M&F編集長日記---はるかなる“体育て(からだそだて)”の旅へ -16ページ目

“体育て(からだそだて)”のナビゲーション

先日、パーソナルトレーナーの野口克彦さんと話をしていたら、
パーソナルトレーナーは、クライアントに対して、
いわば“ナビゲーター”なのだという話が出ました。
確かに、そう考えるとわかりやすいかもしれない。
カーナビは、運転する人が行先を決めてこそのナビゲーションですからね。

これからは、自分の体の“行先”も自分で決めていく必要があります。
それをしっかりとナビゲーションしてくれる心強いプロが、パーソナルトレーナーです。

自分の体は、自分が一生つき合っていくものだし、かけがえのないものなので、
大切に大切に育(はぐく)んでいきたいですね。
“体育て(からだそだて)”の輪を広げていきましょう!

内側から体をしぼる

昨日、2回めのパーソナルトレーニングを受けました。

トレーニング後から今日にかけて脚(特に付け根のところ)が重い。
それは、主に腸腰筋(大腿骨と骨盤、腰椎を結んでいるインナーマッスル)を
トレーニングしたからです。
特別にハードにトレーニングしたわけではないのですが、
腸腰筋にしっかり負荷がかかったのでしょう。
こうしたトレーニングは、一人ではなかなかできないなと思いました。
腸腰筋だけでなく、他のインナーマッスルも刺激を受けて、
体の内側からしぼられている(引き締まっている)感じがして、気持ちいい! 
使っていない体の筋肉が目覚める感じです。

パーソナルトレーナーの指導を受けてこそ、
こうしたトレーニングができるのだなと思います。

「からだそだて」の新しいムーブメント

健康やフィットネスのための運動を気持ちよく日常生活に取り入れている人は、
国民全体の何%くらいいるでしょうか?

私たちは「体育」の授業を、小・中・高・大学などで受けるわけですが、
体育の授業が健康やフィットネスのための生涯の運動に役立っている人は
どれくらいいるでしょうか?

「体育(たいいく)」は訓読みすれば「からだそだて」です。
生涯を通じて自分の体を育てる知恵や方法を学ぶのが、
本来の「体育」のあり方だと僕は思っています。
ところがほとんどの体育の授業は、鉄棒や跳び箱、マット運動など、
スポーツの技能を習得することが主体になっていて、
そうした運動ができない人(得意でない人)を“運動嫌い”にしてしまいます。
体育や運動が嫌いになるだけでなく、
自分の体のことが好きでなくなったり、興味を失ったりしてしまいます。

体づくりのフィットネスや体育て(からだそだて)をするための“土台”は、
自分の体に興味を持つこと、好きになることです。
自分の体の潜在能力を育てる“土台”は、自分の体のことを好きになることです。

体育の授業は、その重要な“土台”を私たちから奪ってきたといえるのではないでしょうか?

日本でも広がり始めた「パーソナルトレーニング」は、
自分の体を自分で育てる新たなムーブメントであり、
体育て(からだそだて)の革命だと、僕は思っています。