日置俊次氏 昼下がりのルビー 出版
今は出版界が本当に悪くて、出版社でさえ、「良い書籍がどんな本なのか既に、全く判断できる、ハートや知識、直感も既に完全に無い時代です。ヒドイ時代です」まぁ、今、書店はどんどん減少していますしね…
「でも、ネット情報だけで知ったつもりになっているのも、絶対違うんですよね…」 突き詰めれば、出版社も悪いのですが、この人間界の質が確実に堕ちているという現実です…この論は『亡くなる心得』P46でも語りました。孔子の時代や古代ギリシア、エジプトの時代から既に嘆かれている事実です。
人類の叡智の質が確実に堕ちています……
昔、テレビが出た当時「一億総白痴」という言葉が出ましたが、ネットが出てきてさらに「一億総白痴」の状態に拍車がかかり、さらに今ではAIにより、人類はもはや思考能力をも放棄しはじめ、あくまで多数決のAIに頼りはじめ、もっとさらに白痴状態が確実に加速していくことでしょう… 人間本体で、既に、いったい何が正しいのか不明な時代です。とうとう思考する事をも、人類は放棄しはじめた発端なのです…
そんな時代の中、私や、青山学院大学、日置教授は、自らが出版社になる、自力出版の同志だと、私は勝手に思っています。
そうした御仁が、「のたうちまわりながら」書かれた作品ですので、私はとても楽しみにしております。日置教授のこの記事も参照。
前回の『サファイヤの夜明け』では、日置様は、やっぱり、シャーマンなのですねと思いました。
この小説では、芥川龍之介の霊の住処が木になっています。これだけで書くと荒唐無稽のように思われるでしょうが、霊の住処と木の関係について、私は『新釈 中国古典怪談』P158で 中国古典怪談と、現代の生まれ変わりレポートでその共通性を語っています。実は充分ありえる話です。 勿論、私は芥川の生前の木登りの動画を知らないわけではありません。
ピー・トング・ルアング族も参照。(今気づきましたが、この記事「粗末な野営地の屋根のバナナの葉が、黄色く枯れるころには、その野営地を捨てて、痕跡も残さず密林の中に消えてしまうことから、この名前がついたそうです。も大事、自然をいかに現状のまま残すかです)
『サファイヤの夜明け』の川端康成の評も興味深かったです。『亡くなる心得』と照らし合わせれば理解が深まるかも…
またこんな言葉もあります
「世の中とは、道を一歩ひとりで歩けば、すぐにぐさぐさと胸に突き刺さってくることばかりで、うんざりする世界なのだからな」
私と日置様は、自力出版社という一人の道を歩みはじめ、実際、グサグサと胸に突き刺さっています。苦笑。 こんな人間界だから仕方がございません…
日置様の『エメラルドの夜』は、詐欺出版社、はるかぜ書房 により、作品を盗まれ、印税の支払も無いし、もうとっくに契約解除なのにもかかわらず、いまだに 社長の鈴木雄一は、『エメラルドの夜』を売り続けています。これは、現在進行の完全な犯罪行為です。
それを告発しても、どっかのアホは、ネット上で制限をかけたり、削除をしたり、(『亡くなる心得』のあとがきでも記しました) モ、とんでもない社会なのです。警察(神奈川県警)すらをも何もしていません…
(前回私が投稿した、警察批判も当たっており、昨日「実は、私担当の警察をも何もしていなかった事実をも判明!」本当に悪い組織です)
先日もこの記事を24時間たたず削除されました。現行の犯罪にもかかわらず削除や制限で幇助しています…。実にこの世は、浅はかで異常なことだらけです…
このようにね。道を一歩ひとりで歩くと、こうした偽善者ズラした沙悟浄達がいくらでも襲ってきますから… 私は悲しいかな、よく知っています……人間界だから仕方がないのです……… 特に、誠実に生ようとすると、尚更、ウンザリするほど沙悟浄が襲ってきますから…
こんな社会の、実にレベルの低い「一億総白痴」の時代に、のたうちまわりながら、身を削り、御自身の誠実な作品を刻んでおられるお姿を心より応援したく思います。
岩谷薫(Kaoru Iwatani)『Talking with Angels』ー天使と仏の写真家ー | Facebookページも宣伝