先日、太極拳仲間で見た人がいて、朝に見たというのです。私は夜とばかり思っていて無理と諦めていたのですが、朝なら探してみようと出かけました。
さて、クヌギの幹の根元になにやらいます。
ジャーン！カブトムシではありませんか！彩雲ではないけれど、自分で見つけたのは初めてかもしれない！ツノまで８㎝くらいあります。
傍にはカナブンもいて、カブトムシ同様、樹液を吸っているようです。
蝶もやってきました。しかもペアです。これはヒメジャノメのようです。
こちらのほうが模様がわかりやすいですね。低いところを飛ぶ蝶です。
ほかの蝶もいます。これは樹液に集まるサトキマダラヒカゲです。
クヌギの実もこんなに大きくなっています。
さてもう少し探してみよう、ということで仙川沿いの遊歩道を行ったら、途中のコンクリの塀にもカブトムシがのそのそ歩いています。
近づくと次の瞬間、地面に飛び降りました。
観察してみたくなってこわごわつかんで、これがツノです。
横向きはこんな姿です。
ついでにお顔も拝見。かわいい目をしています。
セミはなかなか見つかりませんでした。
そして太極拳の広場へ。ラジオ体操が終わって太極拳が始まる前、Wさんがセミの穴からのぞいている何かを発見。出られなくて困っている様子です。小枝で土をどけると、出てきたのはセミの幼虫！願いが通じたのでしょうか！
踏まれてはかわいそうなので、近くのシラカシの根元に置きました。太極拳をしている間、気になって気になって。
ところがその後、その場所を動かないんです。木に登っていかない。もともと自力で出る力がなかったのか。そっとその場をあとにしました。幼虫が見られただけでも感激です。羽化するところは、また見られる日もくるでしょう！
近くのクヌギの木には、セミの抜け殻が鈴なりになっていました。
過密過ぎない？仲がいいのかな？一緒に羽化したの？
こちらのみなさんは葉っぱの裏がお好みのようです。
これ全部１本の木、それもほんの一部の枝です。いったいこの１本の木でどれだけのセミが羽化したのでしょううか！
