12月22日付ドイツのDie Weltにイラクの女子サッカーについての記事が載っていた。
イスラムといっても様々だ。
最も厳しいサウジアラビアではサッカーはおろか女性のスポーツは禁止に近い。
保守的で一見厳しそうに見えるイランは服装規定が厳しいだけで、実はサッカーや女子スポーツ自体は奨励されているようなのだ。
ヨルダンやUAEなどでは女子サッカーがある。アフガニスタンでもアメリカの影響のもとで女子サッカークラブが結成され、南アジア選手権で3位の成績を収めた。
バグダッド大学内での女子サッカー©Rainer Hennis
今回のレポートのイラクでは、アメリカの影響で民主化が進みつつあるといわれるが、どうも女性のサッカーは認められていないようだ。
バグダッド大学の塀の中では、女子学生はサッカーができるようだが、それでも家族への報復を恐れている、と記事には書かれている。
これを推進しているのはSamira Al Attabi教授で、運動生理学の博士。
彼女は、女性の社会の社会参加の促進の一環と女子のサッカーをとらえているとのこと。
屋内ではなんとか一校だけでなく、対抗戦ができるまでになったとのことで、何とか全国大会をできるまでにもっていきたいとのことだ。
イスラムと女性とサッカー その1その2その3その4その5その6その7
エンディングは映画「フェアゲーム」イラク戦争の嘘を発表した報復で夫人がCIAということを明かされ大問題になった実話に基づく映画
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