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東京4レースの競走中止について

 東京4レースにおいて、サンマルグランデラは他の馬に関係なく、1周目8号障害手前で急に外側に逃避し、騎手が落馬したため競走を中止した。

 なお、サンマルグランデラには異状がなかったが、騎乗していた水出大介騎手は脳震盪、腰・臀部打撲、頚部捻挫と診断された。

【かえで賞】(京都)~ヴェアデイロスが差し切りV

京都8Rのかえで賞(2歳500万下・芝1200m)は、3番人気ヴェアデイロス(岩田康誠騎手)が勝利した。勝ちタイムは1分08秒9。3/4馬身差の2着に1番人気ゴーイングパワーが、2馬身差の3着に5番人気アブシンベルがそれぞれ入線。

ヴェアデイロスは栗東・佐々木晶厩舎の2歳牡馬で、父サクラバクシンオー、母マザーレイク(母の父サンデーサイレンス)。通算成績は3戦2勝となった。

レース後のコメント
1着 ヴェアデイロス 岩田康誠騎手
「自分のペースで運べましたし、ラストの瞬発力はすごかったですね。距離は1400mぐらいでも大丈夫だと思います」

4着 タマモオンゾウシ 国分恭介騎手
「芝は合うと思ったのですが……。少し馬場が緩いのが影響したのでしょうか。それでも最後までしぶとかったですし、能力は高いと思います」

【金倉山特別】(新潟)~ヴァンダライズがまとめて差す

新潟12Rの金倉山特別(3歳以上500万下・芝1800m)は、8番人気ヴァンダライズ(丸田恭介騎手)が勝利した。勝ちタイムは1分47秒9。クビ差の2着に2番人気サクラボールドが、クビ差の3着に3番人気プレミアムテーストがそれぞれ入線。

ヴァンダライズは栗東・中竹和也厩舎の4歳牡馬で、父ダンスインザダーク、母ピンクタートル(母の父Blushing Groom)。通算成績は24戦3勝となった。

レース後のコメント
1着 ヴァンダライズ 丸田恭介騎手
「追って渋いイメージのある馬ですが、東京でもしっかり伸びていた馬ですから、あまり気にせず外差しの馬場でもじっくりと追って、しっかりと伸びてくれました。力のある馬です」

2着 サクラボールド 勝浦正樹騎手
「スムーズにレースはしているのですが、少しハミをくわえたところがあった分の差でしょうか。最後も脚は使っているんですが……」

3着 プレミアムテースト 大野拓弥騎手
「休み明けでしたが、いい馬ですし、終いもしっかりと伸びてくれました。力はありますね」

【信越S】(新潟)~伏兵ブルーミンバーが混戦を断つ

新潟11Rの信越ステークス(3歳以上オープン・芝1200m)は、11番人気ブルーミンバー(川須栄彦騎手)が勝利した。勝ちタイムは1分09秒3。クビ差の2着に8番人気サンダルフォンが、クビ差の3着に4番人気ケイアイアストンがそれぞれ入線。

ブルーミンバーは美浦・加藤征弘厩舎の6歳牝馬で、父ファルブラヴ、母タヤスブルーム(母の父Caerleon)。通算成績は28戦6勝となった。

レース後のコメント
1着 ブルーミンバー 川須栄彦騎手
「スタートは抜群でしたし、前にカベを作って乗ってくれとの指示で、うまくコーナーでも前にカベを作って回れました。ギリギリまで追い出しを我慢しましたし、抜け出してからもよく辛抱してくれました。理想的なレースができたと思います」

2着 サンダルフォン 酒井学騎手
「オープンのそれなりに揃ったメンバーで、59キロを克服して、しっかりと伸びてくれました。滑る馬場が苦手な馬なので、外々を回して馬場のいいところを走らせました。よく走っていると思います」

3着 ケイアイアストン 吉田隼人騎手
「うまく3番手に入れて、最短距離を回ってこられました。いいレースはできていますが、道悪だった分、最後は伸び切れませんでした。硬い馬場の方が力を出せると思います」

4着 グランプリエンゼル 丸田恭介騎手
「この馬の力なら勝っているレースなんですが、馬場が悪くなっている中で最内枠は厳しかったですね。動くに動けませんでした。外に出すには後方まで下げなくてはならなかったですからね。残念です」

【岩船特別】(新潟)~サトノシュレンが6馬身差で快勝

新潟10Rの岩船特別(3歳以上500万下・芝2200m)は、5番人気サトノシュレン(川須栄彦騎手)が勝利した。勝ちタイムは2分13秒9。6馬身差の2着に2番人気ダイワリューリンが、アタマ差の3着に1番人気ティキマハロがそれぞれ入線。

サトノシュレンは栗東・村山明厩舎の3歳牡馬で、父ステイゴールド、母レッドダイヤモンド(母の父エルハーブ)。通算成績は6戦2勝となった。

レース後のコメント
1着 サトノシュレン 川須栄彦騎手
「スタートに注意していましたが、いいスタートが切れたのでよかったです。スピードの違いで先頭に立ちましたが、楽に行けましたし、終いも伸びています。上のクラスでも十分やれると思います。今日は完勝でした」

2着 ダイワリューリン 的場勇人騎手
「最後までしっかり伸びているのですが、前回の感じからも、もう少し距離があった方がいいですね」

3着 ティキマハロ 中舘英二騎手
「今日は流れが遅すぎましたね。最後もジワジワと来ていますが……」

4着 アンバーシェード 酒井学騎手
「休み明けの分、少しムキになって走っていました。それでもがんばってくれていますし、次はガスが抜けて楽に走れるでしょうから、次は楽しみです」

【桂川S】(京都)~12番人気のナイアードがクビ差しのぐ

京都10Rの桂川ステークス(3歳以上1600万下・芝1200m)は、12番人気ナイアード(四位洋文騎手)が勝利した。勝ちタイムは1分08秒4。クビ差の2着に11番人気トーホウシンバルが、クビ差の3着に3番人気ミスクリアモンがそれぞれ入線。

ナイアードは美浦・粕谷昌央厩舎の5歳牝馬で、父ワイルドラッシュ、母シャドウスプリング(母の父デインヒル)。通算成績は15戦5勝となった。

レース後のコメント
1着 ナイアード 四位洋文騎手
「外枠だったので、中途半端なレースをするよりは……と思い、思い切って行きました。もともとスピードのある馬ですし、今日は最初のコーナーをゆっくり力を抜いて回れたのが大きかったです。ラストもよく踏ん張ってくれました」

4着 ドリームバレンチノ 松山弘平騎手
「中団のいい位置でレースができました。直線もスッと外に出せたのですが、前が止まりませんでした。それに久々の分、いつもの切れ味がなかったですね。このクラスを一度勝っている馬ですし、ここを使って次はよくなると思います」

【三年坂特別】(京都)~エーシンハーバーが逃げ切る

京都9Rの三年坂特別(3歳以上1000万下・芝1600m)は、7番人気エーシンハーバー(武豊騎手)が勝利した。勝ちタイムは1分33秒2。2馬身半差の2着に1番人気エーシンミズーリが、クビ差の3着に5番人気カルドブレッサがそれぞれ入線。

エーシンハーバーは栗東・藤岡健一厩舎の3歳牝馬で、父Cozzene、母Echo Harbor(母の父Boston Harbor)。通算成績は7戦3勝となった。

レース後のコメント
1着 エーシンハーバー 藤岡健一調教師
「馬場も向いたと思います。期待通りのレースですね。スピードは古馬相手にも通用すると思っていました。夏を越えて体が大きくなってパワーアップした印象です。これからが楽しみです」

2着 エーシンミズーリ 川田将雅騎手
「ゲート内で隣の馬が突進してきて、うまくタイミングが合いませんでした。その後はスムーズで、直線は馬場のいいところに出しましたが、勝ち馬が強かったですね」

3着 カルドブレッサ 福永祐一騎手
「流れが遅くなると思っていましたので、ある程度の位置からレースをしたかったのですが、スタートして馬自身が乗っていきませんでした。ただ、乗りやすい馬なので、もう少し長い距離の方がいいかもしれません」

4着 リヴェレンテ 四位洋文騎手
「昇級緒戦としては十分な内容です。前向きな性格で、マイルでこれだけのレースをしてくれましたからね。もっと距離が伸びても大丈夫だと思います」

【メイクデビュー】(京都4~5R)ナガラオリオン・レッドエクスプレス

京都4Rのメイクデビュー京都(ダート1200m)は、3番人気ナガラオリオン(安藤勝己騎手)が勝利した。勝ちタイムは1分11秒7。3/4馬身差の2着に1番人気ラヴァンドゥーが、5馬身差の3着に2番人気シゲルアセロラがそれぞれ入線。

ナガラオリオンは栗東・大根田裕厩舎の2歳牡馬で、父アドマイヤマックス、母オオシマセリーヌ(母の父トワイニング)。

レース後のコメント
1着 ナガラオリオン 安藤勝己騎手
「相手は前の馬だと思い、早めにつかまえに行きました。それにダートは前残りが多い馬場なので、早めにサーッと流して行きました。気性の素直な馬で、時計も速かったと思います。ただ、ゲートが上手ではないので、その点がよくなればかなりやれると思います」


京都5Rのメイクデビュー京都(芝1800m)は、2番人気レッドエクスプレス(岩田康誠騎手)が勝利した。勝ちタイムは1分52秒1。1馬身1/4差の2着に4番人気メイショウアマクサが、1馬身半差の3着に5番人気アロマティコがそれぞれ入線。

レッドエクスプレスは栗東・角居勝彦厩舎の2歳牡馬で、父ディープインパクト、母アドヴァーシティ(母の父Seeking the Gold)。

レース後のコメント
1着 レッドエクスプレス 岩田康誠騎手
「いいスタートを切ってくれて、道中も折り合いがつきました。直線ではすごい弾けっぷりでしたし、この先が楽しみです」

3着 アロマティコ 田辺裕信騎手
「性格も真面目で、いい馬ですよ。もう少し体が成長してくればさらに力を出せそうです。もしかするともう少し綺麗な馬場の方がいいかもしれません」

4着 クランモンタナ 福永祐一騎手
「スローペースになると思ったので、いいポジションを取りに行きましたが、反応が鈍くモタモタしていました。調教の感じからもっと動けてもいいはずなんですが……。一度使われて次回は動けるようになってくれればいいですね」


【2歳未勝利】(京都1~3R)マウンテンファスト・コウエイチャンス・ブライトライン

京都1Rの2歳未勝利(ダート1200m)は、2番人気マウンテンファスト(幸英明騎手)が勝利した。勝ちタイムは1分12秒5。2馬身半差の2着に1番人気シゲルユズが、半馬身差の3着に7番人気タイキベイビーがそれぞれ入線。

マウンテンファストは栗東・服部利之厩舎の2歳牡馬で、父タイムパラドックス、母ハイヌーン(母の父フジキセキ)。通算成績は3戦1勝となった。

レース後のコメント
1着 マウンテンファスト 幸英明騎手
「スタートを決めて、いい位置で運べました。現状ではどちらかと言うとダートの方がいいのではないでしょうか。手応えとしてはもっと突き放してもいいぐらいだったので、これからもっとよくなってくると思います」

5着 ハリスキャスケード 小林徹弥騎手
「うまく内に入れましたし、いい位置で競馬ができました。あとは走ることに対して、もっと前向きになってくれればいいですね」


京都2Rの2歳未勝利(ダート1800m)は、3番人気コウエイチャンス(松山弘平騎手)が勝利した。勝ちタイムは1分54秒3。クビ差の2着に1番人気ヘッドサクセッサーが、1馬身1/4差の3着に6番人気フーラブライドがそれぞれ入線。

コウエイチャンスは栗東・山内研二厩舎の2歳牡馬で、父フォーティナイナーズサン、母スイートミュール(母の父ダンスホール)。通算成績は6戦1勝となった。

レース後のコメント
1着 コウエイチャンス 松山弘平騎手
「前回は直線だけで4着まで追い上げてくれたので、今日はスムーズに乗れればチャンスだと思っていました。ところが、今日はイレ込みが激しく、折り合いを欠いてのレースとなってしまいましたが、それでもよく伸びてくれました。もっとスムーズな競馬ができれば楽勝だったと思います」

2着 ヘッドサクセッサー 福永祐一騎手
「勝てる競馬でしたが、最後にソラを使ってしまいました。ダートは合っています」

3着 フーラブライド 北村友一騎手
「ゲートは出ませんでしたが、道中は力むことなく走っていました。最後もよく伸びていますよ。ダートも悪くないですね」


京都3Rの2歳未勝利(芝2000m)は、1番人気ブライトライン(安藤勝己騎手)が勝利した。勝ちタイムは2分01秒9。1馬身3/4差の2着に4番人気ラブイズブーシェが、クビ差の3着に9番人気キクエチャンがそれぞれ入線。

ブライトラインは栗東・鮫島一歩厩舎の2歳牡馬で、父フジキセキ、母シェリーズスマイル(母の父King of Kings)。通算成績は3戦1勝となった。

レース後のコメント
1着 ブライトライン 安藤勝己騎手
「もう少し後ろでタメようと思っていましたが、外から他の馬が来たときに一緒になってスーッと上がって行ってしまいました。ただ、無理していたわけではないですし、まだフワフワしながら走っていたくらいですから、まだまだよくなると思います。距離も問題ありませんでした」

3着 キクエチャン 渡辺薫彦騎手
「短めの距離を使っていたので、楽に行くことができました。そんなに速いペースで逃げていたわけでもないですし、道中も物見をしていたぐらいでした。小さな馬ですが、大きなトビで走る馬なので、このぐらいの距離が合っているように感じます」

【メイクデビュー】(東京3、5R)ミリオンヴォルツ・ダイワインスパイア

東京3Rのメイクデビュー東京(ダート1600m)は、1番人気ミリオンヴォルツ(松岡正海騎手)が勝利した。勝ちタイムは1分39秒6。アタマ差の2着に9番人気サンデーコアが、クビ差の3着に5番人気ドラゴンツヨシがそれぞれ入線。

ミリオンヴォルツは栗東・高野友和厩舎の2歳牡馬で、父Bluegrass Cat、母Racetothealtar(母の父Distorted Humor)。

レース後のコメント
1着 ミリオンヴォルツ 松岡正海騎手
「気のいい馬で、返し馬のときからかかって行きそうなぐらいでした。ゲートでは出て行きそうな気配を見せていなかったので、中団ぐらいからの競馬を考えていたのですが、速かったですね。かなりの能力を感じますし、相当上のクラスに行けると思います。ゴール前では迫られましたが、まだ余力はありました。距離は1600mぐらいまででしょうが、もう少しリラックスして走れれば距離は持つと思います」

2着 サンデーコア 大江原哲調教師
「馬場に出てから騎手を振り落とすのではないかと心配するぐらい、今日は気性の荒さが目立ちました。兄姉も気性が荒かったので、早めに去勢したのですが、それがいい方に出たと思います。道中は折り合いを欠いて、それでもバテずに最後までがんばっていました。あらためて能力の高さを感じました」

3着 ドラゴンツヨシ 三浦皇成騎手
「まだ子どもで、馬場に出てもまったく集中していませんでした。まだビッシリと追っていない分、最後は一緒の脚色になってしまいましたが、次はもっとよくなると思うので楽しみです」


東京5Rのメイクデビュー東京(芝1400m)は、2番人気ダイワインスパイア(北村宏司騎手)が勝利した。勝ちタイムは1分22秒6。2馬身半差の2着に3番人気ロンギングトゥユーが、3/4馬身差の3着に6番人気カフェコンセールがそれぞれ入線。

ダイワインスパイアは美浦・池上昌弘厩舎の2歳牡馬で、父ダイワメジャー、母ダイワパッション(母の父フォーティナイナー)。

レース後のコメント
1着 ダイワインスパイア 北村宏司騎手
「スタートをポンと出たのでハナに行きました。まだハミを噛んだり、一頭で長く走ったらフラついたりと課題はありますが、今日は能力だけで勝てました」

2着 ロンギングトゥユー 三浦皇成騎手
「素直ですし、競馬が上手です」

3着 カフェコンセール 田中勝春騎手
「まだ気を遣って走っています。終いはいい脚でした」

4着 キングズクエスト N.ピンナ騎手
「最初のダッシュがよくなかったので、後ろからの競馬になりました。ただ、脚を溜められた分、終いは手応え以上に伸びました。将来性のある馬だと思います」

5着 エクスプローラー 松岡正海騎手
「ずっと鳴きっぱなしでした。まだ精神面が弱いです」