歯科治療に関して、私の2番目の懸念は治療方法です。

脳に近い大切な歯に麻酔を打ったり、様々な薬を使ったり、詰め物をされることは、非常に違和感や不自然さを感じます。
そのため、どうしても気持ちがモヤモヤしてしまいます。
海外移住してバージョンアップした今の私は、気持ちにモヤモヤがあるときはそのまま見過ごさず、ストップして考えたり行動したりするようになりました。


娘の虫歯について心配していますが、自分の歯のケアを後回しにすることはできません。過去に私は虫歯の治療を何度も受けてきたため、銀歯だらけです。

神経を抜いてしまった歯は一本あり、そこは差し歯になっています。
歯医者に行くのが面倒で、途中で治療をやめてしまい、歯の痛みが出てから歯医者に行くといった経験が学生時代から続いていました。
歯磨きは毎日していましたが、磨き方は適当でした。歯に関しては、歯の痛みと口臭さえなければ関心がありませんでした。


妻は出会った時に矯正をしていて、虫歯になると治療が大変面倒になると言って、朝晩丁寧に磨いていました。
そこで妻が通っていた歯医者を紹介してもらったのがきっかけで、私の歯に対する考え方が変わりました。

そこの病院では、虫歯になる前の予防に力を入れていました。現状の歯の状態を写真やレントゲンで確認し、歯磨き指導や歯のクリーニングを定期的に行い、患者とのコミュニケーションも重視していました。

私が専門家を選ぶときに重要視する点はここです。
予防とメンテナンスに力を入れ、患者とのコミュニケーションを大切にしているかどうかです。
普段のメンテナンス方法や具体的な予防策を伝えることが重要です。
果たして、患者が病院に来院しないことを目標にしている病院はあるのでしょうか。

自分で身体と心の健康を整えるために、調べて試してみることにしました。

まず、不自然に感じていた歯磨き粉を使うのをやめました。重曹、塩、ココナッツオイルを混ぜたものを使い始めました。
最近では、大人用には松葉のカスを混ぜて使用しています。
重曹や塩は研磨の役割を果たし、ココナッツオイルは口腔内の細菌の繁殖を抑える役割があると感じています。環境にもコストパフォーマンスにも優れています。


歯磨きの時間になると、娘も嫌がり、私たちもイライラし、毎日負のスパイラルでした。
虫歯の治療をきっかけに、作戦を立てることにしました。
娘は歯を磨かれる時間が苦痛のようで、歯を磨かせるまでに時間がかかり、じっとしていられませんでした。そのため、歯磨きが楽しいと思えるように、我が家で見るのをやめていたYouTubeをその間だけ見ても良いことにしました。
すると、自ら「歯磨きする」と言い始め、じっくり歯磨きをすることができるようになりました。

私たちも、娘の歯に磨き残しがないかライトを使ってしっかりチェックするようになりました。そして、他人の歯を見ていると自分自身の歯も気になり、自分の歯を意識するようになりました。

身体と心の不調は気づきのサインです。特にネガティブな気持ちになった時は、その気持ちを丁寧に扱うように心がけています。他人のことでも、それに反応したのは自分です。今は、それを自分の課題として認識し、行動することが最善だと思いました。