しい現状がありました。特に冬場はその傾向が強まりました。

履歴書を4通送り、募集がない会社にもメールを送りましたが、全く反応がありませんでした。2週間ほど経った時、「肌感」を思い出しました。

ニュージーランドでは、ビザの申請や家を借りる時、娘の学校の入学など、信頼性を証明するためにレファレンスレター(推薦状)を提出することが求められます。人とのつながりが非常に重要視されていることを感じました。

そこで、日本人コミュニティーを調べ、お茶会のようなイベントに参加しました。初対面で仕事探しの話をするのは気が引けましたが、チャレンジです。数名の方に「英語全く話せませんが、仕事探しています」と話すと、タイミングよく仕事を紹介してもらえました。

ボスの連絡先を教えてもらい、テキストを送ると、次の日から出勤が決まりました。履歴書の提出もなしで仕事が決まるのは珍しいことですが、今回のケースは特別でした。

ボスはニュージーランド人で、合理的で家族を大切にする考え方を持っています。私はこの国と相性が良いようです。


英語は洋楽のBGMのようだ
子どもたちが発する
賑やかな音に耳を澄ませてみる

知ってる単語は耳に残るが
一部分だけを聞き取ろうとせず
全体をふんわり掴む

音の響きをなんとなく心で感じて楽しむ
何か聞き覚えのある場所のようだ
居心地が良く
もっとここに居たい

ここは子どもたちが大好きな夢の国に似ている
なんだか懐かしい
本来の居場所へ戻りたい
太陽の光を浴びて、朝からエネルギーをチャージする。
冬の澄んだ空気の中で朝日を浴びると、心が解放されるような気がする。

今朝、妻の職場まで娘を連れて車で送迎中、
3人で「朝日だ。眩しいね」と言いながら、同じ朝日を眺めた。
ほんの数秒の出来事だったけど、家族が一緒の空間で、同じ景色を見ている。
それが、なんとも言えない幸せを感じさせてくれる。


ニュージーランドに移住して初めての冬を迎えました。
あと2ヶ月で移住から1年が経過します。
日本とは季節が逆で、6月から8月が冬の時期です。
特に7月は寒く、今朝の気温は3℃で、初めて車のフロントガラスが凍っていました。時間がなくて慌てて、フロントガラスに水筒に入っていたお茶をぶっかけて事なきを得ました。

クライストチャーチでは雪が降ることはほとんどないようですが、最低気温は3℃前後と冷え込みます。家の作りのせいか、隙間風が入り込んで底冷えがひどく、家族はエアコンのある部屋に集まって過ごすことが多いです。

冬のウインタースポーツや冬の景色を楽しむこともこっちの醍醐味ではありますが、屋外で過ごすことが億劫になってしまいます。娘は公園が好きなので、付き合いますが遊ぶ時間は短くなりがちです。その代わりに、暖かく設備の充実した図書館をよく利用するようになりました。

当初はホームスクーリングを考えていましたが、家庭学習の時間が持てそうで、楽しそうな小学校を選ぶことにしました。

この小学校には選考があり、応募時には親からのレター1通、娘に関わる方からの推薦状2通、そして娘本人のビデオレターが必要でした。

娘の最近の様子を振り返ることで、新たな気づきや発見がいくつもありました。こちらに引っ越した当初は、彼女の行動を細かく観察し、一緒に過ごす時間も多かったので、彼女について聞かれてもすぐに答えられました。しかし、今回、幼稚園や家庭での彼女の様子を思い出すのに時間がかかり、「慣れ」に気づけたことに感謝です。

また、妻の意見にも耳を傾けることで、自分とは違う視点を認識できました。これからは、3人の思いの真ん中を見つけて選択していきたいと思います。
妻との話しを終えた後は、新しい道に踏み出す挑戦のような高揚感が心地よく、未来のことを想像することにわくわくしました。


以下は親のレターで5つの質問に答えた。

1. What is your understanding of our Special Character and what will it mean for your child?
学習者と家族、学校が連携して、個人に合わせた学習内容やペースで学習を勧められるところが魅力的です。学校は常にオープンで、保護者の関われる場面も多く、学校と家庭の連携がとりやすいと感じました。本人がどんな学習をどのように取り組んでいるのか、保護者として把握したり積極的に教育活動に参加したりしたいです。また、家庭での時間や学習も大事にしていきたいので、時間やスケジュールに柔軟な対応をしてもえらえる点も、私たちにとって貴重です。

2. What are your child's passions and interests?
娘は、特に最近友だちとのかかわりを積極的に求めています 。初めての相手でも、自分から遊びに誘ったり気の合う仲間と遊びを通して関係を深めたりすることが好きです 。
また、身体を使った活動も好きで、遊具で色々な動きを試したり、音楽に乗って自分で創作ダンスをしたりします。以前からずっとバレエを習いたいといっていたので、去年から教室に通い始めました。他には、ファッションにも興味があり、洋服、靴、バック 、髪型など自分の好みがはっきりしており、毎日
自分の着たい服を選んで幼稚園に通っています 。好きな遊びとしては、人形でごっこ遊びや 、お絵かき、工作です。段ボールや折り紙で人形の家を作ったり、紙の人形や人形の洋服を作ったりすることに熱中することが多いです 。

3. What are your child's strengths and challenges?
娘の強みは、環境に適応するのが早いことです 。これまで日本でも何回か引っ越しをしたり、ニュージーランドにも去年の9月に移り住んできたりしましたが、身体的にも精神的にもタフな一面がありその場にすぐに適応することができました。ニュージーランドに来てからは、新しい幼稚園やプレイセンター、バレエ教室にも通いはじめ、新しい場所や人間関係もスムーズに受け入れることができていました。
彼女はシャイな一面もありますが、人と関わることが好きなので自分と気が合う人を選び、遊びのためにコミュニケーションをとろうと行動に移します 。言葉の壁を少し心配したこともありましたが、第二言語である英語に対して抵抗感をもっておらず 、相手に合わせて日本語と英語に使い分けをしています。最近は英語もだいぶ上達し、自信をもってコミュニケーションをとっている様子です。

4. What gives you confidence that your child will be a successful (learner at Ao Tawhiti) leader of their
own learning?
これまで家庭での生活や家族とのつながりを大事にして娘を育ててきました。それが基盤に娘は自分自身や家族を愛するという気持ちを育んできたと思います 。だから、これからも自分が好きであるという気持ちを変わらず持ち続け、さらに大きな社会へ飛び込んで行っても家庭と学校が連携しながら本人をサ
ポートしていける環境を大事にしていきたいと考えています 。それがこの学校では実現できる場所であると確信していています。学校と家庭が連携して個人に合わせたカリキュラムを提供してくれる環境で娘が学ぶことができるなら、それは彼女の強みを最大限に活かしてくれるはずです 。他人と比べることをせ
ず 、彼女の無限の可能性を広げてくるこの学校でなら、娘は安心して自分のやりたいことや信じる道に積極的に進むことができると信じています 。

5.Parental partnership is an integral part of Ao Tawhiti. What has been your involvement in your child's
education to date? How do you see yourself being actively involved at Ao Tawhiti?
日本に住んでいた時は、プレイセンターに似た園に娘を通わせていたので、保護者が保育園の運営に関わる業務を分担して行っていたました。例えば、園の草むしりや畑の整備、手作りのおかずの提供、季節や特別行事のサポート、保育当番で子どもたちの保育もやっていました。また、月に1回保護者の会議があり、運営面に関する事だけではなく、1 人 1 人の子どもの状況や子どもとの関わり方など、保護者や先生たちと情報共有をこまめに行っていました。保護者全員で協力し、みんなで子どもを育てていこうという理念のもとに携わってきました。
私たちは、家庭と学校の連携は子どもの教育の中でなくてはならないものだと考えます。家庭での娘の様子を共有したり、学校で何か私たちが補助できる役割があったら積極的に関わったりしたいです。また、チャンスがあれば私たちの文化や言語を生徒や職員の皆さんと共有することもやってみたいです。
また、私たちの家庭での役割としては、娘の学習に常に興味をもち、娘と一緒に考えたり学んだりする気持ちをもち共に成長していきたいです。休みの日などは、娘の興味のあることや場所に家族で出かけたり体験したりして、彼女の学びをさらに深い学びにできるようサポートしていきたいです。
最後に、私たちの1番の願いは、彼女の母国の言語や文化を家族で育み、自分自身を愛し、日本人であることを誇りに思ってほしいということです。それから、様々な人種や言語の人たちのかかわりを通して、相手を受け入れ、「みんながみんな違っていい」を理解し、それを素晴らしいと思える心を育ててほしいということです。

 今年は6月24日の金曜日がマタリキの日として、マオリの新年を祝う日とされています。
冬の到来とともに、牡牛座のプレアデス星団(日本では昴=スバル)が北東に輝く新月の日に行われるそうです。

イベントでは、スープを飲んでお祝いするのが一般的なようです。娘の通う幼稚園では、各自夕食を持ち寄り、星空をイメージした園内で食事を楽しみ、雑談を交わします。
我が娘は仲が良いアジア系の家族と同席しました。私は好奇心旺盛な性格で、興味を持った相手にはすぐに質問攻めに。妻が通訳をしてくれると、ますます情報が増えていきます。

初対面とは異なる一面を発見した時の喜びは格別です。話が終わる頃には、奥様が最近YouTubeで料理チャンネルを始めたと教えてくれ、プロ並みの腕前に驚きました。新しい挑戦に刺激を受けることができ良き交流となりました。
日本で娘の歯の治療を続けていましたが、彼女が診察を嫌がるために中途半端な状態で海外に渡りました。驚くべきことに、虫歯の進行は想像以上に早く、保険やビザの問題もあって、歯科医療費が高額になることがわかりました。

ちなみに、永住権や2年以上のビザを持っていれば、18歳未満の子どもは公立の歯科サービスを無料で受けられます。しかし、私たちは条件を満たしておらず、治療費は全額自己負担となりました。現地の病院に問い合わせたり、日本への一時帰国も検討しましたが、結局無職だった私が働くことで資金を工面することにしました。

最初の歯医者では問診とレントゲンを受け、その後、子ども専用の歯医者を紹介されました。紹介先の歯医者では、虫歯が神経に達しており、2本の抜歯が必要で他にもいくつかの治療が必要と言われました。年齢を考慮して、全身麻酔で短時間の手術が最善と提案され、私たちも同意しました。娘が歯の痛みで夜泣きをしていたため、早急な治療を希望しましたが、手術日は1ヶ月後となりました。その間、歯茎が腫れて薬を処方されました。

手術当日は、予想以上に状態が悪く、4本の抜歯と銀歯の詰め物4カ所の処置が行われました。術後、頬は腫れ、抜歯した箇所からは長時間血が滲んでいました。麻酔から覚めた後は口の違和感で数時間泣いていました。5歳の娘に全身麻酔、痛み止め、4本の抜歯、銀歯の処置を受けさせることになり、親として情けなく悔しい気持ちでいっぱいでした。

しかし、過ぎたことを悔やんでも仕方ありません。自分を責めてもエネルギーが減るだけです。この現実を受け入れ、今できること、痛がる娘のそばにいて体をさすり、痛みの緩和を願うことに集中しました。

数時間後、娘の痛みは和らぎ、軽食が取れるようになりました。笑顔で遊ぶ姿を見ると、ただ生きていることの喜びを感じました。

今回の歯科治療は、私にとってネガティブな出来事でした。夜泣きする娘を見るのは辛く、高額な治療費を考えるのも憂鬱でした。お菓子や糖質に気を使っていたのに、虫歯が進行したことで、これまでの生活習慣を見直さざるを得ませんでした。

自分を責めることなく、落胆した気持ちを受け入れたことで、少しずつ気持ちが切り替わり始めました。ネガティブな出来事にも学びやメッセージがあるはずだという思いが、前向きな気持ちを引き出してくれました。

家族に対して薬をなるべく使わない方針でしたが、痛みを和らげるためには必要な時には使うことにしました。手術までの1ヶ月間、痛み止めがあることで安心して過ごせました。

高額な治療費への不安も、「お金と向き合う時期が来た」と腹を括りました。お金もエネルギーなので、良い循環を作ることを意識しました。切羽詰まった状況で行動した結果、数日で仕事が見つかり、食事の改善に本気で取り組むことにしました。

かかった治療費

- 初回の歯医者:問診とレントゲン代 80ドル
- 初回の子ども専用歯医者:問診 200ドル
- 歯茎の腫れ、問診と薬代 80ドル
- 手術と麻酔代 6,300ドル
- 子ども専用歯科医師:1,500ドル

合計約8,160ドルかかりました。

全ては人生の学びです。そして、話しのネタがひとつ増えました。
ニュージーランドでは、5歳の誕生日を迎えると小学校に入学できます。
6歳からは義務教育が始まるため、その前に小学校に入学する必要があります。
最初はホームスクーリングも考えましたが、特色のある小学校を選ぶことにしました。

選んだ学校では、教師と保護者と協力して、子供一人ひとりに合った学習計画を立て、個別の指導を進めることができます。
私たちの最大の希望は、ホームスクーリングと通学を半々でできることでしたが、この学校はその理想にかなうかもしれません。また、家庭での学習のために、平日に学校を休むことも認められています。保護者の協力が不可欠で、積極的に教育活動に参加することが求められます。

学校へのエントリーを経て、私たちの思いをまとめました。
娘は幼稚園で友だちとの交流を大切にし、音楽に合わせて踊ったり、体を動かすことが好きです。ファッションショーも大好きで、服や靴、バッグ、髪型にも気を使います。また、ごっこ遊びも好きで、マーケットごっこや着せ替えごっこ、人形遊びをします。家では、ドールハウスを作ったり、紙で洋服を作ることが大好きで、絵を描くことも得意です。先生や友だちに手紙を書くのも好きです。

娘の強みは環境にすぐに順応できることです。シャイな一面もありますが、人をよく観察してから友達を選び、誘う能力にも長けています。英語に対する抵抗感がなく、相手によって日本語と英語を使い分けることができます。初対面の相手でも積極的に遊びに誘う姿勢があります。

今後の娘の挑戦としては、英語力を伸ばしたいと考えています。新しい言葉に出会うと、「英語でどう言えばいいのかな?」と聞いてきます。DVDを見るときには自ら英語音声に切り替えて挑戦することもあります。

私たちの最大の願いは、母国の言語や文化を家庭で大切にし、日本人であることを誇りに思ってもらうことです。また、さまざまな人種や言語の人々との交流を通じて、異なることが良いことであり、素晴らしいと感じる心を育んでいきたいと思っています。

これまで家庭での生活や家族との絆を大切にし、娘は自分自身や家族を愛する気持ちを育んできました。だからこそ、今後も自分を大切にする気持ちを持ち続け、家庭と学校が協力し合い、成長を支える環境を大切にしたいと考えています。この学校なら、家庭と連携して娘にぴったりのカリキュラムを提供してくれると確信しています。他人と比べず、娘の無限の可能性を伸ばしてくれる場所であると信じています。

家庭と学校の連携は必要不可欠だと考えており、娘の様子を学校と共有し、学校で役立てられるようなサポートも積極的に行いたいです。また、文化や言語の交流があれば、その機会をともに楽しみたいと思っています。私たちの家庭の役割として、娘の学びに常に興味を持ち、一緒に考えたり学んだりすることで成長を支えていきたいです。
休日には、娘の興味があることや訪れたい場所に家族で出かけ、学校での学びを深めるサポートをしていきたいと思っています。
普段は週3日(週16時間)保育園での実習に通い、それ以外の日は大学の課題に取り組んでいます。
ざっくりとしたタイムスケジュールは以下の通りです。

週2日は自宅学習の日です。
* 8:30 娘の送迎
* 9:00-15:00 自宅学習、余暇
* 15:00 家族と過ごす

週3日は実習の日です。
* 8:45 家を出発
* 9:00-14:00 実習
* 14:00-17:30 図書館で自習
* 18:00 帰宅

ただし、課題の進捗状況によって時間は多少前後することがあります。

学生期間は1年1ヶ月で、早い段階で残り半年となりました。
勉強の進め方は、現場実習に重点を置いています。週16時間は実習に費やし、フルタイム実習は4回あります。それぞれ20日間(1日6.5時間)行われ、さらに2回は新しい保育園での実習も含まれます。

フルタイム実習では、マットタイムを担当し(1日約30分のアクティビティ)、大学の指導者が観察に訪れたり、通常の課題とは別にフルタイム用のレポートを提出します。

加えて、レポートなどの課題提出は1ヶ月半のペースで行われます。妻の最大の悩みは課題の提出です。英語力が現地の人々よりも劣っているため、レポートの執筆に苦戦しています。時間がかかりすぎてしまい、提出はいつもギリギリの状態です。前回は「締切直前に慌てた」と口にしていました。
フルタイム実習と課題提出が重なると、非常に過酷です。

妻が保育士の資格を取得すると、家族でニュージーランドに移住するためのビザが取得できます。ニュージーランドでは保育士の需要が高く、資格さえあれば就労ビザが容易に取得でき、永住権の取得も可能です。また、オーストラリアでも保育士不足が報告されており、ニュージーランドよりも待遇が良いとされています。こうした選択肢が広がることもあります。

妻の立場から見れば、ニュージーランドでの生活は容易ではなく、時には過酷に感じることもあるでしょう。しかし、私の視点からは、彼女は日々の様々な課題に対して、冷静に取り組んでいるように思えます。彼女は地道に努力し、着実に進んでいくタイプの人間です。
一方、私の行動や感情は不安定で、振れ幅も大きいと感じます。

「夫婦は二人で一つ」とよく言いますが、まさにその通りだと感じます。


家族だからと甘えは禁物

常に感謝の気持ちを忘れず

それを言葉や行動で伝えていきたい

今置かれている環境や状況に満足できず

何を追い求めていたのだろうか

追い求めた先は空っぽだった

しかし着実に一歩ずつ進んできたから

今がある

今この瞬間を味わおうと覚悟を決める
ニュージーランド移住に際し、車社会、自然満喫を楽しみたいと考え、車の購入を計画していました。

しかしながら、現地に来てみるとガソリン代が高額であることがわかりました。レギュラーガソリンは1リットルあたりNZ$2.8前後であり、日本円に換算すると約260円です。
妻の学生期間は1年ほどであり、環境にも配慮しつつ、電気自動車の検討も含め、当面は車を持たない生活を選択することにしました。


市内移動にはバスや自転車を利用し、その利便性には満足しています。
バスは特に便利で、「メトロカード」と呼ばれる交通ICカードを事前にチャージしておけば、毎回切符を購入する手間が省けます。
また、移動手段やルートの検索には「Googleマップ」アプリが役立ちます。料金に関しては、大人の場合、1日の最大利用料金は$4であり、それを超える金額は請求されません。

近隣への外出には自転車を利用し、少し遠出や買い物にはバスを活用しています。
もちろん、車がないことによる不便さも感じます。
大きな荷物を運ぶことや、娘が眠ってしまうこと、バスの時間制限による移動時間の増加などが挙げられます。
特に、自然が豊かな場所へのアクセスが難しい点が課題です。

移住の主な目的であった自然を満喫することから逸れ、我慢することが多くなってしまいました。

私の夢の一つは「キャンピングカーで家族と旅をする」ことです。
しかし、レンタル会社の制約や予想以上の料金により、その夢は一時中断されています。

最近、友人がキャンプ仕様に改造したファミリーカーを所有しており、大型車でなくても快適に過ごせることを知りました。
この出来事が私の気持ちを変えました。

中古車を検索するために、Facebookのマーケットプレイスやトレードミー、そして「ニュージー大好き」というサイトを利用しました。
特にマーケットプレイスは気に入っており、個人間での取引が可能でありながらも、Facebook内の機能を利用することで安心感があります。
実際、こちらで中古車を購入しましたが、売り手と直接会い、車を試乗し、取引を行いました。
事前に待ち合わせ場所や時間について何度かメッセージのやり取りを行い、取引は20分程度で成立しました。

価格は様々であり、キャンプ仕様に改造された車もありました。
改造車の多様性により、具体的な家族旅行のイメージが湧きました。

ニュージーランドでは日本車がよく見かけられ、10年落ちや走行距離10万キロ以上の車も一般的です。

車の維持費については、軽自動車並みのコストパフォーマンスだと感じます。
「Rego」とは自動車の登録を行う制度であり、車両の年式や排気量、燃料タイプに応じて料金が異なります。
また、「WoF」は車検制度であり、定期的な更新が必要です。

自動車保険に関しては、日本の自賠責保険に相当するものが存在せず、代わりにACC(Accident Compensation Corporation)という制度があります。
この制度では、自動車事故だけでなく様々な事故での損害を補償してくれます。

保険加入後は名義変更や手続きもオンラインで簡単に行えました。
歯科治療に関して、私の2番目の懸念は治療方法です。

脳に近い大切な歯に麻酔を打ったり、様々な薬を使ったり、詰め物をされることは、非常に違和感や不自然さを感じます。
そのため、どうしても気持ちがモヤモヤしてしまいます。
海外移住してバージョンアップした今の私は、気持ちにモヤモヤがあるときはそのまま見過ごさず、ストップして考えたり行動したりするようになりました。


娘の虫歯について心配していますが、自分の歯のケアを後回しにすることはできません。過去に私は虫歯の治療を何度も受けてきたため、銀歯だらけです。

神経を抜いてしまった歯は一本あり、そこは差し歯になっています。
歯医者に行くのが面倒で、途中で治療をやめてしまい、歯の痛みが出てから歯医者に行くといった経験が学生時代から続いていました。
歯磨きは毎日していましたが、磨き方は適当でした。歯に関しては、歯の痛みと口臭さえなければ関心がありませんでした。


妻は出会った時に矯正をしていて、虫歯になると治療が大変面倒になると言って、朝晩丁寧に磨いていました。
そこで妻が通っていた歯医者を紹介してもらったのがきっかけで、私の歯に対する考え方が変わりました。

そこの病院では、虫歯になる前の予防に力を入れていました。現状の歯の状態を写真やレントゲンで確認し、歯磨き指導や歯のクリーニングを定期的に行い、患者とのコミュニケーションも重視していました。

私が専門家を選ぶときに重要視する点はここです。
予防とメンテナンスに力を入れ、患者とのコミュニケーションを大切にしているかどうかです。
普段のメンテナンス方法や具体的な予防策を伝えることが重要です。
果たして、患者が病院に来院しないことを目標にしている病院はあるのでしょうか。

自分で身体と心の健康を整えるために、調べて試してみることにしました。

まず、不自然に感じていた歯磨き粉を使うのをやめました。重曹、塩、ココナッツオイルを混ぜたものを使い始めました。
最近では、大人用には松葉のカスを混ぜて使用しています。
重曹や塩は研磨の役割を果たし、ココナッツオイルは口腔内の細菌の繁殖を抑える役割があると感じています。環境にもコストパフォーマンスにも優れています。


歯磨きの時間になると、娘も嫌がり、私たちもイライラし、毎日負のスパイラルでした。
虫歯の治療をきっかけに、作戦を立てることにしました。
娘は歯を磨かれる時間が苦痛のようで、歯を磨かせるまでに時間がかかり、じっとしていられませんでした。そのため、歯磨きが楽しいと思えるように、我が家で見るのをやめていたYouTubeをその間だけ見ても良いことにしました。
すると、自ら「歯磨きする」と言い始め、じっくり歯磨きをすることができるようになりました。

私たちも、娘の歯に磨き残しがないかライトを使ってしっかりチェックするようになりました。そして、他人の歯を見ていると自分自身の歯も気になり、自分の歯を意識するようになりました。

身体と心の不調は気づきのサインです。特にネガティブな気持ちになった時は、その気持ちを丁寧に扱うように心がけています。他人のことでも、それに反応したのは自分です。今は、それを自分の課題として認識し、行動することが最善だと思いました。