Atsuko's Cafe

Atsuko's Cafe

本職 高校家庭科教師 2男1女の母
誰でも作られる簡単レシピで、美味しくできる料理を、日々研究☆
レシピの覚え書きついでに、元教え子限定で無償のお料理教室(Atsuko’s Cafe)を開催しています。

♡インスタもやってます♡
atukocafe


2月13日は、たくま9歳の誕生日でした。


私たちが1年間で一番家族5人を感じる日です。

今年は、前夜祭、誕生日当日祭、後夜祭までしました(笑)


前夜祭は、友人が作ってくれたチョコレートケーキ🎂


当日は、息子が選んだケーキ🎂

ケーキと一緒に、毎年恒例、たっくんの写真と一緒に姉弟3人で写真を撮りました。


バレンタインのチョコを添えて💕


この日のために練習したハッピーバースデーを、お兄ちゃんが弾きます🎹

この後、お姉ちゃんも弾いてくれました🧒🏻💕


後夜祭は、ママ手作りのりんごケーキでお祝い🎂


3日続けてハッピーバースデートゥーユー音譜


たくまが生きていたら、小学3年生。

姉弟3人で賑やかだっただろうなー

今でさえ弟に振り回されて大変なお姉ちゃん、もっと大変だっただろうなー

いやいや弟がいたら、お兄ちゃんだから、息子がもっとしっかりしてたかも。

こんな話をみんなでしながら、私だけ泣いて。今年も平和にたっくんの誕生日を迎えられたことに感謝。


たっくんの樹は元気に育ってくれています🍋

乳幼児突然死症候群で、51日しか生きられなかった逞(たくま)。

先にお空に行っちゃったけど、心は1つ。
これからも、家族5人、仲良く暮らしていきたいと思います☺️

生後51日の次男逞(たくま)が、乳幼児突然死症候群で亡くなって8年が経ちました。 


2月13日。8歳のお誕生日。

毎年、家族でお祝いしています。

今年のケーキは、パパセレクト👨🏻


今年も、ケーキを囲んでお祝いしていると、小4の息子が「ママはたっくんが生きてても、僕をかわいがってくれた?」と聞いてきました。「普通は一番下の子が一番かわいくなるものだよね」と言うんです。あら、この子は自分が一番かわいがられていると認識してるのね(笑)と思うと同時に、今まで言えなかった心のうちを話してくれたのかもしれないと思いました。

「そんな風に考えてたのね」と、抱きしめた上で、娘も息子もたっくんも、みんなママには大事な存在で、一人一人を愛してること、兄弟が増えたからって、1人の分け前が少なくなることはなく、愛情は無限だと言うことを伝えました。


毎年、この時期、私がしんみりなるのを元気付けてくれようと思ったのか、娘は、「弟1人でも大変なのに、2人もいたらめっちゃ大変だったかも。それに、兄弟2人の方がお菓子の分け前が多くていい」と言いだして、話が変な方に動いていきました💦あらあら、今年はこう言う展開なのね😅


お誕生日に、たっくんを中心に色々な話をする時間。我が家にとって、とても大切な時間です。


4月5日。命日。

毎年、牧師をしている義父さんにお祈りしていただくことで、たっくんのそばにいることを感じています。

たっくんが亡くなった年、大学の友人たちがお悔やみに集まってくれました。

今年、8年ぶりに5人が集まることに。

色々な手土産にまぎれて、さりげなくたっくんにお花をたむけてくれました。


手作りランチでおもてなし。


友人の子どもたち。

たっくんと同じ歳。

生きてたら、こんな風に遊んだんだろうな😌

たっくんの成長を重ねてみさせてくれた友人たちに感謝です。





私は高校で家庭科を教えています。
ちょうど今は「保育」の分野に差しかかったところで、亡くなったたくまの話も交えて話しています。

授業で使っているたくまの写真入り教材は、たくまが亡くなる前、保育の授業で使ってもらおうと、私の育休代替でお願いしていた家庭科の先生に託したものです。

たった51日で亡くなったたっくん。
この教材を作った時は、亡くなるなんて微塵も想像してませんでした。 

生徒たちがたっくんの教材を通して、それぞれの感覚で、命の大切さについて考えてくれるといいなと思います。

息子を亡くして7年が経ちました。

亡くなってすぐは、命日には仕事を休んで家族みんなで過ごそうと思っていたのに、年度当初の仕事の忙しさにかまけて、普通通りバタバタの1日を過ごし、夜にやっと家族揃ってたくまを思う時間がとれました。

こうして命日が日常にうもれていくことが、後ろめたくもあり、これでいいと思う自分もいて、複雑な気分です。

4年生になった息子が、家族の絵を描いてくれました。
お揃いの洋服着てる☺️

末っ子のように育ってきて、甘えん坊の息子。
弟がいたら、きっとお兄ちゃん面して、もっとしっかりしていたのかもなー

日曜日、家族揃って牧師をしているお義父さんの教会の礼拝に行きました⛪️
お説教の中にたくまのことを織り込んで話してくださるお義父さんの優しさに目頭が熱くなりました。

私は、結婚するまで宗教とは無縁の生活をしてきたけど、キリスト教の死に対する捉え方を、たくまを亡くして初めて知って、心を軽くしてもらえた気がしています。


礼拝後、焼いてきたパンで公園ランチ。

桜あん入りのパンは、

焼いたものと蒸しパンの2種類にしました。

ソーセージパンとチーズパン、それから息子お得意の卵焼き✨

おいなりさんもたくさん作りました👩‍🍳

みんなと桜の下でそよ風に吹かれながら食べると、気持ちが晴れやかになります。一昨年息子(夫の弟)を亡くしたお義母さんは、心労でひとまわり小さくなってしまった気がします。これまで私をあたたかく包んでくださったお義母さんを、今度は私が元気付けてあげられたら…と、思っています。
 
話は代わって…

1年ほど前から、絵の先生に自宅に来てもらい、月1お絵描き教室をしています。

絵が大好きな子どもたちに習わせてあげたくて始めたのですが、近所のお友だちにも声をかけ、まるで寺子屋のようにワラワラと描いています。

毎回絵のモチーフは、先生が考えて持ってきてくださるのですが、春になって、我が家のお庭の作物が元気いっぱいなので、今回のモチーフは、お庭にあるもの何でもOKにしてくれました🙆‍♀️

私は迷わず、「たっくんの樹」のレモンにしました🍋


たくまを想いながら描く時間は穏やかで、7年の月日を感じました。

娘とお友だちは、お庭のビオラを描きました。



息子は、2歳年下の友人の子と一緒にいも掘りをしてじゃがいもを描きました🥔
 

お絵描き教室歴が少し長い息子が、たくまと同じ、2歳年下のお友だちに描き方を教えてあげている姿に、ウルッときました。

たくまが生きていたら、こんな感じで仲良く遊べたんだろうな。

息子には、たっくんと一緒に育ててあげられなくてごめんね。と、いつも思ってしまいます。
これからも、たくさんお友だちと接する時間を作ってあげるからね。

息子たちが掘ってくれたじゃがいもは、みんなで分けてお持ち帰りにしてもらいました😊


時間があるお友だちは、採れたてじゃがいもをフライドポテトにして、お昼ごはんも一緒に食べました😋

朝、焼いたパンと、

子どもたちリクエストのたらこスパゲッティ、

作り置きの茄子の揚げ浸しで、即席ランチタイム🍽✨

炭酸水には、たっくんの樹のレモンをたっぷり絞りました🍋

デザートは、娘手作りのカッサータ😋

ナッツやドライフルーツを丁寧に刻み、リコッタチーズの代わりに水抜きヨーグルトで作ったヘルシーなカッサータ。

みんな喜んで食べてくれました❣️
美味しいものがあると、心が和みます。


たっくんの樹、今年もたくさんの花がついています。たくさん実をつけてくれますように。




2月13日は、たくまが生きていたら7歳のお誕生日でした🎂

生後51日、乳幼児突然死症候群で亡くなった次男 逞(たくま)。

たっくんが亡くなった時、悲しくて悲しくて悲しくて、1年経っても悲しくて、姉の古い友人が同じ乳幼児突然死症候群でかつて子どもを亡くしたことがあると聞き、会いに行ったことがあります。遺影の前で号泣する私をあたたかく見守り、落ち着くまでそっとしておいてくれたその夫婦は、「亡くなった時の気持ちを思い出させてくれてありがとう」と、穏やかに言いました。

その夫婦は、10年前、初めての子を1歳になる直前に亡くしていました。その後、3人の子どもに恵まれ、月命日には、毎月家族で手を合わせる時間を持っていると話してくれました。

当時の私は、悲しみは増すばかりで、時間が悲しみを癒してくれるなんて想像もつきませんでした。

亡くなった息子をお兄ちゃんと呼び、自然に死を受け入れているその家族に、今はそうなれないけど、いずれ、私も心穏やかに息子の死を受け入れることができるのかもと、ひと筋の光を見た気がしました。

そして今、やっとその時期が来たのかもと、思うことができています。

毎年、お誕生日は、たくまの写真を囲んでお祝いしています。

今年は7歳。手作りティラミスです🎂

6歳

5歳

4歳

3歳

2歳

1歳

亡くなって1ヶ月後の子どもの日

亡くなる1ヶ月前の子どもの日
スポンジケーキを私が焼いて、夫がデコレーションした力作ですキラキラ菱餅も手作りしました桜

手作りケーキを囲んでお祝いするごとに、たくまとの思い出が増えていきます流れ星

姉の古い友人が、私にひと筋の光を見せてくれたように、私の経験が、家族を亡くして、自分の心と葛藤している方々の心を少しでも軽くできたら嬉しいです。

テーマ「たくま」で、これまで書いたたくまの記事のタイトルを見ることができます。