『ピーターとアリス』観てきました。とても不思議なお芝居でした。そして、とても興味深い内容でした。
ピーターパンにも、ふしぎの国のアリスにもモデルがいたなんて、全然知らなかったし、僕が知っているのは、あの話の中だけの二人であって、あの話の前と、後の事は全然知らない。そしてその事を改めて、目の前につきつけられた感じがしました。 丁度今、オリンピックをやってましたが、金メダルを取った今をテレビで放映して、僕らはそれを観て一喜一憂していますが、それまでの苦悩や練習の事は知らないし、金メダルを取ったこれからの事も多分しならいのだろう。きっと世の中はそんなもんなんだろうけど、よくよく考えるとその前もその後もその人の人生はあるわけで、ピーターパンだってアリスだってそれは同じ事。そう考えると、当たり前だけど、あまりに知らないことが多いんだなぁと、思いました。 《概要•ストーリー》 本作は、トニー賞やオリヴィエ賞で数々の受賞歴を持つマイケル・グランデージの演出によって、2013 年にロンドンウエストエンドで初演。 脚本は、世界を熱狂させたミュージカル『ムーラン・ルージュ!』や映画「ラストサムライ」「007スカイフォール」など多数の名作を生み出したジョン・ローガンが書き下ろしました。 世界中で愛される名作「ピーター・パン」と「不思議の国のアリス」。そのモデルとなった2人が、奇しくも数十年後に出会い、現実と幻想を交錯させながらそれぞれの辿った人生を赤裸々に語り始める。演出は、『夜への長い旅路』『MISHIMA~班女~』『陽気な幽霊』ほかを手掛けていきた熊林弘高。翻訳は、直近『インヘリタンス-継承-』『陽気な幽霊』などで熊林とタッグを組む早船歌江子。オンラインの映画ストリーミング サービス 不思議の国のアリス役を演じるのは、独特の存在感と繊細な演技で映画・ドラマ・舞台と幅広く活躍し続ける古川琴音。ピーター・パン役は、キャラクターの多面性を巧みに表現する若手実力派俳優の青木 柚。また、「不思議の国のアリス」の作者ルイス・キャロル役として、重厚な演技で作品を支える名バイプレイヤーの飯田基祐。「ピーター・パン」の作者ジェームズ・バリー役には、映像や舞台などジャンルを越えて柔軟な芝居で観客を魅了する岡田義徳。さらに、一昨年「仮面ライダーギーツ」で主役を務め、本作が初の舞台出演となる簡秀吉。「ピーター・パン」のモデルとされる人物ピーター・ルウェリン・デイヴィス役には、高い身体能力と瑞々しい感性から若き才能として高く評価されている劇団EXILEの佐藤寛太。そして、「不思議の国アリス」のモデルとなったアリス・リデル・ハーグリーヴス役に、今年、芸能生活55周年を迎える麻実れいが出演。
1932年、ロンドンのとある書店で開催された「ルイス・キャロル展」の開幕式で、 アリス・リデル・ハーグリーヴス(当時80歳)と、ピーター・ルウェリン・デイヴィス(当時35歳)は出会う。 永遠の子どもとして物語に刻まれた2人は、そのとき一体何を語り合ったのか。 現実の世界に”ピーター・パン”と”不思議の国のアリス”が登場し、 過去と幻想が複雑に交錯してゆく。 大人になった2人が辿り着く、人生の終幕とは――
演出:熊林弘高さんのコメント 「ピーター・パン」と「不思議の国のアリス」。どちらも世界中で長く愛され続けている児童文学作品です。これら物語の主人公ピーター・パンとアリスに、モデルとなる少年と少女がいたことをご存知でしょうか。私自身、モデルの存在と彼・彼女が送ったという過酷な人生について知るきっかけとなったのが、戯曲『Peter and Alice』でした。 人は誰もが、自分でも気づいていない「影」を身の内に持っているもの。普段は目を背けているその「影」に対峙し、乗り越えることで人は成長し歩みを進められる反面「影」に飲み込まれてしまう可能性もある。この作品は、そんな「影」との対話を通して、「文学」に封じ込められた過去を解き放つ物語です。ピーターとアリスの心の変遷を、劇場でともに旅していただければ幸いです。https://www.youtube.com/watch?v=k3GPh1crba0&list=PLu4T5byaYted56c_DheYy-9a9_o2edU6h&t=4s