私の事情 | 日置研究室 HIOKI’S OFFICE

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作家の日置俊次(ひおきしゅんじ)が、小説や短歌について語ります。
粒あんが好きですが、こしあんも好きです。

 

  私の事情

 

 自分で自作の出版をしていることについては、経緯があるので、それをここにお話しします。

 

 最初の小説一冊をある出版社に、出版依頼したのですが、ひどい経験をして、トラウマになりました。作品を盗まれ、密売され、この出版社は私を無視しています。

 その結果、自分で出版所を作ることにしました。それが日置研究室です。

 

 自分で原稿を書き、版下も作っているし、自分でデザインもできるのだから、つまり出版社など必要がないと気づきました。自分で本を出せば話が早いのです。だまされないための最良の方法です。印刷製本以外を自分ですればいいのです。

 

 私の大切な小説『エメラルドの夜』は、いまもアマゾンなどで売られていますが、これは私の許可を受けていない、密売です。また、いままで私は1円も印税を支払ってもらっていません。無視され続けるだけです。

 

 自分の詩集、歌集、小説を出版したいと考える作家志望の学生が多いのですが、どうか出版社の選択には気を付けてください。情報を集めると、詐欺をしているところがいくつもあります。この業界には深い闇があります。あまり信用しないことです。

 

 私が被害にあった詐欺出版社に関しては、天才写真家岩谷薫氏が、アメーバブログでくわしく解説をしてくださっています。裁判でも詐欺を認定され、この出版社は敗訴しています。

   http://iwatanikaoru.blog134.fc2.com/blog-entry-342.html

 

   https://ameblo.jp/kaoruangels/

 

 自分で本を出版するところまではできるようになりましたが、それを販売することがなかなかできません。営業や宣伝も、自分ひとりでは無理です。

 このブログを利用して、広報をすること、電子書籍にしてKindleで販売し、送付などの負担を軽減するという方策をとっています。

 

 これまで、紙の形で出版した私の歌集は10冊あります。下に整理しておきましょう。

 

『ノートル・ダムの椅子』 角川書店 2005

『記憶の固執』 角川書店 2007

『愛の挨拶』 角川書店 2009

『ダルメシアンの家』 短歌研究社 2012

『ダルメシアンの壺』 短歌研究社 2014

『落ち葉の墓』 短歌研究社 2015

『地獄谷』書肆侃侃房 2018

『ラヴェンダーの翳り』書肆侃侃房 2019

『おまへに悪かつた』日置研究室 2021

『ウーシャントンクー』日置研究室 2022

 

 10年前の『ダルメシアンの家』から、歌集に愛犬ルメが登場しており、現在に至っています。ダルメシアンを見たことのない人から「ルメという犬など存在するはずがない」という指摘が多いのです。そういう根拠のない妄言をすぐに信じないで、まずインスタグラムを見てからご自分で判断してください。6000以上の投稿があり、数万枚の写真があります。

 ルメのインスタグラムは、rume.cutie で検索してみてください。

    

 これは15年育ててきて、ようやく撮影できる表情です。インスタの、1万枚を超える写真をご覧ください。ルメの右目は青くなったり黒くなったり光の加減で色が変わります。

 

 毎回、心を込めてこのブログの記事を書いています。

 いつもブログを読んでくださり、ありがとうございます。

 

  

    皆様のご健康をお祈りいたします。

    そして皆様に、すばらしい幸運や喜びがやってきますように。