ドイツの瓶入りウォーター
フランクフルトの空港からです。これからルフトハンザでインドまで飛びます。雪もやんだので、無事に飛びそうです。昨日のフランクフルトは、ずうっと雪あるいは霙(みぞれ)が降り続いていました。従ってほとんど外出せずに、ホテルのジムで時間をつぶしていたのです。筋トレをした後、軽く9キロほど走りました。部屋に戻って水分を補給しようと、ミニ・バーをあけてミネラル・ウォーターを取り出したのです。
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そのミネラル・ウォーター、以前から気づいていましたが、ドイツに来ると必ずと言っていいほどガラスのビンに入っています(↑)。日本やアメリカではPETボトルが主流ですが、ドイツではほとんどペットボトルを見ませんね。環境先進国ドイツのことですから、これはきっとボトルのリサイクルを徹底するためではないかと思います。
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そのミネラル・ウォーター、以前から気づいていましたが、ドイツに来ると必ずと言っていいほどガラスのビンに入っています(↑)。日本やアメリカではPETボトルが主流ですが、ドイツではほとんどペットボトルを見ませんね。環境先進国ドイツのことですから、これはきっとボトルのリサイクルを徹底するためではないかと思います。
国境を越える長いフライトを終えると、そこは雪国であった。
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雪のフランクフルトに到着。国境 の長いトンネルを抜けると を越える長いフライトを終えると、そこは雪国であった。明日の飛行機が遅れませんように。
セオドア・ルーズベルト大統領の品格
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ちょっと前のことですが、ワシントンのポトマック川に浮かぶ小さな島に行ってみました。この島には「セオドア・ルーズベルト島」という名前がついていて、島全体が第26代大統領の功績を記念する公園のようになっているのです。ルーズベルト大統領と聞くと、僕なんかは「ニューディール政策」のフランクリン・ルーズベルト大統領(第32代)の方を先に想像してしまいますが、この二人は従兄弟同士なんですね。セオドア氏は、日露戦争で日本・ロシア間の和平調停をつとめ、ノーベル平和賞も受賞しています。
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島の中ほどには、セオドア・ルーズベルト大統領の像を囲むように大きな石碑がいくつも建っていて、その石碑には彼が残した数々の名言が彫られていました。アメリカの政治家やリーダーたちは、とても美しくてパワフルな言葉を残した人が多く、それらの名言が各地のいろんな記念碑に残されています。文化の違いと言えばそれまでですが、僕は、日本の政治家の発言で記憶に残っている名言を知りません。以下に、石碑に刻まれていたセオドア・ルーズベルト大統領の言葉の中で、特に印象的だったものを書き留めておきます(和訳は慶長)。
Be practical as well as generous in your ideals. Keep your eyes on the stars, but remember to keep your feet on the ground. (現実を直視し、かつ高潔な理想を抱け。星を見続けながらも、しっかりと地に足を据え続けることを忘れるな。)
Alike for the nation and the individual, the one indispensable requisite is the character. (国家であれ個人であれ、必要不可欠なのは品格である。)
馬鹿のためのツイッター入門
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そろそろツイッターを始めようかと思い、昨日この本(↑)を買って来て読み始めました。何しろ、「ツイッターはやらない」と言っていたこの人 まで、最近ツイッターを始めたそうなので。「Twitter for Dummies」は、「馬鹿のためのツイッター入門」とでも訳そうか。読み終えたら始めてみます。二月からやろうかな。
ワシントンの女性大使たち
下の写真は、ワシントンにあるインド大使館。大使館の前には、ご覧のようにガンジーの銅像が建っています。現在、この大使館のトップである駐米インド大使は、ミーラ・シャンカさんという女性だそうです。このシャンカさんだけでなく、「最近、各国の駐米大使には女性が増えている」という話が先週のワシントン・ポストに載っていました。
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その記事によると、現在ワシントンには世界各国から182人の大使が駐在しているのだそうです(言うまでもありませんが、この数は、八戸大使 としての慶長を含みません)。その182人中、女性は現在25人。まだまだ全然少ないですよね。ただ、1990年代の終わりには女性大使がたったの5人しかいなかったそうで、これに比べれば5倍も増えたことになります。
ワシントン・ポストの分析では、駐米女性大使が増えた理由のひとつは、大使のカウンターパートであるアメリカ国務長官のポストに女性が続いたこと。現在はヒラリーさんだし、その前はライスさんでした。それでは、どんな国がアメリカに女性大使を送り込んでいるかと言うと、上記のインドの他には、オマーン、コロンビア、モザンビーク、リヒテンシュタイン、バーレーン、オランダ、クロアチア、キルギスタン、シンガポール、ナウル、ブルンジなどなど。果たして、駐米日本大使が女性になる日は来るんでしょうか。
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その記事によると、現在ワシントンには世界各国から182人の大使が駐在しているのだそうです(言うまでもありませんが、この数は、八戸大使 としての慶長を含みません)。その182人中、女性は現在25人。まだまだ全然少ないですよね。ただ、1990年代の終わりには女性大使がたったの5人しかいなかったそうで、これに比べれば5倍も増えたことになります。
ワシントン・ポストの分析では、駐米女性大使が増えた理由のひとつは、大使のカウンターパートであるアメリカ国務長官のポストに女性が続いたこと。現在はヒラリーさんだし、その前はライスさんでした。それでは、どんな国がアメリカに女性大使を送り込んでいるかと言うと、上記のインドの他には、オマーン、コロンビア、モザンビーク、リヒテンシュタイン、バーレーン、オランダ、クロアチア、キルギスタン、シンガポール、ナウル、ブルンジなどなど。果たして、駐米日本大使が女性になる日は来るんでしょうか。
黄色いバナナの青いラベル
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ワシントン近郊のスーパーで買って来た、グァテマラ産のチキータ・バナナ(↑)。ご覧のように、ユニークなラベルが沢山ついていました。このラベル欲しさに買う人もいるのでしょうね。僕だけか?
主人のいぬ間に運転席の犬
下の写真は、昨日訪れたレストランの駐車場にとまっていた車。ご覧のように、運転席にいたのは、な、なんと、犬でした。
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英語には、「in the driver’s seat」という表現があります。「運転席にいる」という文字通りの意味もありますが、「主役を張る」とか「責任ある地位にいる」という比喩的な意味で使われることも多いです。例えば、「put him in the driver’s seat」なら「彼を責任ある地位につけろ」ということでしょう。開発の世界では、「Beneficiaries should be in the driver’s seat(受益者を主役にすべき)」なんていうこともよく言われます。
逆にdogというのは、「ブッシュの飼い犬」なんて呼ばれた首相がいたように、「自分では何もできないやつ」みたいな意味で使われることもあるんでしょう。だから昨日、運転席の犬を見たとき、「A dog in the driver’s seat」という英語とともに、「従順だった飼い犬が、一念発起して運転席に乗り込む」みたいなイメージが沸いたのです。この犬のように、普段は運転席にいない人だって、たまには自分で自分の行く先を決めたいと思うことがあるのではないでしょうか。
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英語には、「in the driver’s seat」という表現があります。「運転席にいる」という文字通りの意味もありますが、「主役を張る」とか「責任ある地位にいる」という比喩的な意味で使われることも多いです。例えば、「put him in the driver’s seat」なら「彼を責任ある地位につけろ」ということでしょう。開発の世界では、「Beneficiaries should be in the driver’s seat(受益者を主役にすべき)」なんていうこともよく言われます。
逆にdogというのは、「ブッシュの飼い犬」なんて呼ばれた首相がいたように、「自分では何もできないやつ」みたいな意味で使われることもあるんでしょう。だから昨日、運転席の犬を見たとき、「A dog in the driver’s seat」という英語とともに、「従順だった飼い犬が、一念発起して運転席に乗り込む」みたいなイメージが沸いたのです。この犬のように、普段は運転席にいない人だって、たまには自分で自分の行く先を決めたいと思うことがあるのではないでしょうか。
キングの夢とオバマの希望
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今日の月曜日、アメリカは「Martin Luther King Jr Day(キング牧師の日)」の休日でした。「自分の子供たちが、人種や肌の色ではなく、個人の能力や人格で評価される。そんな日が、この国にいつか訪れる」というキング牧師の夢。その夢は、オバマ大統領が誕生したことによって叶えられたという見方をする人も多いようです。確かにオバマ大統領の誕生は、いろんな意味で人々に希望を与えました。ただ、オバマ氏は特殊なケースだと言う人もいます。たった一人の黒人大統領が誕生したからと言って、キング牧師の夢が本当の意味で叶ったとは言えないかもしれません。それでも、オバマ大統領を見ていると、キング牧師の崇高な夢が実現する日が近づきつつあるのでは、と思えるのです。
当時のキング牧師は、アメリカがそんな国になってほしいという夢を語ったのでしょうが、僕は、できれば世界中が彼の夢を共有できたらなあと思います。そう考えると、彼の夢を地球規模で叶えることができるのは、この時代に生きる私たち一人一人だとも言えるでしょう。夢から希望へ、希望から現実へ。キング牧師の夢よ、いつかきっと叶え。
※1.右上のオバマ氏のイメージは、大統領選キャンペーンに使われた有名なポスターで、Shepard Faireyさんの作品です。アマゾンのポスター販売ページからコピーしました。
※2.左上のキング牧師のイメージは、flickrにあったものをフェア・ユースの範囲内でコピーさせていただきました。これは、Gilkataさんという方が、オバマ氏のキャンペーン・ポスターに似せてキング牧師を描いたものだそうです。
あなたがハイチのためにできること
![Help for Haiti: Learn What You Can Do](https://img-proxy.blog-video.jp/images?url=http%3A%2F%2Fwww.whitehouse.gov%2Ffiles%2Fimages%2Fhaiti%2Fhelp_for_haiti_212x155.jpg)
僕自身、インド洋の大津波 やカシミール大地震 などの被災地を災害直後に訪れた経験があります。そういう仕事柄、「被災地のために、自分には何ができるのか」という質問を時々もらうことがあるのです。こういう場合、一人一人に何ができるのか。まだ自分なりに整理できていませんが、思いつくままに下に書いてみます。今すぐできること、もっと中長期的なこと、今回のハイチ大地震のためにできること、あるいは将来の災害を対象にしたものなど、ごちゃ混ぜで順不同になってしまいました。他にもどんなことができるのか、何かいいアイデアがあればコメント欄で教えてください。
1. 自分が信頼する団体にお金を寄付する
2. 自分が信頼する団体に物資を寄付する
3. ハイチについて友達と話し合う
4. 有用な情報を集めてブログやウェブサイトで公開する
5. 祈る
6. 励ます
7. 緊急人道援助のスキルと経験があるなら、ボランティアに行く
8. 地球規模の視点を持ち、人道支援に積極的な政治家を選ぶ
9. 地球規模の視点を持ったリーダーを志す
10. 緊急援助や災害復興に役立つスキルを身につけて、国際機関や人道NGOを目指す
11. 効果的な災害防止や災害復興について知恵を出す
12. いつか何かの役に立つために体を鍛える
13. いつか誰かの役に立つために生き続ける
14. 自分に何ができるのか考え続ける
HELP HAITI NOW ~ 大地震のハイチを救え
詳細が明らかになるにつれて、被害の大きさ、深刻さが想像を絶しているとしか言えないハイチの大地震。現地に勤務していた国連職員にも、大勢の犠牲者が出ているようです。とりえず、WFP(国連世界食糧計画)とUNICEF(国連児童基金)の義援金サイトにリンクを貼っておきます(↓)。どこかに寄付を送りたいという人は、あのインド洋大津波の直後に僕が書いた「正しい義援金の払い方」という記事も参考にしてください。
![](https://img-proxy.blog-video.jp/images?url=http%3A%2F%2Fwww.keicho.com%2Fphotoot%2Fhteq1.jpg)
![](https://img-proxy.blog-video.jp/images?url=http%3A%2F%2Fwww.keicho.com%2Fphotoot%2Fhteq2.jpg)