”困った子”は、実は〇〇かもしれない

「やっと食べられる…」

一年に一回のアレが終わりました。

・・・健康診断です。

子育て時間を豊かにするお手伝いをしています。

臨床心理士 & 公認心理師
太田　かづ　です。

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その日は開始時刻が
2時間も遅くなり、
2時頃にようやくすべてが終わりました。

途中から、
おなかが空いたのを
通り越して
若干気分が悪くなっていました。

おなかが空きすぎると、気分が悪くなりませんか？

「お水が飲みたい」
「何でもいいから口に入れたい」

着替えながら、
頭の中は「何食べよう？」

お会計を待ちながら
「病院のそばにスーパーがあったから
あそこで…」と食べ物確保のシュミレーション。

と、食べ物のことばかり考えていました。

…どんなけ食いしん坊やねん！

と思いますが

私、ふだんはこんなに食べ物に執着しません。
(べつに強調するとこではない）

この日はおなかが空きすぎて
（前日の20時くらいから
水以外口にしていなかったので）

これほど
何でもいいから口に入れて満たされたい
と願ったのです。

このときの私は
食欲でしたが(笑)

これが、親からの愛情だったら？？

何でもいいから
かまってほしい

なんでもいいから
僕のことを見てほしい

私の希みを叶えてほしい

愛情に飢えて飢えて
どんな形でもいいから欲しいと
強く願っていたら？？？

怒るときだけ
大好きなママやパパが
こちらを向いてくれるとしたら？？？

たとえ怒られることがわかっていたとしても

それでも。

ママやパパが
関心を向けてくれるなら

いたずらしたり
しつこく要求したり
するでしょう。

ケンカをしたり
やるべきことをしなかったり
余計なことをしたり
するでしょう。

関心をもたれないよりは
怒られる方がマシだからです。

子どもたちの
困った行動のすべての原因は
愛情を求めているからだ
と言っているのではありません。

けれど、
大人からみた”困った子”は

もしかしたら
”困っている子”かもしれない。

なりふり構わず
愛情を求めているのかもしれない。

こんな視点で見ると
怒る以外に
もっとできることがあると気づきます。

ふだんからお子さんに関心をもつ
目を見て話を聞く
何気ない時間を一緒に楽しむ

などなど
たわいもないやりとりが
お子さんの心を潤します。

怒る必要がないときこそ
目一杯
お子さんをかまいましょう♪

ただ…

一緒に何かするのが心地いい

つかず離れずの距離が心地いい

など、お子さんの特性によって
心地いい距離感が違います。

お子さんの特性を知って
ちょうどいい距離感で
付き合えるといいですね！

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