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Keep Udon Fighting ~讃岐うどん旅行のブログ~

1999年から毎年1回。
東京から香川まで讃岐うどん旅行に出かける野郎3人のブログ。
訪問したうどん店のリストとうどん・香川にコラム等を紹介。

こんにちは、チーバです!


先日から始めたコラム。ありがたいことに、


各方面から「早く書け!」との催促を頂きました。


基本ウィークリーの「ジャンプ」方式でお伝えしますが、


頑張れる時は書いてみたいと思います。


さて、コラムのお題は、


「キーポン的、人に勧めたいうどん屋とツアーの楽しみ方」。


讃岐うどん初心者の方に、我々なりに勧めたいうどん屋さん。


讃岐うどんツアーに初めてでる方に是非とも1軒目に行って


欲しいうどん屋さんはこちら!







Keep Udon Fighting ~讃岐うどん旅行のブログ~





「いきなりですか?」


という声が聞こえてきそうですが、


そうです、いきなりです。



その名は道久製麺所。


いやぁ、迷った、迷った。


偉そうにお店紹介なんてしたことないから


この2日間ばかり、悩みまくり。


和也か達也かで迷う、


喫茶店の一人娘ばりに悩みぬきました。


ここは、「麺しか買えない製麺所」です。


つまり、このお店に行く時には、


マイ箸、マイうつわ、マイ出しを持っていく必要があるという


かなりディープなお店様です。


いわゆる製麺所は来店客にうどんを


ふるまう飲食店ではなく、


主に、うどんを学校や、病院、また


業者さんに卸売りする


いわゆるメーカー。


厳密に言えば、


お店ではない。工場なんです。


工場には箸などない。


うつわなどない。


出汁なんてあるわけがない。


「うそだぁ~」と思った君よ、友よ。


近所の工場に行き、箸があるか聞いてみよ!


職員さんに真剣な目をされて、


そこから何も言えなくなるのが


オチだろう。(星くずロンリネス!)


注文の仕方は、ドアをカラカラと開け、職員さんに、


「あのう、一玉下さい」とうつわを出しながら言えばOK。


できたばかりのうどんを、うつわに「ドサっ」と入れてくれます。


ね?簡単でしょ。


その後、ドアを閉めて退場。いよいようどんを頂きます。



・・・・えっ?


どこで、食べるのかって?



決まってるでしょ。その場ですよ。



ちょっと新日本プロレスの野毛道場に似ている店の前ですよ。


工場なんですから、食堂なんてありません。


「うそだぁ~」と思った君よ、友よ。


近所の工場に行って、うどんを食べる場所があるか聞いてみよ!


~以下は箸のくだりと同じ~



まぁ、車の中でもいいんですけど、せっかくですから、外で食べて


見て下さい。



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持ってきた箸を割、うどんに持参の出汁(醤油でOK)をぶっかけて


青空の下で頂きます。


道久製麺所さんのうどんはちょっと硬めのドッシリ男麺。


飴いろの様な少し色がついたおうどんは噛みごたえがしっかり。


また塩気が結構効いているので、このままでもいけるくらい!


ムチャクチャ美味いんですよ。


讃岐うどんのお店周り。


色々なお店がありますが、私チーバが何故この店を1軒目にしたか?


それは、こんな食べ方は絶対に香川でしかできないから。


S級と呼ばれる有名店や、キチンと接客してくれる美味しいお店は

沢山あります。


でも先にそういうところに行ってしまうと、今後行くうどん屋さん


を全てそれと比較してしまって楽しめなくなっちゃう可能性が高い。


BKの宮武病みたいなもんですな。


プライドを見た後で、全日本プロレスを


見ると、


「なんでロープに飛ぶんだ」だの、


「ボディプレスを待っている」だのと、


理屈ばかりをこねる、わびさびのない


人間になってしまうのと同じです。(ちげーか?)


「ここのうどんのコシが・・・」とか、


「この店の出汁の味が・・・」とか、


はたまた、


「この店の接客がどう・・・・」とか、


そんな屁理屈を超越していけるお店は、


このような製麺所以外にないのでは


ないかと思うのです。


そして讃岐うどんのビギナーさん達こそ、


このような香川ならではお店に


行くべきであると思うのです。



持参品が指定される、


オールセルフの製麺所。


これから讃岐うどんツアーに出られる方に。


そして滝クリ似のあの子に斜め下から


美味しいうどん屋さんを


聞かれて困っている兄貴達に。


是非とも訪問をお勧めします。




≪心象風景≫

抜けるような青空の下、ミンミンと蝉が


ないています。


あっつい日だけど、たまにそよと吹く風が


気持ちいい。


こんな風景の中うどんをズズッと。


・・・たまらん!



緑萌え、豊かな水を湛えた川を見て


かつてブッダはいいました。


「アナンダ、世界は美しいな・・・」


そんな大きい気持ちになれます


(なれねーか?)


以上!


さて、次回のコラムでは、


人に勧めたいうどん屋さんパート2として、


実家に帰ってきたような「いい感じ」の


うどん屋さんを


ご紹介したいと思います。


次回も宜しくご一読下さい。


それでは、チーバでした。


キポン!



こんにちは!チーバです。


2012年のうどんツアーを振り返って


ホクホクしていたのもつかの間。ブログ当


番がやってきてしまった!


来年のツアーまであと1年弱。


ネタに困りつつも讃岐うどんコスモを燃や


すため、関東人(都民ではない)の我々な


りの解釈でうどんコラムを書きます。


では徒然なるままに・・・


14回もうどんツアーを続ける我々。


この話を人にすれば、まずは「スゴイ」と


半分あきれ顔で言われます。

まぁどんな内容であれ「読書」、「映画


鑑賞」以外の趣味があるのは人に自慢


して良いのはなかろうか?


年齢的にもう書く事もないだろうが、い


つか履歴書の「趣味欄」に




讃岐うどんを食べに香川に行くこと




とキョバッと書いてみたい!



面接官:ほほう、ではやはり宮武うどんが?


私  :はい、しかし宮武ならば仏生山の方が好みです。


面接官:・・・・・・・(できる!是非わが社に・・・)


とこのように面接が盛り上がり、内定も確実だと


思うんだけどなぁ。


そしてこんな誇らしき趣味を人に話すと、次に


来る質問は決まって・・・


「どこのうどん屋が一番好きですか?」


「美味しいうどん屋さん教えて下さい」


の2つ。


うどん喰いを自称する諸兄達も、この質問には


さんざ悩まされているのではないでしょうか?


実際にこの質問をされた事がありますが、


「まぁ人それぞれだからね」


とかなり冷たい回答を返した事があります。


しかし、ひょっとしたらAKBにいてもおかしくないような


カワイコちゃんに、


「今度ぉ~、うどん食べに行くんですけどぉ~、


チーバさんが詳しいって聞いたからぁ~」と


上目遣いで聞かれたならば、武士(もののふ)として


しっかりと向き合わざる得ません。


そんな日は過去14年間一度もありませんが、


Xデーが来るかもしれない。



来てもおかしくない。



いや、早く来て!


というわけで、チーバのコラムの第一シリーズのテーマ


はこちらからスタート。


「キーポン的、人に勧めたいうどん屋さんとめぐり方」


我々が14回のツアーを経て出会ったうどん屋さんとツアーに


おける心構えや楽しみ方をご紹介していきたいと思います。


基本週更新となりますが、今後ともよろしくご愛読の程、


お願い致します。


それでは、また次回。


キポン!



(前回のつづき)


時刻は9:15。


よしやさんを出た我々は国道11号から坂出インターを目指し、瀬戸中央道に乗ります。


「急いで帰って渋谷でパーッと打ち上げしようぜ!」


「おう!焼肉いこうぜ!」


「いいねえ!美味いホルモン焼屋知ってるぜ!」



旅が終わるのは寂しいのですが、うどんオンリーの生活からの脱出にワクワクしてしまう辺りがうどん人としてまだまだ未熟なところです。











9:45、瀬戸大橋通過。




車内で今回のセットリストを振り返ります。


【Tour 2012 麺 for tomorrow 】


《1日目》
1 まごころ(初)   
2 山下 (初)        
3 がもう
4 まいどまいど (初) 
5 通    
6 あずま (初)       
7 名もないうどんや (初)    
8 橋本製麺所 (初)      
9 飯田屋 (初)       
10 あれんじ亭 (初)   
《2日目》  
11 上田製麺所 (初)     
12 のぶや (初)       
13 山田家 (初)       
14 山 (初)         
15 藤村製麺所 (初)    
16 田 (初)         
17 中浦製麺所 (初)     
18 たもや女道場 (初)    
19 讃岐のこころ (初)   
《3日目》 
20 うどんバカ一代
21 雅や (初)   
22 大島製麺 (初)   
23 よしや

(敬称略)


全23店。


こうして並べると初来訪のお店多かったこと。


回ったお店の数は過去14回のツアー中、2008年の27軒に次ぐ歴代2位の記録です。


新規店19店は2009年の16店を超え、歴代1位。


頑張ったねえ、今年。


しかしあれですね、うどん屋さんの名前って、「通」とか「山」とか「田」とか、小学校低学年で習う漢字一覧のようですね(笑)











12:30、大坂通過。






さて車内の会話。


野郎だけの3人旅、初日辺りは和気あいあいとした雰囲気ですが、丸3日以上も一緒にいると本性丸出しになってきます。


各々の気に入らない点を容赦なく言い合ってます。


面白いのでその内容を以下に抜粋してみます。




◆ チーバは運転が荒すぎである。
ヒヤッとする運転の度にワイルドだろ~で誤魔化そうとする辺りが腹立たしい。
ホイルキャップ紛失もチーバの運転のせいだと思われる。
来年以降運転技術を上げて参加せよ。


◆ ジッペイは実はうどんが嫌いなのではないか。
うどん注文するときの目は死人のようだったが、シメサバを頼んだ時の目はかつてないほどイキイキしていた。
来年以降そばもある店ではそばを食べよ。


◆ BKは毎回往路の車中で寝すぎである。
このまま息ひきとるのかと思わせるほどの熟睡っぷりである。
来年以降死ぬほど退屈な夜明け前の中国自動車道を体験せよ。




仲良しですねえ、オレたち(笑)











そうこう言っているうちにあっという間に東京です。


旅も終わろうとしています。


最後は車中の会話ネタでスミマセン。


チーバとジッペイがこのブログ読んでも自分たちが話した内容の繰り返しになるので、ふたりに向けて最後は車内で話さなかったことを書こうと思います。

































『ありがとよ。』













大仁田厚さんばりに言いました(笑)












レンタカーを返すと、東京の秋がちょうど始まろうとしていたところでした。


長いツアーレポート、ご愛読ありがとうございました!


来年もいくよ!


来年こそ上手にざるうどん食べるぞー!









キポン!


BK






(おわり)




ps 明日からはチーバのコラムです。お楽しみに!







(前回のつづき)


23軒目

「よしや」さん



さあ、いよいよファイナルです。


急いで丸亀市へ移動。


今年のツアーは丸亀から始まり丸亀で終わります。













9:00ジャスト、よしやさん到着!



2009年2010年に続き3回目の来訪です。


ここはもう言わずと知れた若き大将率いる、宮武ブランドの超人気店です。


「純手打ちうどん」の冠に偽りなく、手打ち手切りのねじれた不揃い麺がトレードマークです。



オープンしてまだ数年ですが、讃岐うどん界のニューリーダーと言えましょう。


讃岐うどん界の藤波辰巳さんのような存在です。














お店の建物はバームクーヘンを切ったような独特の形をしています。





さあ


ボクたちよ!


ここのうどんで最後だ!


ペース配分はもう気にしなくいいよ!


たっぷりたべようじゃないか!


2玉3玉もOK!!


天ぷらも好きなだけOK !!


三角食いもOK !!






.....のはずですが、実際我々が食べたのは



BK ひやひや小
ジッペイ 醤油小
チーバ ひやあつ小


オプション類は3人でオジー(ゲソ天)ひとつのみ。







ボクたちよ!


なんて気弱なんだ!






だってさ....


これはあくまで個人的見解ですが、やっぱうどんは小(1玉)をずずずずーーっとイッキに食べるのが美味しいと思うんですよね。


それで足りなければお代わりすればいいと思うのです。


まあ今日はしませんけど。







最後のうどん食いフォト。




























オジー。


見事なズボン脱げっぷり(笑)!














23軒目フィニーーーーッシュ!!





よしやさんは来るたびに美味しくなってる気がします。


よしやさんの不揃いのねじれ麺は、機械で美しく切った我々が言うところの「指」とは対極にある麺ですが、ワンアンドオンリーの「ザ・勝負うどん」だと思います。


是非このうどんでこれからも勝負し続け、讃岐うどん界を盛り上げてもらいです!


一時期の藤波辰巳さんのように!




我々はこれから先も香川へ通い続けます!




キポン!


(つづく)





(前回のつづき)


22軒目

「大島うどん」さん


栗林から南下し、塩江街道沿いの大島うどんさんへ向かいます。










時刻は8:00過ぎ。


通勤通学ラッシュで道が混みはじめています。


急ごう!



8:30到着。


駐車場のすぐ裏は太田池という池です。










朝早くから空いているお店はどこも明るく活気があって元気が出ます。


お店に入ると厨房で元気なおねえさま方がチャキチャキと働いていらっしゃいます。









こちらのお店のスゴいところは、お正月の3日間しかお休みしないというとこ。


地元の方々に愛されてる証拠ですね。




さらにもいっこ驚く情報。


2008年のとある地域イベントで県民の長寿を願い、世界一長い126メートル(!)のうどんを作られたそうです。





長寿とうどん、、、、関係ある...?


などと不粋な疑問はせずに、ここは素直に驚きましょう。





さてうどんです。









ダシはイリコのいい香りがします。









一口飲むとよくあるタイプのイリコダシとは違って、ちょっと独特。


ダシは好みが分かれるところでしょう。


麺は柔らかめで、幅広い年齢層の方方々から受け入れられるうどんだと思います。


昨日の「藤村製麺所」さんと同じく、地域密着型うどんですね。









お店の雰囲気は昭和レトロの食堂風。



作られたレトロではなく、リアルレトロです(笑)


なにせ昭和30年創業です。











自分でうどんが湯がけるように客席のど真ん中にテボと湯がき場があります。


ここでうどんをチャポチャポ温められるのです。



テボと言えば、思い出される過去の事件があります。









あれは今から12年前。


2000年ツアーで行ったとある大型セルフ店でのこと。






当時のワタクシBK、恥ずかしながらうどんの味なんかよくわからず、テボで湯がく行為の方が好きなミーハー野郎でして、ここでもそれを楽しみにしてました。





ところが、思わぬ失態を...!!


まだ東京に今みたいにセルフ讃岐うどん店がほとんどない頃で、全く不慣れでした。


行列に並び器にうどんを入れてもららった直後のこと。


このままテボに移し湯がけばいいわけですが、反射的にカウンターにあったネギを大量にかけてしまったのです。


これではうどんをテボに移すことはできません。


つまり湯がくことはできないということです。



BK 「おばちゃん、おばちゃん! うっかりネギかけちゃった。これじゃうどん湯がけない!?」


おばちゃん「そやねえ、ネギ入れてしもたらそのままダシかけるしかないねえ。」


ガッカリしてしばしうどんを持ったまま立ちつくしていると、すかさずおばちゃんの優しい声。


「ほら。そこのネギのボク。元気出してこっちでダシかけなさい。」













「ネギのボク、、、ボク...!!?」




間もなく30歳を迎える夏の日出来事。



「三十路男つかまえて.....ボク。」



うどんチャポチャポできなかったけど、何だかあったかい気持ちになりました。



うどんを温められなかった代わりに、おばちゃんが心を温めてくれました(笑)



この出来事を我々は「ボクの夢2000」と呼んでいます。



キポン!



さあ次がいよいよラストだ!


急ぐぞ、ボクたち!!





(つづく)









(前回のつづき)

21軒目

「雅や」さん



今日の2軒目は早朝うどんでお馴染み、JR栗林駅に隣接した「雅や」さん。









駅の改札に隣接したパン屋さんみたいな作りだなあって思っていたら、この場所元々パン屋さんだったそうです(笑)









店の奥でご主人がうどん打ってます。



ワタクシBKはひやかけ。









透き通ったダシがキレイ。



いただきます。









ズズズズ...



オーーーーっ!!!


宮武ファミリーのかけだし??!




あつかけを持ってきたジッペイに、ダシ宮武だから飲んでみ!と興奮ぎみに伝えます。










ズズズズ...




ジッペイ「違う。」(笑)






ガラガラガラ、ピシャッ!






あつかけは確かに違ったんだけど、ひやかけは宮武ファミリーにそっくりだったんだよなあ。


絶対ここの大将、宮武ファミリーのどこかで修行されたのだろうと思い、あとからネットで調べてみましたが全くそんな情報出てきませんし、ここのダシを宮武ファミリーに擬(なぞらえ)てる書き込みも一切ありませんでした(笑)




おっかしいなあ。


まあいいや。


とにかく大好きな味に出会えました。


チーバから言われました。


「BKはまだ例の呪縛から解かれてないってことだよ。 」







たしかに。


数年前、宮武さんの味が好きで好きで、どのうどん屋さんに行っても宮武さんと比較してしかうどんを味わえなくなってしまったことがあります。


このことを我々は『宮武ファミリーの呪縛』と呼んでいます。










ジッペイのあつかけはモーニングサービスで、ちくわ天がつきます。



「満腹でも残さず食べろよ~!」











チーバはここでは生醤油うどん。


数年前、とあるお店でチーバは醤油と間違えソースをうどんにかけるという失態を演じたことがあり、それ以来軽度の醤油恐怖症です。



「ソースじゃねえよな....」



何度も醤油に鼻を近づけ確かめてます(笑)










この行為を我々は『チーバの生醤油Kiss 』と呼んでいます。








今日は無事醤油をかけることが出来ました!!


よかったね!


(出来て当たり前)











ごちそうさまでした!


綺麗に飲み干しました!


早朝から空いているということで急遽ピックアップしたお店でしたが、大ヒットでした。



さあ次行きましょう!


ファイナルは近い!


キポン!


(つづく)





(前回のつづき)

20軒目

「うどんバカ一代」さん




おはようございます!


2012年ツアーもいよいよ最終日になりました。


はりきって参りましょう!!





今朝はまずこの写真から!



























お札を干しているのです。


何が起こったのでしょう。





昨夜は「讃岐のこころ」さんを出たあとコンビニでチューハイやらハイボールやらを買い込み、ホテルの部屋でミーティングという名の宴会を行いました。


ホテルの製氷機で作った氷を部屋に持ち込んだわけですが、普通ビジネスホテルってアイスペールか或いは専用のカップみたいなの置いてありますよね。


ここはそのどちらも無くて、コンビニ袋みたいなのに氷入れて持ち込むようになってたんです。


で、氷が残ったそのコンビニ袋放置して寝ちゃったもんだから、朝テーブルの上のファイティング巾着(おサイフ)が水浸しになったというわけです。








旅にハプニングはつきもの!!



キポン!








宴会の爪痕です(笑)





さて、お札も乾いたところでホテルを出発します。


時刻はAM7:00。


天気は昨日に続き快晴です。







今日は午前中チャチャっと4軒回り、9:30には瀬戸大橋を渡る予定です。


今日の1軒目は2008年以来2度目の来訪となる「うどんバカ一代」さん。


着きました。







店に入ると木戸修さん(プロレスラー)の試合がテレビで流れています。


何で!?


って思ったら、朝のワイドショーで木戸さんのお嬢さんがプロゴルファーで、今年プロ5年目でツアー初優勝をしたというニュースでした。


早朝にも関わらず、数名のお客さんがうどん待ちで並んでます。


さすが人気店だなあ。


ここで頼むのはこれしかありません!


「釜バターうどん」








このメニューは芸術作品だと思います。


釜あげうどんに玉子とバタートッピング、仕上げの黒胡椒という創作系のうどんです。


打ち立てでホント美味しい!



チーバは肉うどん。


さすが肉食系。








ジッペイはかけひやあつ。








壁には「うどん騎士テウチオン」なるヒーローのポスター。








美味しく頂いてお店を出ましたが、ジッペイがプリプリ怒っています。









BK 「ひやあつ美味しくなかったの?」


ジッペイ「すごく美味しかった。」


BK 「じゃあ何を怒ってる?」


ジッペイ「ここのうどん、あつあつにしなかった自分が悔しい!」



ジッペイよ。


旅に失敗はつきものだよ。



キポン!



(つづく)




(前回のつづき)

19軒目

「讃岐のこころ」さん



2011年秋にオープンした夜のうどん屋さんです。


高松には深夜営業のうどん屋さん数軒ありますが、正直行き尽くしちゃった感があったため、新店のオープンは嬉しい限りです。


さあ、はりきって行きましょう!






カウンターのみの店内。


メンバー3人横並びで食べるのは2004年ツアーの『はりや』さん以来です。


イケメンの若いマスターがうどんを打っています。







ここのマスター、本当にイケメンです。


しかも人柄も優しく穏やか。


事前に『特選うどん遍路』というローカルテレビ番組に出演されていたのをYouTubeで見てイケメンなのは知っていましたが、実際にお会いし本当に優しい方だなと思いました。


「店内で写真やビデオ撮ってもいいですか?」


と聞くと、甘いウィスパーボイスで


「もちろんいいですよ。」


とニコリ。




う~ん


惚れてしまいそうです。。。






どのくらいイケメンなのか見たくないですか?





チラッとだけサービスフォトお見せしましょう!!!





こちらの方がマスターです!
















































どん!




























間違えました。









正しくはこちらの方です。









どん!

























かけうどん届けてくれたマスター。



ね!


イケメンでしょ。


ライオン通りのホストクラブの方かと思っちゃいましたね。




さてうどんです。








「氷釜あげうどん」なるメニュー。


釜あげされたうどんが細かいクラッシュアイスの上に乗ってます。


これは斬新なアイディア!


事前調査時点から「うどんの山」さんの「釜抜き生醤油うどん」同様、かなり気になっていました。










うどんの食感、ムニムニしたグミ系でしかも弾力がスゴイ!


ここも飴色(あめいろ)うどんです。


つけだしは温と冷の2種類出され、どちらもさっぱりゆず風味。


オリジナリティに溢れてるなあ。


温かいつけだしの方が特に美味しかったです。






ところでこの作業.....







....ちっとも上達しません(笑)!!






チーバのカレー釜玉。








ジッペイの温かけ。








仲良く並んで食べてます。








お会計の時

「テレビみましたよ。」


と言うと、少し照れたように


「ありがとうございます。」


と。



最後までカッコイイ。






おーっし!


2日目9軒やり遂げたよー!!


明日は最終日。


ラストスパートだ!


キポン!


(つづく)


(前回のつづき)


時刻は14:30。


2日目昼の部8軒回り、ここでうどんは一旦休憩し夜の部へ向けて羽を休めます。


昨日と同様まずは温泉です。


高松市一宮町の「天然温泉きらら」さんに来ました。










昨日より時間に余裕があるので、サウナ&水風呂キッチリ3セット。


膨れたお腹を回復させます。


うどんツアーの腹ごなしにサウナは効果的でお勧めです。



サッパリして休憩所へ戻ると.....








おーーーーい!!


そこのバンバンビガロ!!



またしてもチーバがビールを飲んでました。


ここではワタクシBKも誘惑に負けていただいちゃいました。


ジッペイよ。

運転は任せた(笑)!



少し休憩してから、高松市街地方面へ向けて出発。


サンポート高松の土産物ショップを散策した後、17:30ホテルにチェックイン。


19:00、夜の高松の街へ繰り出します。









赤提灯が煌めく魅惑的なアーケード街です。


高松のアーケード街は日本一の大きさで、実に全長2.7メートルもあるのです。


ブラブラするだけでなんか楽しい。



この辺りは古馬場町というのですが....










馬場さんならぬ、古馬場さんがいらっしゃいました(笑)


使用許可、大丈夫でしょうか。



さて、一通り歩きました。


今日は夜のうどん屋さんへ行く前に、行き付けの居酒屋さんで一杯引っかけます。


その居酒屋さん『讃岐コーチンの骨付鳥』が超絶品で、それについても詳しく書きたいのですが、ここはあくまで讃岐うどんブログ......骨付鳥話は別の機会に譲ります。










居酒屋さんをでます。



アーケードの主、猫殿がいらっしゃいました。







さあ!

そろそろ2日目ファイナルうどんを目指そう!


ジッペイも復活です。


キポン!


(つづく)























(前回のつづき)

18軒目

「たも屋女道場」さん


2日目昼のラストです。


このお店は女性のうどん職人を養成するためオープンし、スタッフ全員が女性なのだそうです。


すごい企画ですねえ(笑)

女性のスタッフのみって凄いよね。

無用心じゃないのかな。






到着しました。



お店の外から店員さんがうどんを打っているのが見えたのですが....








男性でした(笑)



全員女性の謳い文句は。。。。



この辺りが香川県のおおらかな所で、関東人の我々は時々面食らってしまいます。

もう慣れたけどね(笑)


ちょっと話はそれますが、数年前香川県のおおらかさを象徴するこんな出来事がありました。


あるうどん屋さんの店先に、臨時休業を記す貼り紙。



『本日、六月十日は都合により、お休みをいただきます。

申し訳ありません。

店主』



楽しみにしてたお店だったので3人ともガッカリしましたが、まあいいんです、それは。


それより何より、問題は別にあります。



























今日は、6月10日ではなく、9月10日です(笑)!!




....書き間違える?

そこ(笑)


百歩譲って『6』と『9』を書き間違えたのかと思いきや


しっかり『六月』と漢字表記です(笑)



う~む。








話を戻して「たも屋女道場」さん。


お店の前に手書きのメニューがあり、つい王道から外れたメニューに目がいってしまいます。


絶対に王道からそれないジッペイがいないからかもしれません(笑)


チーバが目をつけたのはサラダうどん。










ワタクシBKは釜玉カレー。











お店に入ります。


とても広い店内。









確かに女性の店員さんばっかりで、皆さん親切でフレンドリー。








チーバがサラダうどんのドレッシングについて、レクチャーされています。










どのスタッフさんもステキな笑顔で、マクドナルドもビックリの接客です。











釜玉カレー。

ンマイ!


このうどんのツヤと弾力。


できれば腹ペコの時に食べたい。。。。










チーバも物凄い勢いでサラダうどんを食べてます。








昨日から小麦粉しか摂取してないので、体が野菜を欲しているのです(笑)



うん!


美味しかった!



そして何より感動したのは、スタッフさん達の素晴らしい笑顔の接客。



実は衝動買い的に来訪を決めたお店だったのですが、大ヒットでした。










例えばですよ。



あなたが仕事で大きなミスをして、お客様の所へ謝罪に行ったものの『もうお宅とはこれきりだよ!』と冷たく言い放たれ、何とか修復できないか、サラリーマン人生を賭けて必死に奔走したものの、どうにもならない事がわかりトボトボ歩く帰り道、時刻は午後3時、朝から何にも食べていないことに気づき、肩を落としつつ目についたうどん屋さんに入ったら、素晴らしい接客に絶品のうどん、涙がポトリとイリコダシに落ち、もうクヨクヨするのはやめよう!明日からまた頑張ろうと....






つまりはそんなうどん屋さんなのです!




うどんって奥深いです。




キポン!




(つづく)