ご無沙汰しております | 家庭菜園を応援する農業おやじのブログ~家庭菜園・園芸用野菜の種のことなら市川種苗店

家庭菜園を応援する農業おやじのブログ~家庭菜園・園芸用野菜の種のことなら市川種苗店

長崎県佐世保市・市川種苗店のおやじが野菜つくり、家庭菜園・園芸・野菜作りのコツを語っていきます。【市川種苗店】0956-49-4840

猛暑対策について

 

種・家庭菜園・園芸・野菜 市川種苗店

 

キャベツやブロッコリーやカリフラワーの種まきが最盛期を迎えようとしております。

アブラナ科は30℃以上になると発芽が急に悪くなる性質があります。今年のように暑い夏はやや播種期を遅らせる勇気も必要です。また危険分散の意味で播種時期を何回かに分けることも大切かと思われます。できれば平均気温25℃以下が確保できるようにしていただければよいかなと思います。

 

アブラナ科は播種後発芽まで最短で3~4日しかかりません。しかし今年のような暑い夏の場合はすぐ乾いてしまいます。潅水するだけではダメです。潅水した水が種子の細胞分裂に十分に生かされ双葉を展開し根を伸ばし、自分自身で近傍の水分や養分を吸収できるようになるまでは人間の保護力に依存しているのと同じだと思うのです。

 

播種後の鎮圧、潅水した水が乾かないように被覆をしたり、もみ殻をまいたり・・・、冬から春と違い、こまめな潅水が必要です。とくに育苗時には夕方ではなく朝一番。露地では朝ではなく夕方の潅水がポイントです。逆にすると、夜間湿度が高いため苗が徒長したり、太陽の日差しですぐ乾いてしまうからです。

 

また秋はすぐにやってきて9月になると急激に温度が下がり、日照時間も短くなります。夏の一週間は秋の一カ月。

人参は8月まで、大根は9月から10月、白菜は9月中旬まで、キャベツは9月蒔きは品種に要注意。ホウレンソウやレタスは高温に弱いので絶対に早蒔きしないこと。などなど毎年同じことを書いております。

 

今年も夏を乗り切って実りの秋を迎えられるように祈っております。

 

種・家庭菜園・園芸・野菜  市川種苗店 

作り方のポイント  裏技・秘密のお話