ブリティッシュ・コロンビアの紅鮭
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カナダでの一週間の春休みを終えて、ワシントンに戻りました。今回ウィスラーでよく食べたのがサーモン。それも、ブリティッシュ・コロンビアで獲れるというソッカイ・サーモン(紅鮭)という種類です。左上がサーモン・バーガーで、右上が鮭イクラ丼。いずれもとても美味しかった。でもこのソッカイ・サーモン、最近はブリティッシュ・コロンビアで激減しているとうニュースがあり、ちょっと心配になりました。
今回の春休み、ほとんどをウィスラーのスキー・リゾートで過しました。はっきり言って大満足。また是非行きたいです。心残りは、バンクーバー五輪の施設をひとつも訪ねられなかったこと。ウィスラーの五輪施設は一時的に閉鎖されていて、バンクーバーでは移動に時間をとられて余裕がなかったのです。この次は、ゆっくりとバンクーバーの都市観光もしてみたい。最後になりますが、もう何枚かウィスラーで撮った写真を載せておきます(↓)。
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ウィスラーの熊を野生のままに保つ方法
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上の写真は、ウィスラーのゴミ箱。スキー場でもビレッジでも、ウィスラーにあるゴミ箱はことごとくこのタイプでした。このゴミ箱は、ウィスラーの山々に生息する熊たちが、蓋を開けられないようにデザインされているのです。名づけて「Bear-Proof」のゴミ箱だとか。Water-Proof(防水)とかBullet-Proof(防弾)という言葉はよく聞きますが、Bear-Proof(防熊)なんて初めて聞きましたよ。
熊は人間の100倍以上の嗅覚を持ち、残飯などをゴミ箱に捨てておくと臭いを嗅ぎつけてやってくるそうなのです。そうやって人間が残した食べ物を漁るようになると、野生の中で自力で食糧を探す能力が衰えてしまい、熊のためにならない。野生の熊を野生のままに保つために、こんなゴミ箱がデザインされたようです。
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さて、将来ウィスラーに来る方々のために、このゴミ箱の開け方を書いておきましょう。ゴミ箱の蓋に、ちょうど人間の指が入るくらいの隙間があります(右上)。ここに指を突っ込むと、奥のほうにボタンがあるのです。そのボタンを押しながらじゃないと、蓋が開かない仕組みになっていました。これなら熊は絶対に開けられないでしょう。熊じゃなくても、人間以外がこのゴミ箱を開けるのは不可能だと思います。
ウィスラーの白黒の風景
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ウィスラーは今日も一日中、雪が降ったり止んだりでした。上の写真は、そんなウィスラーの今日の風景。カラーで撮ったのに、いずれもまるで白黒写真のようだと思いませんか。
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ガイドブックに出ていましたが、ウィスラーは元々オリンピック開催を目指してつくられたスキー・リゾートなんだそうです。始まりは、1960年に地元バンクーバーのビジネスマンたちが抱いた五輪開催という夢。当時のウィスラーには小さな集落しかなく、アクセスもかなり不便だったそうです。その後、開発が進み、何度か冬季五輪に立候補するも連敗。結局、夢が叶ったのは丁度50年経った今年2010年ということなのでした。50年ごしの夢、なんかいい話だなあ。
ウィスラーでスノボ三昧
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バンクーバー五輪で、アルペンやノルディックなどのスキー会場になったウィスラーに来ています。バンクーバーからウィスラーまでは、このバス(↑)で約3時間。結構、遠いですね。オリンピック選手たちも、こういうバスで移動したんだろうか。
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昨日ウィスラーに着いてから、ずうっと雨か雪が降ったりやんだり。ホテルのある辺りでは雨かみぞれでも、リフトで上へ上へと登っていくと、たちまち雪になるのです。そんな中でスノボ三昧をしています。昨日は易しいコースだけを滑りまずまず調子が良かったので、今日は難コースに挑んだら大失敗。何度も雪の斜面に叩きつけられて、打ちのめされたような気持ちでホテルに帰って来ました。さて、明日はどうなることやら。
バンクーバーの春休み
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今日から娘たちの学校が春休み。僕と妻も有給休暇をとって、家族でバンクーバーに来ました。ワシントンからは直行便が飛んでなかったので、ミネアポリスで乗り換え。朝6時40分にワシントンを飛び立ち、バンクーバーの空港に着いたのが、午前11時ちょうどでした。時差が三時間あるので、合計7時間20分もかかったことになりますね(ミネアポリスでのトランジットは30分しかなかった)。やはりアメリカ大陸は広い。
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冬季オリンピックが終わったばかりのバンクーバー、空港や街にはまだオリンピック関連のサインも数多く残っていますね。できれば、オリンピックが開催された競技施設にも行ってみたいと思っています。左上の写真は、バンクーバー五輪の公式エンブレムにもなっていた「イヌシュク」という石組み。これは、カナダの先住民族イヌイットが、両腕を広げた人の形に石を積み上げたもので、かつては道しるべとして使われたんだそうです。明日からウィスラーでスノボ三昧。
エコノミークラス症候群を防ぐ靴下
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今回のスリランカ出張前に、以前から気になっていたトラベル・ソックス(↑)とやらを購入。足の血行を良くしてエコノミークラス症候群を防ぐというので、かなり期待していたのです。ふくらはぎを締め付けるようなタイトな長ソックスですが、履き心地は決して悪くありません。今回は、長距離便を飛ぶ度に、この長靴下を履いていました。
僕は機内では大抵の場合、靴を脱いでスリッパを履いています。で、着陸後に靴を履き直す時、いつも靴がきついのです。長時間座ってばかりいたために、足がむくんでしまうからでしょう。でも今回はこのトラベル・ソックスのお陰で、そんなことはありませんでした。着陸後もすんなり靴が履けたのです。期待通りの効果と言っておきましょう。これからは、出張の際の必需品となりそうです。もう一足買おうかな。いろんなメーカーのものを試してみるのもいいかも。
Light Meals Anytime~ANAの新機内食
ワシントンに戻りました。今回の出張はスター・アライアンスの世界一周チケットを使い、ワシントン→ドバイ→バンコック→コロンボ→シンガポール→東京→ワシントンというルートでした。この世界一周チケット、三都市以上で必ず24時間以上滞在するのが要件になっていて、出張先のコロンボの他には、僕はシンガポールと東京で24時間以上の滞在(ドバイでは3時間、バンコックでは12時間ほどのストップオーバーでした)。お陰で、3月15日の東京での「キャリア・セミナー」が実現しました。お出でいただいた方々、本当に有難うございました。
最近は成田~ワシントン間を飛ぶ時は、料金の関係でほとんどユナイテッドになっちゃうのですが、今回はANAで飛びました。ということで、久々に機内食の話題。この便、以前は離陸直後と着陸直前に機内食が二回出たのですが、今回は機内食が離陸後の一回。その代わりに、いつでも好きな時に何度でも軽食を注文できる「Light Meals Anytime」という新サービスが始まっていました。軽食のメニューは路線によっても違うそうですが、僕が乗った便では以下の通りでした。
・きつねうどん
・ねぎ味噌ラーメン
・いか飯
・スーパーチーズバーガー
・焼肉ライスバーガー
・コンソメスープ
・和食セット(帆立貝のお粥とお惣菜)
・コンチネンタルブレックファースト
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僕はこの中から、ねぎ味噌ラーメンといか飯をいただきました(↑)。料理の選択肢も多いし、好きな時間に食べられるので、個人的にはこの「Light Meals Anytime」という新サービスに大拍手。でも、コスト的にはどうなんだろう。機内食二回出すのと「Light Meals Anytime」では、どっちがコスト高になっているのか気になりました。気になったのは、成田~ワシントン便のANAが妙に空いていたから。JALの二の舞にならないように、ANAには頑張って欲しい。僕はANAの大ファンなので。
最近は成田~ワシントン間を飛ぶ時は、料金の関係でほとんどユナイテッドになっちゃうのですが、今回はANAで飛びました。ということで、久々に機内食の話題。この便、以前は離陸直後と着陸直前に機内食が二回出たのですが、今回は機内食が離陸後の一回。その代わりに、いつでも好きな時に何度でも軽食を注文できる「Light Meals Anytime」という新サービスが始まっていました。軽食のメニューは路線によっても違うそうですが、僕が乗った便では以下の通りでした。
・きつねうどん
・ねぎ味噌ラーメン
・いか飯
・スーパーチーズバーガー
・焼肉ライスバーガー
・コンソメスープ
・和食セット(帆立貝のお粥とお惣菜)
・コンチネンタルブレックファースト
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僕はこの中から、ねぎ味噌ラーメンといか飯をいただきました(↑)。料理の選択肢も多いし、好きな時間に食べられるので、個人的にはこの「Light Meals Anytime」という新サービスに大拍手。でも、コスト的にはどうなんだろう。機内食二回出すのと「Light Meals Anytime」では、どっちがコスト高になっているのか気になりました。気になったのは、成田~ワシントン便のANAが妙に空いていたから。JALの二の舞にならないように、ANAには頑張って欲しい。僕はANAの大ファンなので。
スリランカとベースボール
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それにしても、「どうしてスリランカで野球なのか」というのがかなり疑問でした。この国では、野球はとてもマイナーなスポーツです。一番人気のあるスポーツは、もちろんクリケット。でも、「野球の起源はクリケット」と言われるほど、この二つのスポーツは似ています。投げる、打つ、守るというプレーの基本的な部分はそっくりですよね。だから野球なのか?
ということで、今回のスリランカ出張中、是非ともスリランカの野球を見てみたかったのです。幸い、スリランカへの青年海外協力隊・野球隊員三代目のこの方とも連絡が取れていたので、先日コロンボ大学のグラウンドで、スリランカの大学選抜チームの練習を見させてもらいました。荒削りな選手が多いようですが、皆、思ったよりしっかりとプレーしているなあというのが第一印象。何よりも、ミスをしてもひたむきにボールを追う姿に、「日本野球の心」が入っていると感じました。選手はやはりクリケット上がりが多いみたいですが、練習を見ているうちに「なぜスリランカで野球なのか」という疑問はすっかり晴れました。教える側も教わる側も「野球が好きだからやる」、ただそれだけでいい。若かったら、僕も青年海外協力隊の野球隊員になりたかった。
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選手たちとも少し話をしたら、今一番足りない道具は木製のバットだと言う。その次がキャッチャーのプロテクター。何とか支援できないかなあ。スリランカ大学選抜の選手たちは、今年の夏に日本で大学野球の世界選手権があるので、それを目指して練習していました。できれば、その大会を見に行ければいいんだけど。何はともあれ、これからもスリランカ野球を応援したい。将来、日本のプロ野球にスリランカ人が入団したりなんてこともありえるような気がしてきた。
水汲みは女・子供の仕事だが...
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先日ツイッター で「途上国では水汲みは大抵の場合、女性の仕事」とつぶやいたら、数人の方から「女性だけでなく子供も水汲みさせられるので、水道普及は就学率向上にも寄与する」という指摘をいただきました。全く、仰るとおりです。その証拠が上の写真。先日、スリランカ中央州の農村部で会った姉弟です。どのくらい歩いてきたのか分かりませんが、村の共同井戸まで水汲みに来ていました。この村でも、僕は水道普及の支援をしています。この子たちの家に、一日も早く水道が来ますように。