新しい私を生きる準備 もう始まってる
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新しい私を生きる準備 もう始まってる
❍ 変わりたいのに何も変わらない その違和感こそ始まり
このままでいいのかな。
そんな言葉を口にするクライアントさんが増えています。
表面は穏やかでも、心の奥では小さな違和感が芽生えている。
何かを変えたいのに、何から手をつけたらいいのか分からない。
実は、その違和感こそが変化の合図です。
まだ形になっていなくても、内側では準備が静かに進んでいます。
❍ 理想を書き連ねるほど焦りが増えた時期
以前の私は、ノートに理想の自分をたくさん書いていました。
ところが現実は動かず、書けば書くほど焦りが強くなる。
そんな日が続いたある朝、視点を変えてみました。
理想ではなく、今できていることを書き出す。
毎日起きている
ご飯を作っている
人の話を最後まで聞けている
たったそれだけで、肩に入っていた力が少し抜けました。
変わるとは、何かを足すより先に、今の自分を丁寧に見直すこと。
その感覚が、次の一歩を軽くしました。
❍ クライアント事例Aさん 小さな良かったことが土台をつくる
50代のAさんは、毎日が同じで長い間ワクワクを感じられなかった方。
提案したのは、夜に三つだけ今日の良かったことを書くこと。
一週間後のノートには
朝の光がきれいだった
コーヒーの香りで落ち着けた
通勤途中に小さな花を見つけた
気のせいかもしれないけれど、心が少し楽になった気がします。
と、Aさんは笑顔で報告をしてくれました。
変化は派手な出来事ではなく、気のせいから始まる。
その小さな手応えが、明日を支える土台になります。
❍ クライアント事例Bさん 反応を変えると日常が和らぐ
60代のBさんは、人間関係のすれ違いで疲れ切っていました。
相手を変えようとせず、自分の反応だけ整える練習を提案。
嫌だった出来事をノートに短く記録し、次に選びたい反応を一行添える。
例
深呼吸してから話す
事実だけを伝える
今日は距離を取る
数週間後、同じ出来事でも気持ちがすり減らなくなった
と報告がありました。
現実は同じでも、心の姿勢が変わると日常の手触りが変わります。
❍ 変化は足すより手放すで進む
もっと頑張らなきゃ。
そう思うほど、心の余白は減っていきます。
新しい私を迎えるスペースを作るには、余分な力みを手放すこと。
比べる癖、完璧主義、先回りの不安をノートに置いていく。
空いた余白に、自然と新しい選択が入ってきます。
❍ あなたへ 見えない準備を信じる
何も変わっていないようで、内側では準備が進んでいます。
誰かに証明する必要はありません。
自分の気持ちを丁寧に扱い始めたその瞬間から、
新しい人生は静かに始まっています。
❍ 今日のノートワーク
1分 今日の気分を一言で書く
2分 今日できていることを三つ書く
2分 明日の私に小さな約束を一つ書く
例 朝の一杯を丁寧に淹れる 窓を開けて深呼吸
書き終えたら、深呼吸をひとつ。
その呼吸が、明日への通路になります。
❍ まとめ
変化は静かで、あたたかく、確実に進みます。
足す前に手放す
責める前に認める
急ぐ前に整える
新しい私を生きる準備は、もう始まっています。
あとは、日々の小さな実践で育てていくだけです。




