この記事では四柱推命の結婚運の見方について解説します。
本来ならば結婚するもしないも本人の自由ですよね。
・結婚したいからする人
・結婚したくないからしない人
・結婚したいけどご縁がない人
・結婚したくなかったけどご縁があった人
・結婚運に任せている人
いろんな人がいてもいいはずです。
しかしながら一定の年齢に達すると、親をはじめとして周りがいろいろと意見してくるようになります。
結婚する時期について聞かれる人も多いのではないでしょうか…
この記事を読むと「四柱推命での結婚運の見方」４点がわかります。
- 通変星での結婚運の見方
- 干支での結婚運の見方
- 十二運星での結婚運の見方
- 婚期がアップする時期
結婚運の見方がわかれば、周りの意見にふりまわされなくなります。
結婚運を知ることで自分らしい人生を安心して歩んで行きましょう。
結婚運の見方は通変星から
四柱推命で通変星といえば５種類１０個の星があります。
まず５種類とは↓のように分類されます。
- 印星
- 官星
- 財星
- 自立星
- 遊星
それぞれに２つずつ計１０個の通変星があります。
- 印星→①印綬 ②偏印
- 官星→③正官 ④偏官
- 財星→⑤正財 ⑥偏財
- 自立星→⑦劫財 ⑧比肩
- 遊星→⑨傷官 ⑩食神
四柱推命では、通変星の「正官」と「正財」が結婚の星とされています。
- 女性にとっては「正官」
「せいかん」と読みます。
- 男性にとっては「正財」
「せいざい」と読みます。
この２つが結婚の星だから、「正官女子」と「正財男子」が結婚運が良いとされているのです。
なお、「恋愛運」の正体も結婚運と密接な関係があります。
「結婚運」と合わせて確認しておきましょう！
官星 「正官女子」はなぜ結婚したがるのか？
四柱推命で「官」とは男性を表します。
ゆえに「官星 」を持っている女性は男性性を持ち合わせているのです。
要するに男前な女性ですね！
官星 の中でも「正官」という星は、「大切な人を守り抜きたい！」という逞しさを搭載して生まれてきます。
ということは、男性からしたら正官女子は「大切な家族を守ってくれる安心感」がありますよね。
男性が仕事で長期出張をしたとしても、家族の心配をすることなく仕事に打ち込めるのです。
ゆえに「正官女子」は、仕事に打ち込んでいる男性と結婚して家族を持ち、命をかけて家族を守り抜くことが本望となります。
例えば、私の母の命式を見てみましょう！
香取佑果
財星 「正財男子」はなぜ結婚したがるのか？
四柱推命で「財」とは女性を表します。
ゆえに「財星」を持っている男性は「女性性」を持ち合わせているのです。
要するに、女子力の高い男性ですね！
財星 の中でも「正財」という星は、「大切な人に愛情を注ぎたい！」という優しさを搭載して生まれてきます。
ということは、女性からしたら正財男子は「大切な家族に愛情を注いでくれる安心感」がありますよね。
人の氣持ちがよくわかり、細やかに心を配ることができるので家事や子育ても女性だけの仕事だとは思っていません。
ゆえに「正財男子」は、結婚して大切な家族を得て愛情を注ぐことが本望となります。
例えば、私の夫の命式を見てみましょう！
香取佑果
「正財」を持っていました。家事は私任せでしたが子育ては楽しんでいたように思います！
結婚運の見方はあと３つあります！
「正官」を持っていない女性も「正財」を持っていない男性も、結婚運ないんだ…って早々にあきらめないでくださいね。
四柱推命では「正官・正財」のほかに、
- 十二支
- 十二運星
- 婚期がアップする時期
の３つもチェックして、総合的に判断します。
香取佑果
「正官」と「正財」だけで判断しないでね！
結婚運は干支も重要！
四柱推命の結婚運の見方は、「干支」も大事です！
特に日柱の干支は、結婚が課題の干支があるのです。
結婚が課題の干支は↓３つあり「日座中殺」といいます。
- 「甲戌」…
きのえいぬ - 「乙亥」…
きのとい - 「庚子」…
かのえね
この３つの干支は、人生の中で「結婚が課題」とされているので結婚運はあるのですよ。
結婚運はあるのですが、平凡な結婚にはならないですよってことです。
- 年齢差が大きく開いている夫婦
- 子どもがいない夫婦
- 国際結婚の夫婦
- 奥さんの両親と同居する夫婦
- 入籍しない事実婚の夫婦
- ずーっと恋人同士のままの夫婦
- 結婚しても別居している夫婦
- 奥さんが稼いで旦那さんが家事担当
- 極端に早婚または晩婚
- 離婚することもある
- 再婚することもある
- 再再婚することもある
- 離婚して復縁することもある
こんな感じで、
「甲戌」「乙亥」「庚子」が日柱にあれば、ちょっと変わった結婚生活になるという運を持っているのです。
※「甲戌」「乙亥」は、月柱や年柱にあっても多少は影響します。
※「庚子」に関しては、日柱にある場合にだけ影響します。
私の母（日柱が甲戌）の命式を例にしましょう。
香取佑果
父は長男だったし婿養子でもなかったのに、なぜか母の母（私の祖母）と同居していました。ご近所さんからするとちょっと変わった家族に見えたようです。
十二運星で運勢エネルギーも確認しよう
四柱推命の結婚運の見方は、「十二運星」も忘れないようにしましょう！
十二運星は「人がまとっているエネルギーの特徴」です。
エネルギーの特徴は、人の生涯の年齢に例えると分かりやすいですね。
- 胎【3】…お母さんの子宮に宿った頃
- 養【6】…赤ちゃんの頃
- 長生【9】…幼児～小学校低学年
- 沐浴【7】…小学校中学年から中学生
- 冠帯【10】…高校生から二十歳前の頃
- 建禄【11】…２０代～３０代
- 帝旺【12】…４０代～５０代
- 衰【8】…６０代～７０代
- 病【4】…病気がちな８０代
- 死【2】…死を迎える９０代
- 墓【5】…お墓に入った状態
- 絶【1】…魂が宇宙に還った状態
【】の中の数字は「運勢エネルギー」といって「人がまとっているエネルギーの大きさ」を１～１２の数字で表したものです。
エネルギーの大きさで早婚の傾向があるか晩婚の傾向があるかがわかります。
あくまでも傾向なので個人差はありますよ…。
エネルギーが小さい
運勢エネルギーの合計が小さい人は早婚の傾向があります。
人生で早いうちに結婚して、パートナーと二人三脚で人生を歩む方が生きやすい人たちですね。
例えば、エネルギー値９の命式はこちら。
運勢エネルギーの合計が９となっていますね。
エネルギーが平均値
運勢エネルギーの合計が１５くらいの人は平均値です。
早婚でも晩婚でもなく、その時代の結婚適齢期で結婚するのが生きやすい人たちといえます。
例えば、エネルギー値16の命式の人。
運勢エネルギーの合計が１６となっていて、平均値に近いです。
エネルギーが大きい
運勢エネルギーの合計が２５を超えていたりすると晩婚の傾向があります。
ある程度の年齢までは自分一人で頑張ってからパートナーを迎えたい人たちですね。
例えば、エネルギー値34の命式の人
こちらは「四柱推命90分鑑定」を受けてくださった方の命式ですが、運勢エネルギーが３４とかなり高いですね。
香取佑果
個人差はありますが、結婚運を見る時は「運勢エネルギー」も参考にするといいですよ。
なお「四柱推命の「運勢エネルギー」は結婚運以外にも影響を及ぼします。
詳しく、下記の記事で確認してくださいね。
婚期がアップする時期がある♡
婚期がアップする時期があります。
女性の「正官」や男性の「正財」を自分の命式に持っていなくても、運氣として巡ってくる場合があります。
年運に結婚の星がある場合
自分の年運「日柱の十干に結婚の星が巡ってくる年」は、婚期がアップするといわれています。
といっても、何もしないで家で寝ていても何も起こりません。
身支度を整えて出会いのある場所へ行ってくださいね。
2024年は
- 日柱【己】の人に「正官」女性の結婚の星が巡ってきます。
- 日柱【辛】の人に「正財」男性の結婚の星が巡ってきます。
2025年は
- 日柱【戊】の人に「正官」女性の結婚の星が巡ってきます。
- 日柱【庚】の人に「正財」男性の結婚の星が巡ってきます。
2026年は
- 日柱【辛】の人に「正官」女性の結婚の星が巡ってきます。
- 日柱【癸】の人に「正財」男性の結婚の星が巡ってきます。
2027年は
- 日柱【庚】の人に「正官」女性の結婚の星が巡ってきます。
- 日柱【壬】の人に「正財」男性の結婚の星が巡ってきます。
大運に結婚の星がある場合
大運とは「１０年毎のまとまった運氣」のことです。
大運に結婚の星があれば、その１０年間のどこかで結婚する傾向があります。
例えば、私の大運をみてみると…
香取佑果
29才～39才に「正官」があります。実際には28才で結婚しましたが、おおむね大運の運氣どおりですね！
結婚運の見方をまとめると
四柱推命での結婚運の見方をまとめると、
- 女性は「正官」・男性は「正財」を持っているか？
- 干支に「甲戌」「乙亥」「庚子」があるか？
- 運勢エネルギーの大きさで早婚か適齢期婚活か晩婚か？
- 年運と大運に結婚の星が巡ってくるか？
を順番に見ていきましょう！
ちなみに、「結婚運の星がない人」は結婚ができないっという訳ではありません。
自分が持っていなくても、お相手が持っていたりする場合もありますよね。
結婚したいけど結婚運の星も運氣もない人でも大丈夫！
「生まれる前に結婚すると約束している魂」が存在する可能性が大いにありますよ
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