独特な香り・・・ドクダミ
![キョロキョロ](https://stat100.ameba.jp/blog/ucs/img/char/char3/016.png)
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でも、ちあい的な都合をいうと、来週の日曜日は晴れか曇り、とにかく雨だけは避けたい日です。
分からないのは、梅雨入りだけではありません
今年の夏の気温はヤバそうですよね
6月でかな気温も上がっていて、すでに夏日の気温が連発していて、この先を考えると・・・、本当にヤバそうです
最高気温が35℃以上の猛暑日(酷暑日)どころか、その先40℃以上の日も出てきそうで怖いです
今の内、夏の対策を考えないといけませんね
野山を散策していると、薄暗い林の中や、谷や沢沿いなど、湿った日陰に白い花の群生を見かけます
その植物からは独特な香りがして、すぐにその植物の名前か分かります
ドクダミ(学名:Houttuynia cordata)
世間一般的に身近な雑草扱いの多年生植物
日本では、北海道南部から、本州、四国、九州の各地で見られます。
国外では、中国、ヒマラヤ、東南アジアにかけての広い地域で見られます。
やや湿り気のある林床や生育するが、条件さえ合えば、住宅周辺の庭や空き地、道端、荒れ地などでも群生します。
草丈は20cmから40cmとなり、葉は無毛の広い卵心形で先端が尖ります。
茎は紫色を帯びて斜上・直立し、地下茎は白く、枝分かれして拡がります。
花期は5月から8月の初夏から夏に、”4枚の白い花弁の花を咲かせます”・・・と言いたいところですが、
実は、4枚の白い花弁に見えるのは、花ではなく葉に近い性質の苞。
中央に伸びる棒のような部分が花茎で、その周りに、雄しべ、雌しべだけを持った極小の花が密生しています。
繁殖力が強く、ちぎれた地下茎からでも繁殖するため、放置すると多くな群落をつくり、他の雑草が生えなくなる。
独特な香りは、全草に含まれるアルデヒド由来だそうです。
ドクダミは、古くから日本の生薬として、日本の三大民間薬の一つといわれています
生薬として、利尿作用、高血圧、動脈硬化などに効果があるようです。
湿疹やかぶれなどには、生の葉をすりつぶし外用するといいようです。
傷には煎液で洗浄し、煎液を浴湯料とすることにより皮膚病や痔にも効くそうです。
また、ドクダミ茶として、悪玉コレステロールや活性酸素を除去、血圧を抑える、通便、利尿作用を目的として飲まれます。
漢方でも用いられ、魚睲草桔梗湯や五物解毒湯などに配合されています。
ドクダミって、毒々しい名前だと思いませんか・・・
ドクダミの名前の由来は諸説ありますが、
古くから民間薬として毒下しの薬効があるため、毒を抑えることを意味する”毒を矯める(ためる)”から、
”毒矯め(どくだめ)”から転じて”毒矯み(どくだみ)”へと呼ばれるようになったとするのが通説だそうです。
その他にも、毒や痛みに効くことから”毒痛み”の意味で名付けられたという説
群落に香る独特な臭いから、毒気が溜まった場所を意味する”毒溜め(どくだめ)”や、
植物自体が毒を溜めている(実際は、毒は溜めていません)とする”毒溜め”が転じたとする説もあります。
日本では独特の香りがあるため、”ドクダミが好き”っていう人はなかなかいないですよね
しかし、ベトナムではハーブとしてだけでなく、野菜としても利用されていて、春巻きなどの具に加えられているそうです。
アジア各国で広く利用されているパクチーも特有の香りを持っていて、未だにちあいは好きになれません。
しかし、以前は馴染みが無く好かれなかったパクチーも、現在の日本ではかなり市民権を得られてますよね
もしかして、ドクダミもパクチーのようにハーブや野菜に仲間入りする日がくるかも知れません。
あ~~~ぁ、ちあいはたぶん無理だな~~~
では、またね
初夏の花・・・ホタルブクロ
今年は梅雨入りが各地で遅れてますね
予報では、ちあいが住んでいる地域では、来週早々位に梅雨入りになりそうですが、どうだろう・・・
そんな中、6月13日はFMラジオでお馴染みの”FMの日”だそうです
では、”ナゼ”6月13日が”FMの日”になったのか・・・
”F”がアルファベットの6番目、そして、”M”が13番目であることから決まったそうですよ
よく考えましたね~~~、ふふふ
”FM”は、周波数変調の”Frequency Modulation”の略で、電波周波数を信号波の振幅に応じて変化させる方式だそうです。
雑音の影響を受けにくい利点があり、音質の良い音楽をFM放送は受信することができるそうです。
ちあいは、通勤や出張の移動中には、交通情報や各地の情報、そして眠気覚ましに欠かさずFMラジオを聞いてます。
ちあいにとってはかなり身近なFMラジオ
皆さんは、FMラジオって聞いてますか~~~
近くの公園や林の中を散策していると、散策道の脇に釣鐘型の可愛い花をよく見かけます
今頃、散策道を歩いていると普通に見掛けます.。
初夏の定番の野草の花ですね
ホタルブクロ(学名:Campanula punctata)
平地から山地の日当たりのよい草原や、林縁などでよく見られるキキョウ科に属する多年草。
日本では北海道、本州、四国、九州と全国で見られ、国外では東北アジア、朝鮮半島などで見られます。
草丈は30cmから80cmとなり、茎全体に毛が密に生えています。
葉は春に出る茎の根元に付く葉と、生育してから茎につく葉では形が違います。
茎の根元の葉は、長い柄があり、葉身は基部が円形から心形で、根元から群がって出て、花茎が出ると枯れるそうです。
生育してから茎につく葉は、葉身は三角状卵形から披針形となり、先は尖り、基部は茎を抱きます。
花期は5月下旬から7月の初夏頃に、花茎の上部に直径2cm程、長さ5cm程の釣鐘形の花を下向きに多数咲かせます。
釣鐘形の花は、白色、赤紫色、ピンク色で、内側に紫色の斑点があります。
地域によって花色に偏りがあって、関東では赤紫色が、関西では白色が多いそうです。
生育には、丈夫であまり手のかからない植物で、日陰でもよく育つそうですが、暑さには弱い性質があるそうです。
ホタルブクロって変わった名前ですよね
この名前の由来は、諸説色々ありますが、有力な説が2つあります。
一つは、
”子どもが捕まえたホタルを袋のような形の花の中に入れて遊んだから”
もう一つは、
”提灯のことを火垂(ほたる)と呼ぶ地域がありますが、その提灯の形と似ているから”
・・・だそうですよ
今回いろいろ調べて初めて知ったのですが、ホタルブクロって食べれるそうですよ
花、蕾、若芽、若葉が食用なるそうです。
若芽は3月頃から5月頃に根を残すように株ごと切り取り、
初夏に咲く花やつぼみは一輪ずつ摘み取って利用するそうです。
葉は苦味があり茹でて下ごしらえをすると良く、花はクセのない淡泊な味だそうです。
若芽や若葉は、天ぷら、和え物、炒め物などがおすすめ
花や蕾は、酢の物、サラダ、お吸い物などがおすすめ
細かなレシピは、いろいろ調べると出てきますね
なかなか山菜取りに出掛けることは無いかもしれませんが、
山で見つけた時には、一度お試ししてみてはいかがですか~~~
では、またね
欲望に駆られて・・・オオシオカラトンボ
梅雨前線が徐々に北上し・・・
やっと、九州南部が平年より9日遅く梅雨入りしましたね
しかし、その後の地域の、九州北部から関東甲信の梅雨入りはさらに遅れそうな予報です
長期予報を見てみると、6月中旬の16日頃から雨の日が増えて、続々と梅雨入りとなるそうですが、
平年と比べるとかなり遅い梅雨入りですよね~~~
遅れた分、雨の量が少ないという事は無く、
今年の梅雨は梅雨入り早々に梅雨最盛期のような大雨になる可能性があるそうです。
なので、梅雨入り前の今のうちに、
”避難場所や避難経路の確認”、”非常用品の準備”、”側溝などの掃除をして水はけを良くしておく”
・・・など、大雨になる前に備えるようにしましょう
夏が近づくに連れ、小虫さん達が多く見かけるようになりました
それでもまだ、ちあいが好きなカマキリ君は探してはいるものの見つけられていないですね
そして、カマキリに次いで好きなトンボ君は、ちょいちょい飛んでいるのを見かけるのですが・・・
つい先日、公園を散策中
小虫さんの写真を撮っていた時
その小虫さんの横の草に、いきなり現れました
草に止まった後、全く動きません
これば、”シャッターチャンス”
オオシオカラトンボ(学名:Orthetrum triangulare melania)
日本全国でよく見られる身近な青色トンボ
日本では、北海道・本州・四国・九州、大隅諸島まで全国で見られます。
日本以外では中国中南部で見られ、東南アジアには別亜種が広く分布しているそうです。
平地から低山地の林の近くにある池沼・湿地・田などで生活し、少し薄暗い所を好みますね。
大きさは、シオカラトンボより一回り大きい、全長5~6cm程度
オスは渋い青色と黒色、メスは鮮やかな黄色と黒色。
しかし、成虫になりたてのオスは、メスと同じような色をしています。
成虫が見られるのは、5月中旬から10月末ころまでですね
オオシオカラトンボは、シオカラトンボと混同しがち・・・
見分けるポイントを押さえれば簡単ですよ
オオシオカラトンボは全体的に体色が濃く感じ、シオカラトンボは淡く感じる。
オオシオカラトンボの頭部と複眼は黒色、シオカラトンボは胴体と同じオスは青色とメスは黄色。
オオシオカラトンボの翅の付け根が暗褐色、シオカラトンボは透明。
この子、よ~~~く見ると、所々に黄色い色が残ってますね~~~
成虫になりたてのオスは、メスと同じ黄色と黒色の体色そしています。
それが、時間が経つにつれ成熟すると青色と黒色のよく見かけるオオシオカラトンボになります。
なのでこの子は、まだ若い子なのでしょうね
今年、”初”トンボ写真のオオシオカラトンボ
いきなり現れたのでビックリでしたが、
その次には、その前まで撮っていた小虫さんをほったらかして、
オオシオカラトンボカメラを向けて写真を撮ってました
そのせいで、小虫さんはどこかに行っちゃいましたけど・・・
欲望に駆られてしまったちあいですした
では、またね
これでもランの仲間・・・ネジバナ
以前にも言いましたが、以前にも増して、不審な電話やメールが多くないですか
毎日毎日、腹が立ったちゃいますよ
ちあいの所に、電話に関しては一時期、海外からの不審な電話が立て続けて掛かって来ていたのが、やっと落ち着いたと思ったら、今度は怪しい勧誘の電話が入っていたり・・・
メールに関しては、相変わらず某通販サイトやカード会社を名乗るメールが毎日数件から十数件入ってきます
対策としては、セキュリティソフトは入れていてあって、それ以外に迷惑メールのアドレスは通報したり登録したりしたりしてますが、全く変化はありません。
とにかく怪しいメールは、アドレスを確認してから開かないようにしています。
個人としては、対応策はその位になってしまうのでしょうか・・・
皆さんは、どのように対応していますか
久しぶりのお休みに、天気もイイので公園をプラプラしていたちあい
グラウンドを抜け、遊具広場を抜け、散策道に入り公園内の林を抜け、
林に囲まれた東屋がある小さな芝生広場に到着
今年はまだ草刈りがされていないから少し雑草が多めの芝生広場。
今の季節に、ここの芝生広場に雑草に紛れて小さな花が咲くんですよ。
草刈りの時期になると雑草と一緒に刈られちゃうけど、まだ草刈りが入っていないから見つかるかな~~~
ネジバナ(学名:Spiranthes sinensis var. amoena)
ラン科ネジバナ属の小型の多年草
ヨーロッパ東部からシベリアにかけて、温帯・熱帯アジア全域、オセアニアなどに広く見られます。
日本では全国で普通に見られますね。
低地から亜高山帯まで、芝生や土手、都市部の公園などの明るい場所で見られます。
多くの人にとっては、芝生に生える雑草扱いですが、これでも立派なランの仲間です。
希少種が多いラン科の植物の中ではめずらしく、人間が生活する身近な場所で普通に見られます
葉は緑色が濃く、根元に集まって生えます。
根は、多肉質の太く地中に10cmから15cmほど伸びていています。
株の中心から高さ15cmから40cmの花茎を伸ばして花をつけます。
花期は6月頃から7月頃、ピンク色で5mmほどの小さなカワイイ花を螺旋状に並んで咲きます。
小さな花ですが、よ~~~く見ると、立派なランの花を咲かせてるのが分かりますか
しかし、咲いても10日程で枯れてしまうので、タイミングが合わないとなかなか見れません
ネジバナの花が螺旋状に咲きますが、実は右巻と左巻があるそうです。
そしてその割合は、どんなに数多く調べても、おおよそ1対1だそうです。
では”ナゼ”ネジバナの花がねじれて咲くのでしょうか・・・
ある一説によると、花がみな一方向に向くと、花の重みで茎が傾くのそうです。
なので、ネジバナが工夫して、花がねじれることで重さが分散し花茎が傾かなくなる。
・・・という説があるそうです
ちあいの経験上、芝生の中でよく見かけるネジバナ
では、”ナゼ”、芝生の中でよく見かけるのか・・・、どうも理由があるそうです。
一般にラン科の植物は菌類の力を借りて発芽するそうです。
そして、その菌類を根の中に取り込んで菌類と共生している特殊な根”菌根”を発達させ、
菌類がつくる栄養分を吸収して成長します。
ネジバナも例外ではなく、多肉質の太い根”菌根”が発達し、菌類がつくる栄養分を吸収して成長します。
そのネジバナに共生する菌類が芝生が生育する場所に多くいるため、
芝生が生育する場所にネジバナが多く見られるそうです。
ラン科の植物は菌類との共生関係によって生育するため、菌類がいない場所で育てようとしてもうまく生育しないそうです。
ちあい、このネジバナが好きで、公園の芝生広場があるとついつい探してしまします
しかし、今の季節、タイミングが合わなかったり、雑草と一緒に草刈りされちゃうと、
その年は見れずじまいになってしまいます。
今年は草刈りもされず、花茎もたくさん出ていて、まだまだ蕾が多かったので、これから一気に咲きますね
皆さんも、芝生の所に行ったらネジバナを探してみてはいかがですか
ただし、今の季節限定です
では、またね
山奥での出来事・・・ナミハダギセル
6月となり、周期的に雨が降り、梅雨の気配を感じる今日この頃です
そんな中、6月4日は、ちあいにとっても無視(ムシ)できない記念日、”虫の日”
日付はもちろん、”ム(6)”、”シ(4)”の語呂合わせですよね
漫画家の手塚治虫さん達の呼びかけで、1988年に設立された日本昆虫クラブが、
”昆虫が住める街づくり”を目指す一環として、 ”虫の日”を制定しました。
また、幼少期より昆虫採集を趣味としてきた解剖学者の養老孟司さんが制定し、
2018年に一般社団法人日本記念日協会同協会に”虫の日”を申請し、認定・登録されました。
養老さんは他にも、長年にわたり自然や命について考えていて、
”虫にも供養が大切”と考え、神奈川県鎌倉市の建長寺に”虫塚”を建立し、
毎年多くの昆虫採集家が集い法要を行っているそうです。
ちあいも少なからず”虫”好きであり、お仕事でもかかわっているので、
一度は供養に行った方がいいですよね
山奥の、そのまた山奥で出会った子
スギの植林を越え、その先の自然林の藪をかき分け進んだ先で出会いました。
山の中はかなり奥まったところ、林が密で、かなり暗い状態
大した機材を持って行かなかったので、現場でなかなかイイ写真が撮ず、
仕方が無いので、下山後に観察ケースに入れての写真撮影ですね
ナミハダギセル(学名:Stereophaedusa cymatodes)
九州南部に生息する殻の大きさが約2cmの中型のキセルガイ
キセルガイは、キセルの様な形をしたカタツムリの総称ですね
この子は木の幹や木の洞に数個体がくっ付いていました。
貝殻を良~~~く見ると、生長とともに出来た波打った様な筋がたくさん見えますね。
この筋がハッキリ見えるから”波肌(ナミハダ)”って名付けられたのかな~~~
ナミハダの造形美、なかなかキレイだと思いませんか、ふふふ
ナミハダギセル、今回の山の中では探せばかなりの数が木に着いてました。
しかし、やはり減少傾向なのか、鹿児島県と宮崎県では県のレッドリストに重要な種類として指定を受けています
宮崎県:その他保護上重要な種(OT-1)(2015年度改訂版レッドリスト)
鹿児島県:準絶滅危惧(レッドリスト(平成26年改訂))
今回の山の中では当たり前ですが、服装は長袖の完全装備、マダニやハチ、ヤマビルが怖いですからね~~~
しかし、顔周りは特に装備もせず、かなり無防備。
そんな無防備な顔周りが辛かった・・・
その場所に行くまで、かなり小虫にかなり刺され、”お岩さん”状態になっちゃったちあいです。
腫れが引くに数日かかりました
久しぶりに、人に見せられない状態でしたよ~~~、ふふふ
これからの季節、アウトドアで山の中や川辺に行く機会があるかもしれませんよね。
その時は、虫除け対策は万全にしてくださいね。
ちあいみたいになっちゃいますよ
では、またね