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未来を怖がらずに生きるために必要なこと
小さな未完を片づけるだけで、心は軽くなる
❍ 不安に押しつぶされそうな日々
クライアントのYさん(59歳)は、
将来のことを考えるたびに胸がざわつくと言いました。
仕事をやめた後の暮らし、お金のこと、健康のこと。
どれもまだ起きていないのに、心がいつも緊張していたそうです。
夜になると考えが止まらず、眠れない日も多かったと話してくれました。
❍ ノートに書いたのは不安ではなく、未完了のこと
Yさんはこれまで、不安をノートに書き出しても
気持ちが軽くならないと感じていました。
そこで提案したのは、不安そのものではなく、
今の生活の中で手をつけられていない
小さなことをリストにする方法でした。
最初のページには、
・健康診断を申し込んでいない
・クローゼットの整理ができていない
・友人に返事していないメールがある
そんな些細なことが並びました。
Yさんはその中から一つだけ、
一番簡単なことを選んで完了させました。
すると、翌日のノートにはこう書かれていました。
・健康診断を予約した
・メールを返したら気持ちがスッとした
❍ 不安の正体は、心の未完了
人は、やり残したことが積み重なるほど、
無意識のうちに「私はちゃんとできていない」と感じます。
それが積もると、未来そのものが不安に見えてくるのです。
未来を変えるのは、行動量ではなく安心の積み重ね。
その安心は、今日の小さな完了からしか生まれません。
❍ 未来を軽くするノート習慣
1. いま気になっている未完了を3つ書く
2. 今日できそうな一つを選ぶ
3. 完了したら斜線を引き、気持ちを書き添える
これを1週間続けたYさんは、
「未来の心配が消えたわけじゃないけど、
自分で動ける部分があるとわかった」
と話してくれました。
❍ まとめ
未来を怖がらずに生きるために必要なのは、
大きな勇気でも特別な才能でもありません。
今の暮らしの中にある小さな未完を、
ひとつずつ完了に変えていくこと。
未来は、今日の安心の積み重ねの上に静かに形づくられます。
そしてその安心は、あなたの手の届くところから始まります。


