サクラ 600℃の法則 今年は? | 驚きの日々!祖師谷公園をめぐる四季

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サクラの開花予報に使われている法則の一つが

600℃の法則と呼ばれているものです。

 

2016年3月10日の記事です。

 

8年前の記事になりますが

先日のテレビのサクラ開花予報の解説でも

耳にしましたので、まだ健在のようです。

 

600℃の法則とは

2月1日からの日々の最高気温を足し算していって

それが600℃になったときに

サクラが開花するという法則。

 

これがこれまではびっくりするくらい当たっていたのですが

なぜか今年は当たりませんでした。

 

ウエザーニュースは

最初は東京は3月18日と予想していたのが

20日になり、最新版では24日になっています。

6日もずれてしまったのは異例のことです。

 

なぜなんでしょう?

 

このところ

強風が吹き荒れる日が例年に比べて異常に多くありませんか。

 

風速1mで体感温度が1℃下がるといわれています。

 

気温は風速による体感温度を反映していないので

その差が

開花の遅れになっているのではないでしょうか。

 

サクラはちゃんと体感温度で足し算をしている

ような気がします。

ちゃんと計算すればいいのですがそこまではやってません。

 

ちなみに湿度も体感温度に関係しているそうで

湿度が20%下がると体感は1℃下がるそうです。

 

24日は奇しくも祖師谷公園のさくらフェスティバルです。

2019年を最後に見送られていたわけですから

今年はさぞ賑わうことでしょう。

 

2022年3月24日 鞍橋から撮影