ケイジのB

ケイジのB

50歳を過ぎて、役者目指してただいま奮闘中です。

 『フィクティシャス・ポイント』の舞台挨拶に行ってきました。試写会以来なので、この機会に再度映画を観ましたが、とても難解な映画ですが、二回目に観たら、試写の時より分かり易かったです。パンフレットを読むと、今までとは違う映画に見えますよ、と言って監督からパンフレットをプレゼントされたので、パンフレットを読んで、再度ゆっくり見てみようと思っています。


 映像がめっちゃ綺麗で、インディーズでこのクオリティーは凄いと思ったし、こういう話を映像化できる監督の頭の中がどうなっているのか、見てみたい思いに駆られました。この不思議さを是非皆さんも体験して頂きたいと思いました。

《概要》

 『FRONTIER』(2020/立教大学映像身体学科卒業制作)で京都国際学生映画祭《実行委員賞》を受賞した服部正和が、構想に5年を費やした最新作。各国のジャンル映画を劇場公開してきた映画配給レーベルCinemagoが新たに放つ特集企画「終点なき映画たちRoute:1」にて上映。

《ストーリー》

 久坂部碧(両羽ももか)はある幻影に囚われていた。光に溢れた教室の窓辺で本を読む青年(五十嵐諒)、『漣聖司』と書かれた檸檬色の栞……どれも身に覚えがなかった。だが、碧は突如として、幻影に現れた青年と架空犯罪調査局を巡る連続殺人事件に巻き込まれる。現実と虚構の狭間で事件はエスカレートしていき、やがて真相にたどり着く。鍵を握るのは『フィクティシャス・ポイント』という謎の言葉だった……。






 『女』観てきました。下北沢トリウッドで、「終点なき映画たちRoute:1」と言う企画で、僕の出演している『フィクティシャス・ポイント』と。『Sappy』が同時期に上映されています。自分の舞台挨拶もあったのでその前に上映されている『女』を拝見しました。発想が面白かったです。


 確かに付き合っている彼女とか、友達とか、どれくらいその人の事を知っているのだろうか?!意外と毎日一緒にいたとしても知らない事が多いんだよなぁ、と思いました。それって、ある意味本当にホラーだし、そんな中で、僕らは生活をしているのかも知れない。ネットやコンピューターの発達で、フェイクの精度が上がって行ったら、何が本当で、何が嘘の世界かもわからなくなっていくかもしれない世界の中で、僕らはどう生きて行ったら良いのか?!考えさせられました。

《概要》

 監督・脚本は早稲田大学社会科学部在学中の北野陽太による愛憎と戦慄を描く60分のJスリラー。各国のジャンル映画を劇場公開してきた映画配給レーベルCinemagoが新たに放つ特集企画「終点なき映画たち Route:1」にて上映。

《ストーリー》

 悟とミサは大学生のころから交際していて、悟はプロポーズをしようとしていた。ある日、地元の旧友3人と飲み会を開いた悟は、流れで彼女の写真を見せることに。写真を見たひとりが「4年前まで、この子と付き合っていた」と言い出す。もうひとりも4年前までまったく同じ人物と関係があったという。しかも、悟とミサの交際期間と被っている。しかし、ひとりは大阪、ひとりは千葉の田舎、悟は東京にいた。この名前も容姿もそっくりな4年前の女は誰なのか……?






 『無名の人生』観てきました。不思議な映画でした。前半は分かりやすかったのですが、後半がなかなか、、、、取っつき難かったかなぁ。。。
 子供の時の友達って大切なんだなぁ、と感じました。人生を共にする可能性が大きいから。
 それにしても人生は、その瞬間その瞬間の出来事ではなく、積み重なって続いているから、ある意味怖いなぁ、と感じました。
《概要》
 数々の映画祭を席巻した鈴木竜也による劇場長編デビュー作。「音楽」「JUNK HEAD」に続く、個人制作の長編アニメーション。
《ストーリー》
 仙台の団地でひっそりと暮らすいじめられっ子の彼は、ある転校生と出会い、かつての父親の背中を追ってアイドルを夢見るようになる。そこから図らずも成り上がっていく彼の美しくも悲哀に満ちた人生が、高齢ドライバーや芸能界の闇、若年層の不詳の死、戦争など、数々の問題を背景に描かれていく。
https://www.youtube.com/watch?v=D4D2UpWOgWU








 僕も出演させて頂いた、新鋭 服部正和監督の構想5年、制作3年、公開まで更に1年を要した 魂のデビュー作、空想連続活劇『フィクティシャス・ポイント』が下北沢トリウッドにて5.16(金)〜29(木)公開中です。舞台挨拶などのイベントもあります。チケットのご購入は下北沢トリウッドHPからも可能です。既に座席が埋まり始めております。ご予約はお早めに皆様のご来場を心よりお待ちしております!ちなみに初日二日目と満席でした!!どうもありがとうございました心より御礼申し上げます。

 僕は、5月19日と26日に舞台挨拶をさせて頂く予定です。是非是非会いに来てくださいね。(^_-)-☆


 本作ご鑑賞で下北沢トリウッドにご来場いただいた方に、映画のキーアイテムでもある「オリジナル栞(しおり)」をプレゼント致します。劇中の聖司と同じように、読んでいる本やパンフレットに挟んで使ってください!!文庫本にも雑誌にも丁度いい大きさとデザインにしました!QRコードを読み込むと限定特別映像も観ることが出来ます。映画館やwebメディアなどで一切公開されていないレアなものになります!!

※無くなり次第終了となりますのでお早めにどうぞ!!

 そして本作のパンフレットを劇場窓口で販売します○出演者/スタッフのインタビュー○監督によるプロダクションノート(約2万字!!)○メインキャストによる対談 など『フィクティシャス・ポイント』の全てが詰まった究極の一冊!きっと、いろんな感想を抱く思います。解釈も十人十色。はじめに断っておきますが、だからこのパンフレットは答え合わせではなく、想像をもっと拡げられるものにしました。観る前に読んでも、観た後に読んでも楽しめる一冊になっています。美術の山本舜とともに生んだもう一つの『フィクティシャス・ポイント』です。

 詳しくは劇場HPをご確認ください。

#下北沢トリウッド HPをチェック!

tollywood.jp

https://tollywood.jp/coming/67c80e770d392e268bfb6288












 『ら・かんぱねら』観てきました。めちゃくちゃ良かったです。満席でした。この映画、僕がいつもお手伝いをしている秋田十文字映画祭でも上映された作品です。映画の中で、「夢があれば生きて行ける」と言う言葉がありましたが、夢は生きて行く上でのエネルギーになるんですね。それは歳をとればとるほどです。しかもその夢を自分の夢だけでなく、人の夢でも、その夢が生きる力をもたらしてくれる。それを気付かせてくれた映画でした。

 観客の半周以上が50代以上の方でしたが、きっとこの映画からパワーをもらったのではないかと思います。人はいくつになっても夢を持つことが出来る。そして夢を持ては、それが生きる力になる。夢のある人生を送りましょう!!(^_-)-☆


《概要》

 有明海の海苔師・徳永義昭さんが独学でリストの超難曲『ラ・カンパネラ』のピアノ演奏を成し遂げたという実話を元に、人生を賭けた中年男の挑戦と、彼を支え続けた家族の愛情、そして友人や仕事仲間との絆を描く。「硫黄島からの手紙」「不思議の国のシドニ」など、国内外で活躍する伊原剛志が主演、1日6時間もピアノを猛特訓して実際に「ラ・カンパネラ」を演奏した。共演は、南果歩、大空眞弓、不破万作、緒方敦。「さよなら、クロ」「野球部員、演劇の舞台に立つ!」などの映画プロデューサー、鈴木一美の初監督作品。

《ストーリー》

 佐賀県有明に生きる52歳の徳田時生は、海苔師になって30余年、今年もまた繁忙期が終わった途端、気が抜けたようにパチンコに明け暮れていた。最近、時おり迷いや不安が過る。海苔師の仕事は自然との闘い。日照りや台風などの災害に大きく左右される。加えて会社の資金繰りなどもあり、ストレスがたまる毎日だ。有明の海苔漁の繁忙期は9月中旬から翌年の3月までの半年間。よって4月から8月の暑い時期は暇なのだ。そんな7月半ばのある日、パチンコですっからかんになった時生は、つけっぱなしのテレビから、激しい情熱的なピアノの音色を聞き、衝撃を受ける。「オイもこの曲を弾いてみたか!」。かの有名なフジコ・ヘミングが弾くその曲は、プロのピアニストもひるむほどの難曲、フランツ・リストの「ラ・カンパネラ」だった。それまで音楽とは無縁の人生を歩んできた時生は楽譜すら読めず、妻や息子からは猛反対される。だが、時生は楽譜を購入し、ピアノに向かって1日に4時間、長いときは8時間も練習を重ねる。