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の5回目です。
(2PM、以下コメント追記:350億円の建設費や柱と梁の接合部に金具が使用されている等の批判はありますが、私は見栄えがすると考えています。大屋根の周囲には階段、エレベータが設置されるでしょう。階段もエレベータも金属製と思われます。障がい者用にエレベータは必要ですが、数カ所程度の設置に留めるべきだと個人的には思います。屋上からの避難を想定すると数十メートルごとに階段は必要になります。エレベータを階段の数と同じだけ作ると経費と見栄えの点ではよくないと思います。車椅子で一周を希望する障がい者も予想されますが、エレベータの設置されている区間だけの利用で良いのでは)
画像は1/24付、産経新聞朝刊1面からです。東京ドームの屋根も手がけているテント大手の太陽工業が大屋根の膜屋根の製造を請け負ったことが書かれています。
木造建築物の法定耐用年数は22年です。大阪万博の大屋根(リング)は2023年7月に着工しました。一部は金具を使用していますが、「貫工法」で建設されています。膜屋根はガラス繊維を編み込んだ布状のシートに塩化ビニールをコーティングして製造されています。大屋根は純粋な木造建築物ではありませんが、工夫されています。
下の画像は大林組が担当している大屋根です。私の調べた限りでは、①「タイプA」の海外パビリオンの着工はシンガポールだけ、、②8つの「テーマ館」の内、4つは着工、③大屋根の外の民間パビリオンの内、8つは起工式を完了、④政府が建設する「日本館」、大阪府・大阪市が建設する「大阪ヘルスケアパビリオン」等が着工しています。
COSMO TOWER 展望台からの万博会場 ③(12/23) から再掲