ブログ記事一覧|瓶詰の古本日誌(稿本) -11ページ目
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瓶詰の古本日誌(稿本)
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ただ一人にて小さく走りゆくもの(村山槐多)
宿世の謎を瓶詰にして脳髄の海の中に投げ込む人(大下宇陀児)
ビリケン舶来の秘話(石田龍蔵)
艱苦や絶望のとき自ら慰め勵まして挫けまいとするのは(中村武羅夫)
多数者の集団を多数であるが故に絶対的なものとして受けとらねばならないとしたら(トクヴィル)
小説の中にしか見つけられない素朴な恋であっても、この恋を恥ずかしいとは言わない(モーパッサン)
民主主義と独裁とは曾て分岐した二股道なのか、それとも(トクヴィル)
地球内部にはなにかがあるように、何事であれ内部を奥深く進めば(小嶋長久)
自分のことを真面目にとってもらえる人がただ一人だけいるとしたら(ワイルド)
心の通い合 う知己に囲まれているなどという麗しい幻想を嬉しがる人間には(バルザック)
掻き毟りたくとも毟れない者を切り捨てず英語参考書が丁寧に教える毛髪にまつわる各種表現(佐々木邦)
隠岐モンガクザンの名の由来、自らの罪業の深さにおののき世の中を見捨てた奇特の男の伝説(小泉八雲)
日用語大辭典(芳賀剛太郎先生)の配本を刮目して待つ (誠文堂ニュース)
せっせと本を蒐めたがる者にしてみれば、他人の書庫からの本は愛すべきところ微塵もない(アラン)
流行の潮先に乗ろうとするは私欲阿世の才子が集う猪牙舟仲間(幸田露伴)
作家は作品によって幸福になるのではない、ただ内から出て来るものを書かずにはおれない(谷崎潤一郎)
雑本の価値も古本価値の一つに数えたい(戸坂潤)
過去を変えられる額縁を持ちながら待っている男と出会った夢
人を懐かしむ人は、いつも懐かしさを伴って思い出される人でもある(夏目漱石)
楊貴妃は神霊仙女だったと見変えれば、蕩心の悲話も醇美な伝説へ羽化する(艶説楊貴妃)
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