八戸大使と合掌土偶 | ワシントン通信 3.0~地方公務員から転身した国際公務員のblog

八戸大使と合掌土偶

 何年か前から「八戸大使」なんぞというもったいない役目をいただいて、世界中の行く先々で故郷のPRに努めています。八戸大使の特典は、市長さんから名刺を貰えること。それも、八戸の特産品や名所をあしらった台紙に印刷してくれるのです。この名刺を配りまくって八戸について知ってもらうのが、八戸大使としての僕の使命なのです。で、前回もらった名刺が切れてしまったので、夏休みの帰省のついでに新しいのを貰ってきました。それが、こちら(↓)


 裏には僕のローマ字名とともに、英語で「Hachinohe Goodwill Ambassador」と書かれています。名刺の台紙は何種類かあって選べるのですが、今までは八幡馬のついた名刺を使っていました。今回新たにもらったのは、最近国宝に指定された合掌土偶のついたやつ。八戸の風張(かざはり)遺跡から出土したこの合掌土偶、今年9月からロンドンの大英博物館で開催される「土偶展」への出品も決まっているそうです(見に行きたいなあ)。両膝を立てて座り、両手を胸の前で合わせたその姿から、五穀豊穣と安産を祈っているのではないかとされています。この土偶のついた名刺の助けを借りて、僕も、縄文人の祈りと八戸人の誇りを広く伝えようと思います。