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呪われた大阪万博:週刊現代、(藤本壮介氏… ⑧の改題)(3…
の9回目です。7回目から書き出しと途中を引用します。
私は大屋根そのものには芸術的価値は高いと考えています。最大の問題は当初の1.9倍となった2,350億円で350億円を掛ける(賭ける)意義にあります。フィンランド産と国内産の集成材が用いられ、柱と梁は金属部品で結合されています。1°で約1億円、最大高さが20 mなので、第一種住専、第二種低層には移設できません。
何故、全周の2 kmを木造建築物にする必要かあるでしょう?私は東京大学の正門や時計台のある安田講堂は知りません。京都大学の吉田キャンバスの正門からは手前に大きなクスノキがある時計台が見えます。正門は立派ですが、吉田キャンバスの北の百万遍交差点の門はそれほどでもありません。
(中略)
「万博協会」のプレスリリースです。提案募集結果の公表は3月中旬頃となっています。
提案は2月中旬に締め切られ、
公表時期については2024年3月中旬頃を予定しています。
なので、ブログを書きました。
「大屋根リングの閉会後の利活用について」の提案が3月中旬ごろに公表予定です。見てからでは「後出しジャンケン」なので「せっせ」と書いています。今日、Amazon から配送予定です。私は東京ディズニーランドの入り口にある大きな地球儀が好きです。空から地球を見ると国と国の境界はありません。地球儀こそがシンボルです。
(11AM、コメントと画像を挿入
(2018年10月1日撮影)
建築家は誰しも独創的なデザインを考え抜きます。下のようなことは参考にしても真似はしないでしょう。ブリッカー賞を受賞された山本理顕氏は大阪万博を批判しています。
「あれほどひどい計画は、建築家から見たらあり得ないと思う。日常生活を阻害するような施設がカジノ。社会貢献(課題解決)をすることを前提にしている博覧会に対して。明らかにカジノのための万博になっていると思います。そこに対して建築家集団は何も言わない」
以上、挿入)
宣伝会議4月号
「大阪・関西万博」のシンボルをリングにした理由とはー藤本壮介さん(月刊『宣伝会議』「私の広告観」出張所)
宣伝会議 編集部
2024年3月6日 掲載
COSMO TOWER 展望台からの万博会場 ③(12/23) から再掲
「宣伝会議」3月号