🎄娘たちへの備忘録 23/2. 24/3.
早いもので師走ですね。すっかり、寒くなりました🏃♀️〜
先月、 トワイニング から始めて販売された、
アドベント "Tea" カレンダー 2021 (12種×各2袋) を、娘が買ってきてくれました。
他メーカーよりリーズナブルなこともあり、都市部では即完売だったそう。
日頃フレーバーティーはあまりいただきませんが、カモミールティーなども入って
いるので 「今日は何かしら?」 と、ささやかな楽しみになっています〜✨
たまに手伝いに行く旧友から届きました
数ヶ月前、アンティークマイセンのコンポートにご縁がありました。かな~~り、リーズナブル。(笑)
同じ 「リーフ型」 はたまに見かけるのですが、これほど古いお品を手にするのは初めて。
シルバーの台が付けられたのは、後年でしょうか...。裏面に詳細が貼ってありますが、
文字が消えかけて判読できません。
夫ットが、いつものケーキを買って来てくれたのでお茶をすることに...
☕️ ティーセット 《RAYNAUD レイノー》
アンピール(帝政) 様式
🇬🇧 エンパイア・スタイルとも
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19世紀製作 《ルイ15世様式》
silvered bronze & Baccarat crystal centerpiece
シルバーの台付きは珍しい?
台にはフランス銀器に似た
「極小の刻印が2つ」 ありますが不明
ルイ 15世 (1715/9〜1774/5) 様式
だとすると
愛妾ポンパドゥール夫人で有名な
「ロココ様式 (1720〜1774年頃) 」
♡ルイ15世様式は ロココ様式と同意語
♡ロココ調とは大きな建築物ではなく
室内装飾に当てはまる様式のこと
建物全体の建築様式はバロックの頃と
あまり変わらなかった
マイセンでも様々な名品があるのは
マルコリーニ伯爵が監督に就任していた期間で
ロココから新古典主義 (1774?〜1824?)へと
作風が変わった時期
マルコリーニ期 1774〜1814年
🇮🇹 Camillo Graf Marcolini-Ferretti
1739年4月2日〜1814年7月10日
Graf (Conte) 伯爵の意
テーブルクロス 《LENOX レノックス》
🇻🇳 ナプキン 《孔雀の羽の刺繍》
残念ながら
マイセンとはミスマッチでした
毎年生え変わる羽
とても美しい画像がありました!
画像はお借りしました
🕊️「空を舞う孔雀」 の貴重なシーン
🇫🇷 ルイ15世様式のセンターピース
🇫🇷 ルイ15世様式とは
装飾題材等の類似から「後期バロックの一種」ともされ、期間は、ルイ15世治世の「1715年から1774年まで」とされますが、王が成人する23年までの過渡期は、別に「レジャンス(摂政)様式」、王の愛妾ポンパドゥール侯爵夫人が発展に寄与した45年以降は「ポンパドゥール様式」と呼ぶ場合があります。またそれら全てを含め「ロココ様式」とも総称されます。
🇫🇷 アンピール様式とは
🇩🇪 マイセン 《バックスタンプ》
🇯🇵 《マイセンと日本の柿右衛門 》 の項目
「・・柿右衛門 の大きな特徴のひとつに、濁手 (にごしで)と呼ばれる白素地があります。真っ白ではなく、土味を活かした 乳白色の素地 のことで、それによって赤絵が大変美しく引き立たつのです。一方、マイセンの素地は、土味を排した真っ白な素地です。これが作品の大きな特徴といえます。ですが、
十四代 柿右衛門 によると、マイセンの初期の作品は、柿右衛門で用いられるものと似た陶石を使っており、濁手のような素地である と指摘しています。・・」
1775年から1814年まで、マイセンの十字剣マークに星印、いわゆる「マルコリーニマーク」が追加されました。マルコリーニ時代は、マイセン磁器工場の全盛期の一つとみなされています。