ウスバカゲロウ 季節外れの訪問者 | 驚きの日々!祖師谷公園をめぐる四季

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森林インストラクター。ラジオ体操と太極拳で毎朝訪れる祖師谷公園には樹木や花、昆虫や鳥たちもたくさん。そんな公園の四季の変化をお届けしています。祖師谷公園散歩のお役に立てばうれしいです。なお写真のご利用はお控えください。

これは入院中の3月5日のことでした。

娘からのLINEの画像には

クサカゲロウが自宅マンションの

白いタイルに張り付いている写真が!

 

以前にも同じことがあったのです。

調べると2021年7月のことでした。

 

クサカゲロウの卵は「優曇華」(うどんげ)と呼ばれ

中共メディアの報道によると

3000年に一度しか咲かない優曇華(うどんげ)の花として知られ

法華経にものっているとか。

 

そんな思い出いっぱいのクサカゲロウが

再び我が家を訪問してくれたというのです!

しかし〜

あれは7月のことでした。

今回は3月始め。

じつは「その数日前、20℃を超える春のような日があって

もしかするとそれに反応して

羽化してしまったのかもしれません。

 

その数日後、

「下に落ちてた」といって

拾ってきてくれました。

大きさは全長15㎜。

 

クサカゲロウの名前の通り

淡い緑色をしています。

 

レースのように規則正しく整然と編まれたような

繊細な羽。

 

今回は季節が違っていて

産卵できずに果ててしまいましたが

次回はこれに懲りずに

また来てくださいな。

お待ちしています〜