ケイジのB

ケイジのB

50歳を過ぎて、役者目指してただいま奮闘中です。

 「今、僕は嘘をついている」観てきました。面白かったです。
最初は、お金をかけないホラー映画かなぁ、と思っていましたが、違ってました。(アメリカ映画のゲット•アウトのような)
 でも、違っていて、ポイントは「嘘」で、その嘘が話を膨らませて面白くしている。
 細かな伏線が幾つもあって、見終わってから、ああ、あれがそうだったのか、と思える作品なので、2回観てみるのも良いかもしれない。
「嘘」とは何か!?人は何故「嘘」をつくのか、そもそも映画自体がある意味嘘なのだけれども。。。
 監督が、「嘘」は、本当を引出すツールのような事を言ってましたが、逆の心理からすると、正にそこから本当の気持ちが炙り出されるのかも知れませんね。
 《概要》
 数々の作品の助監督などでキャリアを積んだ浦川公仁の初監督作品。かつての所属劇団が行う“バケモノ伝承”検証の撮影に参加した江藤秀春は、現場でバケモノに遭遇。仲間が次々と襲われ、逃げ出した秀春は警察に助けを求めるが、警察は彼の話を信じてくれず……。出演は数々の舞台で活躍する関口滉人、荒井まい。
 《 ストーリー》
 テレビや映画などで活躍する江藤秀春は、かつて所属した劇団が運営するユーチューブ撮影に参加する。その内容は、とある宿に江戸時代から伝わる“旅人を食う”という“バケモノ伝承”の現地での検証だった。秀春自身はその伝承を信じていなかったが、撮影中にバケモノが出現。仲間たちが次々と惨殺され、逃げ出した秀春は、警察官に助けを求める。ところが、警察官は秀春の話を信じようとしない。宿に残る仲間を助けるため、必死に警察官を説得するが……。












 だるま座 秘密基地の会 「ザ・ダイニングルーム」観てきました。劇団員の方と、ワークショップで知り合って、その人の出るところは、お話を聞いていたので、知っていたのですが、実際舞台になって、演出がされると、こんな風になるのかぁ、と言うのが良く分かりました。

 このお話は、ダイニングテーブルが、舞台の真ん中にあって、17の話が、オムニバスで繰り広げられるお芝居です。
 僕にとっては、好きなお話、そうでもないお話、色々ありましたが、それは見る人によっても異なるので、そういった意味ではオムニバスは外れが無いお芝居ですね。
 ちょっとオシャレだなぁ、と思ったのは、前にある、窓の枠が、お話が進むにつれて、時計にように上手から下手に移動しているところ。物語の進み具合が、それを見ても分かるところが良かった。 あと、一つのお話と、次のお話が、綺麗に分かれるのでなく、舞台上で最初と最後が、重なっている点。一瞬だけ、二つの芝居が演じられている点が、オシャレだなぁ、と感じました。
 ダイニングルームが、「心の故郷」と言うセリフがありますが、そういう物をもって生きて来られることが幸せなのかもしれないと思いました。









 「ひどくくすんだ赤」観てきました。色々な見方のできる映画でしたね。僕は、この戦隊ヒーロー?!サンダーファイブを人気アイドルとみて、その映画を観ました。アイドルグループが、芸能界でどうなっていくのか?!みたいな。。。

 子供たちが凄く純粋で、良かったです。成功者になるのは大変だし、なれなくても大人の力で歪んで育ってほしくないなぁ、とラストシーンを観て思いました。
 《概要》
 かつて自らが持つ特殊能力から地球を守る戦隊ヒーローになり、栄光を受ける人生を送るはずだった男の転落と仲間への贖罪の旅を描いた短編ドラマ。脚本・監督はCMを中心にPVや映画を監督し、短篇「うまれる」が話題となった田中聡。出演は、「シュシュシュの娘」の松澤仁晶、「渇いた鉢」の三溝浩二、「夜明けの夫婦」の金谷真由美。ヒーロー不在の現代日本が抱える闇に切り込み、大人が楽しめる禁断のヒーロー映画。
 《ストーリー》
 交通誘導員のアルバイトをしている58歳の吉田(松澤仁晶)は、目的もなく孤独に毎日を過ごしている。彼はかつて、ヒーロー史上最強の稲妻戦隊サンダーファイブのリーダー、サンダーレッドとして活躍、仲間と一緒に怪人から地球の平和を守っていた。だが、自らの愚かな行動ですべてを台無しにした過去があり、後悔し続けていた。吉田は自分が犯した罪を許してもらおうと、昔の仲間たちへの贖罪の旅に出る。サンダーファイブ解散の衝撃の真実、そしてこの旅に隠された目的とは?



SKIPシティ国政Dシネマ映画祭2024が、先日の日曜日に無事に終わりました。 僕の出演した『昨日の今日』は、受賞とはなりませんでしたが、クロージングセレモニーと、クロージングパーティに参加してきました。
セレモニーでは、審査員の方が、受賞作品についていろいろとコメントを述べていました。残念なことに、なかなかスクリーンで見る事が出来ず、それでもたまたま観に行った作品が、受賞をしたので、嬉しかったです。審査員の評論や、コメントは、聞いていてとても楽しく、勉強になります。成程、プロはそう言うところを見るのかぁ、と思いました。映画は総合芸術なので、観る人によっては色々ですが、それでも一つ大きな柱のようなものが無いと人の心に訴えるものは難しいのだと感じました。そして、評論や、コメントを聞いて、そのぞれの作品を見てみたくなり、配信で拝見しました。審査員の評論やコメントの言っている意味が良く分かりました。再度大きなスクリーンでもう一度見てみたくなりました。 
日本の作品、海外の作品、それも素晴らしく、映画の素晴らしさと、力を改めて感じました。これらの作品が、映画祭の中だけでなく、世の中に飛び立って、一人でも多くの方に観て頂けたらいいなぁ、と思いました。 本当に楽しい1週間強の日々でした。 どうもありがとうございました。 又来年以降も戻ってこれるように精進します。






























 「Ike' Boys」観てきました。エリック・マキーバー監督のエネルギーと思いが詰まった作品でした。
 何と言うか、僕が、子供の頃に観た映画やテレビの世界のような、今考えると手作り!?な感じですが、パワーや、熱意、そして愛情が物凄く感じました。勿論、エリックさんの日本に対する愛情も半端なく感じました。それが嬉しかったです。
 金子監督とのアフタートークもマシンガンのようで漫才様でもあり、楽しかったです。冒頭の会議のシーンは2時間の縛りがあったとか、撮影はコロナの初期の頃とか、色々な裏話が聞けて良かったです。次回作の構想もあるとか、楽しみです。
 『概要』
 アメリカ人のエリック・マキーバーが、愛する日本特撮へのオマージュ満載で作り上げたファンタジー。日本の特撮やアニメを愛するオクラホマの高校生ショーンとヴィクラムは、不思議な力を持つ日本のアニメのDVDにより、スーパーパワーを身に着けるが……。出演は「ブライアン・シンガーの トリック・オア・トリート」のクイン・ロード、「ゴジラ×メカゴジラ」の釈由美子、「タイタニック」のビリー・ゼイン。
 《ストーリー》
 ショーン(クイン・ロード)とヴィクラム(ローナック・ガンディー)は日本の特撮やアニメが大好きなオクラホマの片田舎に住む高校生。スクールカーストの最底辺にいるオタクの彼らの元に、日本からの留学生ミキ(比嘉クリスティーナ)が現れる。ある夜、ショーンが入手したレアな日本のアニメのDVDを3人で鑑賞していたところ、不思議な力を持ったDVDから放たれた電撃を受けて気絶。翌朝目覚めると、ショーンは手からビームを発射、ヴィクラムは超怪力といったスーパーパワーを身に着けていた。特撮好きの2人は大興奮。だがその一方で、ショーンとヴィクラム、ミキの3人は、世界の存亡がかかった陰謀に巻き込まれていく……。