眠れぬ夜がつづく。

ドラマ「どうする家康(第20回「岡崎

クーデター」)をみたあとに夢のなか

で、夢のような景色を見た。

 

ドラマは天正3(1575)年、家康は浜

松城におり、岡崎は何かが起こっていた。

岡崎城で家康の息子・信康と築山殿の命

が狙われていた。

 

大岡弥四郎「岡崎クーデター」

徳川信康の家臣で城の造営を担ってきた

岡崎城奉行の大岡弥四郎。

弥四郎が巫女・千代を介して武田家と通

じていた。

 

 

岡崎城奉行の大岡弥四郎(中央)と八蔵(左)

 

築山殿と信康の命を狙った弥四郎ら三河

衆は、その夜にだ捕された。

弥四郎はいう。

家康が信長にしっぽを振る限り、戦さは永

遠に終わらない。どうせ死ぬのなら、強い

武田方につき、欲にまみれた夢をと思う。

「飯をたらふく食べ、いい女を抱きたい」、

これが我らの本心じゃ!と叫ぶ。

 

瀬名と八蔵(邪推)

八蔵と瀬名のふたりの関係を…邪推、

瀬名が呼び寄せたのか、または八藏が瀬名

を犯そうとしたのか。

じつは、八蔵は、恩義を感じ、逆に謀反を

密告。

 

千代と瀬名(謎解き)

謎解きのようだったドラマ。

弥四郎と千代の場面。

岡崎城下の神社で、千代と弥四郎が蛤の下

に置手紙を置き武田と岡崎の者と通じてい

た。弥四郎が蛤を上から撫でていた。

 

瀬名は、かつて三河一向一揆のとき、念仏

踊りに興じていた寺にゆき、千代がいた記

憶がある。

また千代は瀬名が浜松城の家康

に、御手つきしたとき「あほ、ボケ」と叱

咤したことを知っているはず。

 

瀬名は弥四郎と通じていたのは巫女の千代

で、八蔵にボケの花を神社に置かせた。

案の定、岡崎城に千代がやってくる。

瀬名は、千代に「友達になりましょう」と

声をかける。

 

 

 

巫女の千代と瀬名

 

 

ベッドで夢を見ていた。

昔かっていた猫が夢に登場。

夜中2階から1階まで転げ落ちたとき、大事

にいたらずに済んだ。ところで、翌朝、猫

がびっこをひき歩いている。不思議だった。

このとき担当女医は猫が身代わりになって

くれたんだと言う。これ以後猫の霊が今も

守ってくれ、傍にみる生き物はすべて猫の

生まれかわりとおもうようになり、蚊一匹

も殺せなくなった。

 

 

女医は浮世絵の何と重ねてドラマを見てい

たのかと尋ねる。

謎解きのような枕絵の『風流艶色真似ゑも

ん』と、応える。

真似ゑもんは机の下で師匠が娘になすこと

を覗き、傍で猫二匹が交尾し、1階には「

君が世ハ浮世は千代に…」とある。

 

大河ドラマはまるで風流艶色謎解きだとい

うと、艶女医は微笑んで「また、夢で逢い

ましょう」と診察。

 

 

脚本:古沢良太

徳川家康   :松本 潤

瀬名(築山殿):有村架純

松平信康   :細田佳央太

五徳     :久保史緒里

亀姫     :當真あみ

お万     :松井玲奈

 

大岡弥四郎  :海熊克哉

山田八蔵   :米本学仁

 

石川数馬               :松重 豊

酒井忠次     :大森南朋

大久保忠勝(平八郎) :山田祐樹

榊原康政(小平太):杉野遥亮

 

織田信長     :岡田准一

お市:      :北川景子

木下藤吉郎    :ムロツヨシ

 

武田信玄   :阿部寛

武田勝頼   :眞栄田郷敦

服部半蔵    :山田孝之

本多正信    :松山ケンイチ

千代      :古川 琴音

空誓      :市川右團次

 

明智光秀   :酒向 芳

木下藤吉郎  :ムロツヨシ

柴田勝家   :吉原光夫

浅井長政   :大貫勇輔

 

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