Keep Udon Fighting ~讃岐うどん旅行のブログ~

Keep Udon Fighting ~讃岐うどん旅行のブログ~

1999年から毎年1回。
東京から香川まで讃岐うどん旅行に出かける野郎3人のブログ。
訪問したうどん店のリストとうどん・香川にコラム等を紹介。

Amebaでブログを始めよう!
こんにちは!

雪の降る日に「はなまるうどん」で「冷やぶっかけ」を頼み、

店員さんに、「ええっ??」とドン引きされたチーバです。

作ってよぉ、寒いの分かるけど。

さてさて、今回のKeep Udon Fightingも前回の続き。

過去ツアーから特に面白かった、美味しかった

うどん屋さんをレポする思い出企画。


第二回目の今回は、Tour 2004 Komamejimaより、



はなばたけうどん さん





の訪問記をお伝えします。




それでは、徒然なるままに・・・



前回の夢咲亭さんに続き、「今は無き名店」。

ですので、これを読んで「行きたい」と思っても、もうダメ。

「ジャンボ鶴田」と「前田日明」が戦ったらどうなるのか?

というプロレスファンにとっての永遠の最強議論と同じくらい

実現不可能な、しかし、夢とロマンあふれるお店。

建てがまえはこちら!!


※セクシーな半身はBKです。

はなばたけうどんさんは琴南町の山深いところに

ポツネンと存在していたお店。確かBKが調べた

はずですが、良く見つけたよなぁ、こんなとこ。

この写真をズームアウトすると、かなーりすごいところに

立っているお店です。

なーんか山深い感じで向こうからハイジと、

羊追いの小汚いガキが走ってきそう!・・・いいすぎか?

それよりも何よりも静かだ。

漫画なら絶対に「シーン」とか入っちゃうアノ感じ。

そしてたまに鳥が「ぴょ~ろろろ~ん」とかいっちゃう感じ。

訪問したのは15時も回ろうかという、うどん喰いにとっては

あり得ない時間。

この時のツアー「Komamejima」では、全15件を回ったわけですが、

2日目の最終日。時間もカツカツで、お腹もパンパン。

ついでに車内のムードはピリピリ。

関東では「うどん大好き」とデカイ顔をしてふんぞり返って、

「うどんをこよなく愛している」なんて言ってるくせに、この段階に

くると、

「もう食えねぇ」だの、

「肉食いてぇ」だの、

あげくの果てには、

「誰だ、こんな店みつけやがったのは!」と

小競り合いが始まる始末・・・なさけない。

なさけないといいつつもう14年目。

来年あたり、「音楽性の違い」とか「ソロ活動に専念したい」

とかよくわからない理由を元に解散するのではなかろうか?


さてさて、話を元に元に戻して、花畑うどん。

お腹もパンパン。時間もギリギリの為、我々の状態も、

そしてうどんの状態もピークは過ぎているはず。

のどかな風景を尻目にあけ放たれた入口から入ると、

「いらっしゃーい」とおじいじゃんとおばあちゃんが

優しくお出迎え。

もちろん、各人「小」を頼んでテーブルに

移動すると・・・・




うまそうな薬味がいっぱい!!

ねぎ、生姜はもちろん、写真の向かって一番右は

特製のお醤油だれのようなものが!!!

(これがメチャクチャ美味かった!!)

「おまたせ~」とゆっくりと用意されたおうどんは

やはりピークは過ぎていた。

しかし、もとあったうどんの個性はしっかりと感じる。

やわらか、にゅるにゅる、アットホーム系うどんだ!!

野口さんとかにちょっと似てるかも知れない。

月並みな言い方になるが、あくまで人が作った味。

大きなお店やチェーン店で、完全オートメーションで

作られたうどんを食べると、

「お前、平田だろ!!」(マシーンね)

といいたくなるが、その間逆。

お店の大将のおじいちゃん。あなたが間違いなく

作ったのねという感じの優しい、優しいお味なのです。

讃岐うどんって不思議だなと思うところが、

絶対にうちたての方がうまいし、時間が立ったうどんって

味もそっけもないとかいわれるけれど、この花畑うどんさん

みたいに、理屈をポーンと飛び越えたお店があること。

昔は、「やわらかいうどん」→「悪」→「いかない」と

「悪・即・斬」な評価を下していたわけですが、ここはちょっと

ちがった。雰囲気もあるのだろうし、腹パンパンな時に、

お腹に優しいうどんを食べれたということもあるのだろうが、

なんというかぁ、お店の個性が出ていたというか、妙に印象

深かった。

花畑うどんの名が指すような「お花」がほぼ全滅ではあった

けれど、不思議な余韻を残した名店。

こういうお店での経験が、きっとうどん偏差値をあげる

重要なファクターなのではないかと思いました。

でも、でも、もういけないんですね・・・

ブログを読んで行ってみようと思った方は、

「花畑うどん」で検索を。

讃岐うどんのレポートを熱く綴る同志たちが、詳しく

細かくレポートしてくれていますので、それでせめて

お楽しみ下さい。

私が言っているのと全然違かったりして・・・

さて、今回のブログはここまで。

次回のブログは・・・・どうしましょ?

ちょっとなくなった名店シリーズから離れましょう。

そして、そろそろいきますか?

禁断のみ○たけファミリーのお話でも。

次回のブログもお楽しみに。

それでは、キポン!!




こんにちは!

先日のうどんミーティングの記事で各方面

からクレームを受けているチーバです。

クレームは、欠席したジッペイと、

東スポを持ってきたBKにお願いします。

さて、気持ちを改め今回より新企画。

過去に行ったうどん店の旅行記を書いて

行きたいと思います。

訪問件数:190件

訪問店数:130店

のなかから、特に面白かった、美味しかった

うどん屋さんをレポ!

第一回目の今回は、

Tour2003 Keep Udon Fighting

より・・・・・




夢咲亭



をご紹介。


それでは今回も徒然なるままに・・・


「夢咲亭」と聞いて「おおっ懐かしい!」となる

方は・・・フフフ知っていますね?

そう、これです!!




ボケててごめんなさい。


これはかの有名な、そう魯山人も愛していない

カレーライスうどん

写真を見れば、もはや説明不要。

カレーライスとうどんが一緒になったっていう、

ありそうでなかったメニュー。

四の字固めからジャックナイフ固めにいく、

四の字ジャックナイフくらい、ありそうでない!

ツアーはずーっと続いていますが、

このカレーライスうどんを他店で見たことは

ありません。

しかし、今見てもすごいインパクト。

「X」が登場した時のような「Visual Shock」な

うどん。

香川県は香南町にある夢咲亭さんは、

国道32号線沿い。我々がよくうどん屋を求めさまよう

私的幹線道路沿いにありました。

半分飲み屋で夜営業のお店。

のれんをくぐって扉を開けると、

左に居酒屋ちっくなカウンター。

右にはお好み焼きもできる鉄板付きのテーブルが

ポツポツと。奥には宴会もできそうなお座敷スペースが

デンとある、地元の「居酒屋風」のお店。

酒飲みが旅に出た時には、「こういうお店に来たかったんだよ」

とニッコリしてしまいそうな、ナイスな雰囲気です。

地元の酒飲みが集い、くだをまいて飲んでいそうな

暖かな雰囲気なお店は、ストレンジャーで外様の我々にも

優しい。

いつものお店に突如現れた不気味なうどん3人衆が珍しくて

しょうがいないらしく、


「どっからきたん?」

「いくつなん?」

こんなとりとめもない質問から、

「結婚してるの?」

「なんでしないの?」

というよくわからない質問まで浴びせられた。

どこの誰かは知らないけれど、

酒が入れば呉越同舟。仲間なんですね!

さて、カレーライスうどんについての寸評を。

このメニュー。最大の特徴はカレーにあります。

写真でカレーの色を見て頂ければわかりますが、

五右○門さんなどの、メジャーなカレーうどんに

ありそうな、色の濃いカレーではありません。

茶色というかもう黄色い。

すなわち、お店的ではなく、お家的なんです。

味が濃く、様々なスパイスがお口いっぱい広がる

欧風カレーではなく、

単純で、もったりとしていて、具がゴロゴロしてて

懐かしい、お袋の味という感じです。

カレーうどんのカレーってうどんにあうように少し

濃い目に作っているのが普通なのですが、

ここのは、いたって普通のカレー。

ご飯に合わせて作られた、本当に普通のカレーなのです。

しかし、これがうどんにもマッチします。

うどんも特別コシがあるわけでもなく、柔らかめ。

ともすれば「ゾ○ビ麺」と言われれてしまいそうな

麺が、この普通のカレーと相性抜群なのです。

カレーとライスを食べる。もちろん美味。

うどんにカレーを絡めて食べる。やはり美味。

そして、ライスとうどんとカレーを同時に食べる。

これもまた美味。

実家のカレーって、「特別うまい」ってわけじゃないけど、

「おかわりぃ~」とかいって、気がついたら

3杯くらい食べてませんか?

例えるならそんな感じです。

優しい家庭の雰囲気のお店、そしてカレーもまったく

おうち風。商売っ気があまり見えないメニューは

他のうどんにも。


こちら!




これはジッペイが頼んだみそしるうどん

具たくさんのお味噌汁に、うどんをぶち込んだだけの

メニューなのですが、これがうまい!!

カレーライスうどん同様の家庭の味。

なんていうか、売っている商品やお店の味によくある

あの、「角」がないんですよね。

だから、スルッと食べててしまう。

お腹いっぱいでも、胃ではなく、体に入ってきて

しまうんですね。

ところで、カレーライスうどんと味噌汁うどん。

二つの写真をよーく見てみると・・・





具が同じ!!!



「手を抜くなぁ!」と思ったあなた。

間違っています。

これが、飾らないおうちの味の秘訣なのだと、

9年前のこのお店を訪問したときのことを

振り返りながら、しみじみと感じました。

夢咲亭さんは残念ながらもう閉店してしまいました。

様々なうどん屋さんを訪問し、味もコシの概念も

なんとなく理解できていた最近。

自分の好みのうどん像が確率してきた今だからこそ

そんな生意気な考えをぶち壊してくれる

夢咲亭さんの様なうどん屋さんとの出会いをこれからも

求めてツアーを続けていきたいなと思います。

っとしみじみしちゃいましたが、とにかく、

このくらいインパクトのある変な(失礼!)うどん屋さん

に行きたいな!!

32号線を勝手に「夢咲ロード」と名づけている我々が

自信を持ってお話できる、うどん屋さん、夢咲亭の

お話でした。


さて、次回のKeep Udon Fightingは、

過去のツアーからのお蔵出し第二弾。

やはり今はなき、「あの名店」の訪問記をご紹介します。

それでは、また次回。

キポン!


こんにちは!チーバです。

約二週間ぶりのブログ更新。

終わってませんよ~。

さて既報の通り、今回のブログでは、

12月4日に上野で実施された、

讃岐うどんツアー緊急ミーティング

での内容をお伝えしたいと思います。

今後のうどんツアーにおける様々な

アイデアや考えが飛び交う場となろう

ミーティングでどのような話題が飛び出したのか・・・

当日、お休みとなったジッペイの為にも、

しっかりとお伝えしたいと思います。


それでは、徒然なるままに・・・・

毎年恒例の讃岐うどんツアー。

メンバーは3人。

10年以上も旅を続けているが、いつも3人。

増えないし、減らない。

その昔、ウイスキーのCMで、

「何も足さない、何も抜かない」という名

フレーズがあったけれど、我々のツアーもまた然り。

進歩がないと言われればそれまでだけれど、

特段張りきってもいないこのゆるい感じこそ、

長続きの秘訣なのである。

たった3名のツアーだから、ミーティングも3人で。

旅にはちょうどいいこの人数も、情報収集にはチト

きつい。

それぞれが「これは!」と思ううどん屋を1件ずつ

もちよっても、3件にしかならんので、うどん屋探し

において、各人に課せられた責任は重たいのだ。

さて、そんなミーティングに備え、多少の情報収集も

行い、準備も万端な前日、ジッペイよりメールが。





欠席




「なににに!」と思わず憤怒!

お前にとってうどんはそんなものなのか?

お前にとってミーティングはそんなものなのか?

突然の欠席に怒りがおさまらない。

怒りすぎて体がでっかくなって、緑色に

なってきた。(ハルクね)

もう、怒りすぎて最後の方には、

「あなたにとっての私ってなに?」とか


「じゃあ、私じゃなくてもいいじゃん」とか


と良く分からない粘着質な怒りにまで発展して

いたのだが、


「子供が風邪」

と言われたら仕方がない。

同じ年頃の子どもを持つ身分、気持ちもわかる。

風邪をひかない子供の様な元気なおっさん(BK)

もいるが、ここはジッペイJrに免じて許す事とした。

結果、当日はBKと二人でのミーティングをする事に。

まぁ、どの道いてもあまりしゃべらんジッペイが

いなくてもなんとかなるだろうと

「いつもの様に」割り切って会場である上野へ。


たてまえ上、「ジッペイの分まで熱いミーティングを!」と

モチベーションをあげ、電車に乗っていると、

BKからメールが。

おおっ、早くもうどん情報か?

あと何分かで会うっつうのに、なんとまぁ

うどんモチベーション(UM)の高いことよと感心しながら

メールを見ると・・・



「今日の東スポを読め、それがテーマだ」。




との一言が・・・


東スポ?

なんで?

何かうどんに関する重要な事件でも起こったのか?

うどん県にミサイルが落ちたとか。

はたまた、うどん県副知事の要潤さんの隠し子騒動でも

すっぱぬいたとか

うう、気になる。途中下車して東スポ買いたいけど、

田舎からのチューチュートレインは一度降りたら

30分位次がこないし・・・


ああ、気になる!!

都知事選の中松氏の得票数くらい気になる!!

電車の中でウズウズしながら、上野までの60分を

過ごし、BK指定の会場に急ぐ。

今回の会場は上野の有名店「たきおか」さん。

おおっ、今夜は立食パーティーね!(立ち飲み屋)

お店に入り、BKを発見。

まずは駆け付け一杯でビールを流し込むと、

BKが開口一番、「東スポ読んだか?」と口火を切る。

まだと応える私にガサゴソと東スポを広げてくれた。

そこには・・・・




ノア激震

小橋解雇

秋山ら5名退団





えーーーーーーーーーーーーーーーーー!!!!!!


っと、前ふりが長くなりましたが、今回のミーティングは


プロレスリングノア、旗揚げ以来の大激震について

語り合う場に変更されてしまいました。

業界の盟主と言われたノアの今後について。

プロレス界の偉大なる功績者小橋選手について。

そして、火の玉小僧、「菊池 毅」の、

ファイヤーボーイブログが停止している事について

などなど、話題は完全プロレス話。

割合でみると、

プロレス9.8:うどん0.2位。

ジッペイがいないと必ず話がプロレスに流れていくような

気がする・・・

やっぱりミーティングは3人でやれってことね。トホホ。

たきおか → 大統領 → 清龍 とながれた

今回の緊急ミーティング。

唯一決まったことは、



来年もいこうね。


これだけ。


うーん、大収穫!!


以上、

完全に失敗に終わった、上野での讃岐うどん緊急ミーティングの

模様をお伝え致しました。

さて、次回からの当ブログは正統派路線に戻り、

旅行記を。

過去に行った名店達の訪問記をお伝えしていきたいと

思います。

それでは、また来週。

チーバでした。

キポン!

こんにちは、チーバです。


ウィークリーで千葉県より発信している


讃岐うどんコラム。


今回は、


キーポン的うどん屋探しのポイントの


最終回。今回は讃岐うどんツアーの


必携品。「四国のビーチギャル」編を


お届けします。


それでは、徒然なるままに・・・





この項の初めに、まずは


「四国のビーチギャル」とは一体何かを


説明しましょう。


<アマゾンの商品説明より>


四国で無邪気にはしゃぐビーチギャルが


なんと約800人もオールカラーで登場!


太陽よりもまぶしい君の眼差し・・・・


今年もたくさんの笑顔が撮れました!


「四国のビーチギャル2012」は四国の


夏の風物詩です。


<アマゾンの商品説明おわり>


えー、さんざ格好つけて書いてありますが、


要するに素人さんの水着写真集です、はい。


毎年夏の終わりに発売になるこの写真集。


BKが気まぐれで買い始めてからもう何年目


になるのだろうか。


毎年のうどんツアーの初日の午後、


パンパンのお腹を先頭で緩ませた夕暮れ


時にBKがツイートする。


「ビーギャル!」(ビーチギャルのこと)


※以下、ビーギャルに省略


この号令一下でコンビニへ。


購入後は、むさぼるように、失礼、


いつくしむように今年のギャル達との邂逅を


楽しみます。



旅行先での楽しみは何と言ってもその土地


ならではの文化を楽しむこと。


海外に行くと必ずその国のスーパーを回る私。


お土産屋等では見れない、その土地に


生きる人達の生活を垣間見るのが大好きなのです。


時にレストラン等に行かず、スーパーのお惣菜を買い、


部屋で食べる。


その土地の人たちを作ってきた文化を体に取り入れ


ることで、ストレンジャーがつかの間、ネイティブに。


旅の醍醐味を感じられるとっても素敵な瞬間です。


さて、そんな思いを持って、毎年うどんを食べに


いっているわけですが、そうなればその延長線上に


旅先の性文化を導入しないわけにはいかない!


四国の性文化を「文化人類学」の視点から学ぼうと、


一同、眩しいギャルたちの水着姿を、それはもう


アリクイの様に鼻の下を伸ばし己が両の目に焼き


つけているのだ・・・


すいません。スケベで。


しっかし、この本は面白い!!


出ている方々が絶対に素人なのだ。


先頭の1ページブチ抜きで出ているモデルさんは


ともかくほかは絶対に素人。


理由は見ればわかります。まちがいない。


だって、金払って雇うなら、もっと・・・ねぇ。



800人のギャルの水着を見ながら、車中は大盛り上り


「俺はこの子が好きだ」とか


「この高砂部屋の新弟子みたいのはお前にぴったりだ」とか


「こいつ全日(本プロレス)の練習生みたい」だのと


しばし、うどんを忘れて失礼で、アホな会話に没頭。


素人さんならではの味わいがあるわけですよ、はい。


男3人の3日旅。


禁欲的な旅行に投下される800人の水着姿というエロエキスで、


愚息も昇天というわけなのです。


もとい。


このビーチギャルのおかげで、うどんばかりの


毎日(っていっても3日程度)から少し離れ、


また新鮮な気持ちでうどんに迎えるのだ。


そう、ビーギャルは濃密なツアーの中に訪れる、


プチうどん鬱


プチうどんブルー


プチうどん心理障害(PUSD)


解消にピッタリなのだ!!!


・・・ていうか、初日でうどん嫌になってんじゃねぇ!!




我々のうどんツアーはなんと次回でいよいよ15周年を迎える。


我ながらよく続いているなぁと思うし、仲良しだなぁと


つくづく思う。


しかし、ビデオを見てると気づくのだが、年々口数が


減ってきている。


昔は少女たちの様にはしゃぎまわっり、小鳥の様に


ピーチク、パーチク、おしゃべりしていたものだが、


最近は明日に落ち着いている。社内が静かだ。


長年連れ添った夫婦のようなものか?


BK:おい、めし。


チーバ:はい。


BK:おい、風呂


ジッペイ:はい。


こんな感じだ。(どんなだ?)


うどんをたくさん頂き、お腹がパンパンになると


これがもっと加速する。


BK:おい、


チーバ:はい。


・・・・なんだこれは!!!!


しかし、そこにビーギャルがあると・・・


チーバ:おお、こりゃたまらん。やっぱり角度が30度以下だな!


BK:そうだろう。俺が最初に買い出したんだからな!


ジッペイ:いらない・・・・


このように、それはまるで初めてエロ本を見た中学生達の様な


盛り上がりを見せる。



毎年変わるゆく世相とトレンドが見て取れるビーギャル。


800人の彼女たちの邂逅は、我々うどん旅人チームの人間関係を


円滑にしてくれるいわば、コミュニケーショーンツールなのだ。


SNSなのだ!(全然違うか)


一人旅でも、二人旅でも、三人旅でも。


まったりしやすいツアーの一服の清涼飲料水として、


四国のビーチギャルは、うどんツアー人として


うどん屋さんを探し続ける同胞に是非とも


携帯していただきたいツールなのである。




さぁ、それでは、キーポン的うどん屋探しのポイント。


おさらい行きましょう。


1.さぬきうどん全店制覇(本)


→年明け発売。即アマゾンで買いましょう!


2.カーナビ(性能がいいもの)


→最新型がベストです。


3.良く見える目


→壁際、裏路地のうどんBOXに注目


4.四国のビーチギャル


→コンビニに売ってます。


4回に分ける必要があったのか?との疑問もありますが、


いずれも思い入れがあるものばかりでなので、


アツク語ってしまいました。


さて、来週のKeep Udon Fightingは


12/4に上野で行われる緊急ミーティーングの



様子と内容をお伝えしようと思います。



毎年のこの時期に必ずあがるこの話題。



「来年はツアーに行くのかどうか?」


面倒くさいこの問題に3人が出した回答は?


乞うご期待。


それではまた来週。


キポン!!



こんにちは、チーバです。


ウィークリーで発信している


讃岐うどんコラム。


今回は、


キーポン的うどん屋探しのポイント③


「よく見える目」編をお届け。


それでは、徒然なるままに・・・


今はもうだいぶ慣れてしまったが、


ツアーに出たての頃は驚いたものだ。



何に?



うどん屋さんの店構えにだ。


「猪木の常識、世間の非常識」という


名文句があるが、まさにこれ。


「うどん屋の常識、世間の非常識」


(悪口じゃありませんよ)


おのが小さなものさしで図ることが


できないほど深い讃岐の世界。


「まぁ飲食店だから、店の前に行けば


わかるっしょ」


なんて気持ちで言ったら大間違い!


およそお店の体をなしていないディープな


お店もたっくさんあるのです。


今年おじゃました「橋本製麺」さんなどは


まさにその代表格。


詳しくは、BKのレポート、8件目に譲りますが、


元「農機具屋」というお店であるため、


見た目うどん屋らしさゼロ。


ていうか、「農機具屋らしさ」もゼロ。


でも、橋本さんちらしさは100%。




パッと見はただの家。


ナビも案内を終了した。


全店制覇の写真もここに間違いなさそう。


でも、・・・なぁ・・・


だってうどん屋さんっぽくないじゃん。


ただの橋本さんちじゃん。


店(?)に入って


「人んちに勝手に入ってくんな!」とか


怒られたらどうしよう。


間違っていたら恥ずかしいし・・・


うどんツアーに多少慣れている我々でも


あまりの店構えのファンタジスタぶりに


戸惑うこともしばしば。


「うどん食う前に橋本のことばかり考える


 バカがいるかよっ!(バシッ)」


と猪木さんにシバかれる前に、


本題、よく見える目のお話を。


こんな時は、よーく目を凝らして店内様子を


伺い、うどん屋たる根拠を探すのです。


そう、「よく見える目」を持つことは、


うどん屋を探す目的はもちろん、


うどん屋さんの「真贋確認」、


つまり、そこが本当にうどん屋か否かを確認


する上でとっても大切なのです。



うどん屋たる根拠。


看板もないようなディープ店が


うどん屋であるという根拠はただ一つ。


それは調理器具やうどんを作るために必要な道具


があるか否か!


もし、あなたがナビに連れて行かれた場所で、


入るかどうか迷っているならば、


「よく見える目」を駆使して、


以下の道具が店内にないか探して見て欲しい。



1.うどん玉を入れる箱


→壁際や裏につまれていることも。



2.うどんを茹でる釜


→でかいんでよくわかるが奥にあると

  見えないことも。



3.ネギ・しょうがBOX


→皿はしまっても薬味は出しっぱなしが多い!



話は戻って橋本製麺さん。


怖気づいていた我々ですが、おのが両目を


凝らし、店内を観察。


メガネ野郎約一名をのぞき、我々が


目にしたものは・・・







おじいちゃん、ありがとう


と書かれた似顔絵。






スペペとひっくり返ってしまいましたが、


さらに目を凝らすと、壁に山と積まれた


うどん玉BOXが!!


疑惑が一点、確信に変わった我々は


堂々と入店。


もう、なんかいわれても、


「客ですが、何か?」的な態度です。


(そんな態度とりませんよ)


「すみまーせん」と大声を上げればほどなく


「あいよー」っと大将が登場。


あとは普通のお店と同じ。


ああ、もう一安心。


出てきた家系(自家製っぽいってこと)の


うどんをすすりながら、店内を観察。


よく見える目が捉えたものは、


先ほどのお孫さんの似顔絵のしたに書かれた


メッセージ。


「おじいちゃん、ありがとう


 いつまでもげんきでいてね」


ぐっときたなぁ。



くそっ、目から水が!


なんだー、この水はー!!(阿修羅マン調)


人の良さそうな大将にそっくりな絵。


ひんまがって無骨だけど、血が通った



文字とメッセージ。


いいよなぁ、こういうの。


絶対うどん屋だけだよなぁ。


手書きのメッセージといえば、


こんなことを思い出した。



その昔、怨的ミスター・ポーゴに奇襲をかけんと


会場に乗り込んだ松永。


既にもぬけのからとなった控え室に


松永が残した怒りのメッセージ。




ゆるさん



またくる



まつなが



まぁ松永は大人で大将のお孫さんは子供という


違いはあるが、手書きのメッセージは


気持ちの伝わり方が違います。



よく見える目はこんな素敵なものも見つけてくれる


わけです。いいでしょ。


それでは今週のおまとめ。

讃岐うどんツアーには良いお目めで。


うどん屋探しはもちろん、うどん屋かどうかの


判断にも役立ちます。


そして、ふとした感動に出会えることも・・・!



以上、キーポン的うどん屋さがしのポイント③


「よく見える目」編をお伝えしました。


来週は、うどん屋探しのポイントシリーズ最終回。



④四国のビーチギャル編


をお伝えします。


・・・かけるか?このテーマで。


それでは、また来週。


キポン!




うどん屋探しのポイント②カーナビ編


こんにちは、チーバです。

ウィークリーでお届けする

讃岐うどんコラム。

全開から引き続き、

キーポン的、うどん屋探しのポイント。

今回はカーナビについてお伝え致します。

それでは、徒然なるままに・・・



うどんツアーはその場所がら、

車で回るのが基本。

その際に欠かせないのがカーナビ。

いやぁ、便利な時代になりました。

ツアーを始めた当初、レンタカーを

借りても、ナビは標準装備されて

いない事も多く、頼りは、香川県の

地図と、ダイヤルアップで

ピーガラヒョ~っとつないで

やっとの事でネットから手に入れた

うどん屋さんの地図。

これだけ。

不安定なダイヤルアップ回線なので、

うどん屋を探しながら、エロサイト

でもみようものなら、即フリーズ。

地図も途中表示。

エロ画像も、顔だけでストップ。

何度、この様な苦しみを味わった

ことか・・・俺だけ?


ここまで苦労して出した地図が

またすごい。

デジタル世界のインターネットに、

わざわざ手書き風。

それも、ひんまがった線と文字

だけで表現するという省エネのエコ設計。

「現代アート」のような味わい深い地図を

見ながら、香川県をさまよったものです。

しかし、今は全店制覇を

見ながらナビに住所をぶっこめば

うどん屋まで苦もせず行けてしまう

わけだから、便利ったらない。

もう便利すぎて・・・

ナビ:目的地周辺です。


BK:えー、もう着くの?


チーバ:まだ食ぇねえよ。


ジッペイ:腹痛い・・・


いけない!体罰教育を受けてきた


アラフォー軍団が完全に


ゆとり世代に!!


でも・・・便利です。


さて、時代は進化し、ナビも進化して

いるとは言え、完璧に頼りになると

いうわけではない。

ナビも色々。

住所、TEL入力をすれば、ほぼ一発で

目的地表示をしてくれる、優秀なナビ

もあれば、何を入れてもシオシオのパー

のおバカナビもある。


チーバ:まだつかないの?


BK:いや、ナビ上は瀬戸内海の上だぞ。


ナビ:目的地周辺です。案内を終了します。


おいっ!!!


時代が進化したとは言え、徳川埋蔵金探しに

おける糸井重里のごとき、華麗なボケを

やってのける事もある。

したがって、うどんツアーには

「うどん偏差値の高いナビ」を導入

されたし。といってもレンタカーでは

運任せ、天任せなので、どうしようも

ないのだが・・・

ここは「うどん県」の副知事の要潤さんに

お願いして、全店制覇うどんナビを作って

もらいましょう!!!

でも、運悪く、うどん偏差値が低いナビを

掴まされてしまっても、近所の人に話を

聞けば大丈夫。

香川の人は皆親切ですから、

武器は買うだけじゃなくて装備しなきゃだめ

ということまでしっかりと教えてくれますよ。


それに、我がツアーもずいぶんナビにお世話に


なってきたが、地図だけのアナログでやって

いた時のツアーも振り返ってみればなかなか

味がある。

極めて、少ないツールで秘境ともいえる

お店を見つけた時のあの達成感。

わかります?

【昔】

BK:あっ、あれじゃね?


チーバ:そうかなぁ、違くね?


ジッペイ:・・・あれだ。



こんな調子でうどん屋を発見!


ついたー!)

っと、人類が初めて木星についたが

如く雄たけべば、おのずと車内に

わきあがる嬌声、完成。


ホホーイ、ヒューヒュー!!


我々が唯一、一つになれる瞬間。

しかし、さんざ喜んだその刹那、

誰が第一発見者なのかという、

リトルでタイニィな栄光の

取り合いにうどんを見つけた

喜びを忘れ、もめることもしばしば。


俺だ、いや、オレだ、いや、おれこそが。

三者がオレオレといって譲らず。

実家の母が聞いたら、振り込みしてくれ

ないくらいのオレオレぶりです。


何にせよもりあがっていたものです。


効率のよいうどんツアーには優秀な

ナビが必須。


しかし、おバカナビでも探す喜びに


満ちた旅ができるので、どちらでもOK。


ナビ旅しかしたことがないあなた。


是非一度ナビ無のツアー、


「両手ブラリ旅」をお勧めします。

秘境を見つける楽しさを味わえます!

でも、ノーガードでカミソリアッパーを

食らう可能性も・・・・


以上、キーポン的うどん屋の探し方②

カーナビ編でした。

それではまた来週。

キポン!!





こんにちは!チーバです。


ウィークリーでお届けする


讃岐うどんコラム。


今回のテーマは、


キーポン的、うどん屋探しのポイントを


ゆる~くお伝え致します。


それでは、徒然なるままに・・・




讃岐うどんツアーを14年間続ける我々。


うどん屋探しに必須のツールは以下4点。


1.さぬきうどん全店制覇(本)


2.カーナビ(性能がいいもの)


3.良く見える目


4.四国のビーチギャル


・・・割と普通です。


今回は1.のさぬきうどん全店制覇(本)について。


もう何冊買ったろうか。


ホットカプセル社から発売になるこの本。


香川県にあるうどん屋さんを全て紹介している


(自称)と豪語するつわもの。


この本は実際のうどん屋探し以外にも、


「今年はどこにいこうかな?」と、めぐるうどん屋を


リストアップするときにも大変重宝するのです。



うどん屋一軒あたりの紹介スペースはごくごくわずか。


一枚の写真と住所とTEL、加えて簡単な紹介文のみ。


ここから、美味そうなうどん屋を探すのだ。


時に掲載されたうどんの写真にやられリストアップしたり、


時にそのあまりたたずまいの凄さにやられリストアップしたり。


また、「うどん屋だが、ラーメンもうまいぞ!」と


目的を見失ってしまいそうな紹介文にやられリストアップしたり。


とにかくうどん喰いには必携のツールなのである。


そして、何とオールカラー!過去は半分白黒だったのだが、


讃岐うどんブームが来てからいきなりフルカラー


になり、2012年現在もフルカラー。


不況の出版業界においてフルカラーで単行本を


出せるのは、全店制覇とエロ本くらいではなかろうか?


発売時期はその年の春くらいの時もあれば、


前の年に暮に、翌年分を発売する事も。


ゆれる発売日にチームメイトのジッペイは


「気合いが・・・気合いがはいっとらんぞ!」


と病み上がりのイソップを叱咤する滝沢先生のごとく


いつも怒っています。


本に掲載している地図は簡素なものではあるが、


ナビでも拾えないうどん屋さん周辺に来た時、


また看板がないうどん屋さんに来た時等の局地戦に


大変に役に立つ。


2.のカーナビも必携ではあるが、完璧ではない。


「目的地周辺です」と歓喜のアナウンスに周辺を


見渡せば、見渡す限りの田園の中にポツン


なんてて事もしょっちゅう。



そんな時には、あわてず騒がず。


1.の全店制覇に掲載されている写真を見ながら、


うどん屋さんを探すのです。


一見、どう考えても普通の民家。人気店の様に


店の前に列をなしていればまだいいのだが、


隠れ家的なうどん屋さんは行列もなく、車も


止まっておらず、そして何故か無音。


美味しいうどんめがけてテンションがMAXの我々の


バーニングハートに冷や水をぶっ掛けるような


シーン現象。


かつて、高度なサブミッションの取り合いに


静まり返る会場を、


「戦いの受験会場であります」と古館さんは


いったものだが、そんな感じ。(どんな感じ?)


静まりかえった住宅街。


人の気配がしない民家のドアをガラッと開け、


「すいません、一玉」と言い放つ。


間違っていたら警察に通報されてもおかしくない。


アメリカなら鉄砲で撃たれるような行為を堂々と


出来てしまうのも、全店制覇のおかげなのだぁと


記事を書きながら感謝しています。


うどん喰いの必携ツール。


讃岐うどん全店制覇は必ず毎年買いましょう。


えっ?去年と全然変わっていないって?


・・・・・・・・


バカモーン!


取材したお店どころが、記事すら変わっていなくても


買い続けるのです!


それが最高のうどん屋探しの第一条件であるとして、


うどん屋探しの必携ツール1.讃岐うどん全店制覇の


項を締めたいと思います。


さて、次回は、うどん屋探しの必携ツール2.の


カーナビついてお話したいと思います。


それではまた来週。


キポン!

讃岐うどんは旨い!


あのピカピカした麺、イリコの香る出汁。


麺をムンズと掴み、ズバッと口に放り込みカミカミ。


粘弾性にとんだコシを味わい尽くす前に我慢できずに


出汁で流し込む。


んでまたやりたいからもう一口。


なんてことをやっているうちに、


あっなくなっちゃった!


もっと食べたひ・・・


こんにちはチーバです。


こんなことを10年以上繰り返している我々。


(讃岐の方は生まれた時からですね)


うどん屋さんに行けば行くほど、年を重ねれば重ねる


ほどうどが好きになっていく我々ですが、それでも


実はちょっと苦手なお店もあります。


そんなわけで、今回のコラムのお題は、


「何年たっても苦手なうどん」。


右腕に体重を全て乗せるように(明日のためにその2)


お伝え致します。



好きなうどんはバラバラ。


女の趣味もバラバラ。


好きな長渕の歌もバラバラ。


このように根本的に趣味・嗜好がバラバラな我々が


唯一共通しているのが、長渕と苦手なうどん。


※長渕さんの話はそれだけで毎日更新できる


ブログができますので、今回は割愛します。※


では一体どんなうどんが苦手なのか?


それはこちらです。



Keep Udon Fighting ~讃岐うどん旅行のブログ~

しっぽくうどん!!


ご存知、秋の香川の風物詩。


香川県では、


「ちょっと寒くなってきたなぁ」と一枚上に引っかけて


出かけたら、うどん屋からしっぽくの香りがしてきて、


「もう秋かぁ」なんて、


素敵な具合に秋の訪れを知るのでしょう。


ちなみに、「ちょっと寒くなってきたなぁ」との


私の振りに、BKは、


「今年のプロレス対象MVPは誰かな?」と


キョバッと答えたものです。


確かに暮れの気になるニュース。


もとい。


うどん好きの間でもこのしっぽくというメニューは鉄板。


しっぽくが大好きで毎年秋・冬が楽しみという方も


いるくらいの名物うどん。


もちろん我々がチェックをしていない訳がない!


毎年8月に慣行されていたツアーも最近はすっかり9月中旬に。


準備が早いお店では、しっかりとしっぽくを頂く事ができる!



状態ではあるのですが・・・・



すみません、苦手です。


「どこが?」と言われれば、


あの香りがどうも苦手。


いやね、臭いもの(失礼!)は好きなんですよ。


ブルーチーズやパクチーなんて大好物もいいところですよ。


「いつ、何どき、誰に出されたものだって」食べる


ゲノム溢れる私。


先日など、冷蔵庫で悪くなっている納豆を、


「ヤレんのか、おい!」と


若き日の藤波に詰め寄る猪木がごとく、


しゃくれ気味で頂いたものですよ、ハイ。


しかし、何故か、しっぽくは・・・・ダメ。


お店に入った瞬間香る、あの独特の香り。


私だけではなく、BKやジッペイも同じ(だよな?)



絶対に美味しいんですよ。


だって行列ですもの。


だって、有名ですもの。


好きなはずなんです。


だって、ソウルフードですから。


なにより、大好きなうどんなのですから。


しっぽくトライはかつて過去14年間のツアーの内、2回。


2回目は、自分のレベルアップを信じてやまなかった


頃だったので、入店時に「だめかも」と思った


ショックはことのほか大きかった。


お店に入りふと感じるいやな予感。


出汁のふたが開き、においを直接かぐことで


その予感は確信に。


「まだだめなのかぁ」とがっかり。


「修行がたりないなぁ」としょんぼり。


そんな私を励まそうとしているのか、


お店の大将は黙って大盛りになんかにしてくれて・・・・


己の未熟さ、お店の気遣い、そして苦手なうどんの大盛り。


トリプルショックに、マイケルばりに、


「パオゥッ!」と叫んでしまう我々なのでした。


しかし、理由は自らの経験値不足なのだと思うのです。


まだまだ修行が足りない我々に神が与えた試練といったところですな。


とにかく、他の関東人より讃岐うどんを食っているからといって、


調子に乗るなと。


しっぽくの美味さを知らずしてうどんを語るなと。


幸せはなるものではなく、感じるぅものだと。


そんなわけで、苦手なうどん、しっぽく。


この名物の美味さを知り、うどんをより楽しむため、


今後もしっぽくへの挑戦は続きます。


3年に1度くらいでスキルチェックしてみます。


(なんか遠ざけてないか?)


いつかお店に入った瞬間に、


私:「おおう!この香り、秋だねぇ」


BK:「えっ、もうしっぽく食えるの?」


ジッペイ:「かけ、小で!」


といえる日が来るその日まで。


しっぽくうどんへキーポンファイティングなのです。


さて、次回のブログでは、


うどん屋探しのポイントについて書いてみたいと思います。


タイトルは、


「友よ、あれがうどん屋の灯だ!」


それでは次回もよろしくお願いいたします。


キポン!

こんにちは!チーバです。


週間のうどんコラム。


今回は、「マイ・フェイバレット」なうどん屋を


見つけるための超重要なポイントをご紹介。


タイトルは、「うどん屋へは二度行け」。


内角にえぐり込むようにお話します。


うどんに限らず、食べ物に「美味い」はあっても、


「まずい」はない。これ私、の持論です。


飽食の日本。これだけ食べ物が溢れている世の中。


だいたいの食べ物が、「とびっきり美味しいもの」か、


「まずまず」のものかのどちらかに大別されるのでは


ないかと思います。


もちろん中には「まずい」ってものだって、なくはない。


でもそのほとんどが、「自分好みでない」ってこと。


例えば、濃い味のラーメンが好きな方は、薄い味の


ラーメンを「まずい」と評する事があるけれど、


薄い味のラーメンが好きな人からしてみれば


「サッパリして美味い」となる。


その逆も然りで、濃い味のラーメンが嫌いな人は、


それを「まずい」と評するけれど、


当然濃い味のラーメンが好きな人は、


「なーに言ってんだお前」となる。


学生の頃、自分が好きな女の子を友達に話したら、


「えーっ、お前あんなのブスが好きなの?」と言われた


ことのあるあなた。


「ブスじゃねぇ、天使だ!エンジェルや!」と口角泡を


飛ばし熱く語っていたのではないか?


全日本プロレスファンだったあなた!


UWFファンの友達に、「あんなのおかしい!ヤラせだ!」


と言われて、殴りかかったことがあるのではないか?(ないか)


話がそれましたが、とにかく言いたい事は、


人間価値観はいろいろ。


味覚もいろいろ。


女だっていろいろ咲き誇るわけですから、「うまい」はともかく、


「まずい」という表現は適切ではなく、「合わない」ということ。


否定しちゃあいかんのですよ。


さて、うどんの話。


そんな偉そうなこと言っちゃって、うどんツアーを始めた


10年以上前のビデオを見てみると・・・


BK「うわ、まずっ!」


私「どれどれ、うーん、確かにまずいな」


ジッペイ「・・・・まずい」


とまずいを連呼しています。情けなや・・・・



しかし、面白いことに、5年前のビデオを見ると、同じ店の


同じうどんを食べて、


BK「おおっ、これはなかなか!」


私「おおう!おいしいではないか!」


ジッペイ「・・・・まずい」


と多少の成長も見て取れます。


さらに、最近になると、やはり同じ店の同じうどんを食べ、


BK「ムチャクチャ美味い!」


私「やっぱり、ここのうどんはうまいよなぁ~」


ジッペイ「・・・・好きじゃない」


このように劇的な変化が見られます。


うどんに限らず、飲食店って、一度「まずい」と評してしまうと、


そのお店にはもう一生いかないと思うんですよ。


でも、「合わない」とすればどうでしょうか?


もしかしたら・・


今の自分に合わないだけなのかもしれません。


その時のコンディションに合わないだけなのかもしれません。


だから、そんな自分が変わったら、もしかして・・・・


「Try Again」というタイトルのツアーを行った時がそれ。


ネタ詰まりで、新店が見つけられずに思いつきで行った


企画が大当たり!


以前は気付く事が出来なかったそのお店の


うどんの美味しさに、再訪問する事でに気付きすっかり


お気に入りになってしまったうどん屋さんが結構あります。


うどん喰いにとってお気に入りのうどん屋さんは宝物。


そんな宝を見つけるためには、うどんに「まずい」というレッテル


を張らない謙虚な姿勢が重要なのではないかと思っています。


今まで、「まずい」と切り捨ててきたうどん屋さんがある方、


「コンディションいいんだよ俺はっ」


とサイパン帰りの長州力の様な元気がある日に、


もう一度、そのお店に再訪問してみることをお勧めします。


もしかしたら、宝物に変化する・・・かもしれません。


以上、チーバのコラム、


「うどん屋へは二度行け」の巻でした。


さぁ、次回は、


「そんな事いっちゃって、何年たってもやっぱり苦手なうどん」


について書いてみたいと思います。


それではまた次回。


キポン!


地球最後の日に

あなたは何を食べたいですか?

先日、飲みの場でこんな話題が。

解答の多くはやれフォアグラだキャビアだ、

カニだウニだ牛だ豚だといずれも高級食材

ばかり。(豚は違うか)

バブル期の金持ちジュニアのごとき回答が

並ぶなか、私の回答は・・・








新宿三平のレモンサワーと


イカフリッター。








うどん好きで知られた私。

この回答に居合わせた方々は店ごと

スペペーっとひっくり返ったのは

いうまでもありません。

いやいや、しかし。想像して見て下さいよ。


☆★心象風景☆★

アツアツのフリッターを、焼酎濃いめの

レモンサワーでグイと流し込む。

揚げたては熱い、辛い、苦しい!

灼熱に焼かれる旅人が飛び込むは

レモン香る甲類焼酎という名のオアシス。

「おおう、灼熱!」

「あはん、オアシス!」




こんな事を妄想し、ホヒホヒいいながらこれを

3回も繰り返せば立派な酔っ払いの出来上がり。



私:「あーもう、死んでもいい!」


店:「さっさと死んじゃいな!」


もし、明日地球が終わるとしても、こんな粋な

会話を新宿の場末の酒場でしたいものです。

さて、前置きがやたら長くなりましたが、

ここからが本題、うどんの話。

今年のツアレポでBKが紹介してくれた中に

上田製麺所さんというお店がありました。

この店は私の大好きな「ご近所系」のうどん。

むかーしから近所にあって、家族単位での

お客さんが多い地元密着型のお店さん。

今回はこちらのうどん屋さんについて少し

お話ししたいと思います。

場所は琴電太田駅のすぐそば。

踏切の近くのお店は不思議と懐かしさを

感じさせるたたずまい。

お店はテーブルが3つくらい。

うどんを温めるテボと出汁タンク以外は

特に何もないサッパリとした、しかし清潔な店内。

感じの良い「愛されご主人」が迎えて下さいます。

うどんはBKのコラムの通り、細麺、しかし

しっかりとコシがある私の大好きな女麺!

ちなみに私はこのような麺の事を、

「ビョンビョン細麺」と

小学校低学年のごとき語彙力で表現。

出汁もそんなに主張せず、しかししっかりと

イリコ香る良いお味。上品なんです。

「うおお、うめぇ~」と口角泡を飛ばして叫ぶ

ような味ではないものの、

一口食べれば、やさしい味がじわ~と広がり、

お腹も胸もいっぱいという幸せ気分になれてしまう。

そんな素敵なうどん屋さんなのです。

この様な地域密着型のうどん屋さん。

他には、

仏生山の宮武さん、兵郷さん、野口うどんさん

等が私の中ではカテゴライズされます。

なーんか似てません?




美味しい以外にも、何かほのぼのしているところが。



実はこの店に向かう途中、ネットのタベログで

上田製麺さんに関する興味深い記事を発見しました。

投稿者の方は、実家がこの上田製麺さんの

すぐ近くにあるのだとか。

昔からこのうどんを食べているこの方は、

結婚し、旦那さんを連れて初めて実家に里帰り

するのだとか。その時に、連れて行きたい場所の

一つに上田製麺さんをあげていました。

そして、ご自分の感想をこのように締めくくって

いらっしゃいます。



☆★☆抜粋☆★☆

昔から食べていたうどん。

自分を育ててくれた大切なうどん屋さん。

もし明日地球が終わってしまうなら、

私は最後にここのうどんを食べたい。




・・・・書いていて泣けてきました。

これを車中で呼んでいる時に本当にグッと

来ていたのですが、BKとジッペイが騒いで

浸ることができず。

「事故れ!」と呪いを二人に同報で送って

いたのですが、自分も乗っているので、

やめておきました。

しかし、地域密着型のうどん屋さんって、

その地域のお客さんにとって、こんなにも

大切な場所になっているんですね。

この記事を読んで、私も家族を連れていくなら

こういう雰囲気というか、オーラをまとった

うどん屋さんに連れていきたいなと心から

思いました。

あっ、でも、地球最後の日は新宿三瓶で



イカフリッターとレモンサワー


は変わらずです!!!

というわけで、チーバのコラム。

「キーポン的、人に進めたいうどん屋さん」の

二軒目は、

地球最後の日に行きたくなるうどん屋、

上田製麺所さんのご紹介でした。



写真なし、長文、失礼いたしました。

それではまた次回。

キポン!!