種・家庭菜園・園芸・野菜 市川種苗店
キクの花に良く似ています。
レタスはキク科ということを再認識しました。
◆レタスはキク科 サニーレタス編
◆レタスはキク科3 レタス開花編

(レタスの花です。なかなか全開に開花しません)

(サニーレタスの花。色は黄色で全くでした)
なぜこれほど○○科に こだわるかというと
◆同じグループは同じような花を咲かせるので花を見ればグループが分かる!
◆同じグループは違う名前の野菜でも連作になり、一般に避けたほうが良い!
◆同じグループには同じような虫が好み、別の虫は嫌う たとえばレタスをアブラナ科の菜っ葉と混植するとアオムシやコナガが着きにくいなど。(コンパニオンプランツという)
【今日の気づき】
⇒レタスは一代交配種F1が存在しない!という理由が分かったような気がしたのです!
サニーレタスとレタス、色は違うが全く同じ黄色の花が咲くことが分かりました。
非常に小さなキクの花です。咲いてすぐしぼみます。開花時間は数時間です。
別の品種の花粉が虫媒によって受精するのはきわめて低い確率だと思います。
ほとんど自動的に自家受精するのではないかと推測されます。
花の小ささ、開花時間の短さを考えると、効率的に、二系統間の雑種を均一に作るのは非常に困難だということです。つまり、営利的に一代雑種を作るのは無理だということが花をジーと眺めてて気がついたというわけです。
※エンドウやソラマメ、インゲンなどもF1(一代交配種)が存在しませんね!
これは、花の形が原因だといわれています。開花と同時に、自家受精が行われるような花の構造をしているからだそうです。
アブラナ科は自分の花粉が自分にかかりにくい自家不和合性。ニンジンなどは♂が不能な雄性不稔などを利用して雑種が効率的に作られています。
花の構造や仕組みが種のとり方を大きく左右するのですね!

(1.2mくらいに伸びたレタスのトウ立ちの様子)
(従業員さんが観察のため畑から引っこ抜いてきてくれました)
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