絵本 爆借り
ストレスが多い時、図書館で絵本を爆借りしてみた。これ、意外といい!笑
いろんな世界の人達の、いろんな世界観がすぐにわかる。「あなたは、狭い世界で、くよくよしたり、いらいらしていませんか…」と言われそうで。
『ちいさな死神くん』
このナイスな題名にホーリンラブ。笑
このページを見ると泣いてしまう。
死神は実は天使なんだ。それは『Talking with Angels』で私が常に言っていること。こんなことも。
『かかしのペーター』
この見開きの絵を見るだけで癒される。
『木のうた』
イエラ・マリ。もうほとんど禅の世界!『新釈 中国古典怪談』で弓の話から『十牛図』を語りましたが、正にこれはイタリアの『十牛図』!!見入ってしまう。恐ろしいくらいの名作。2001年の時点で39刷だった。不朽の名作。
『エレーナのセレナーデ』
こんなステキな絵を描く人の感覚が知りたい。
『川のうた』
詩人ラングストン・ヒューズ、18才の時の詩に絵をそえたもの。
驚くのは18才でこの詩です!!!
あきらかにこの人、何らかの前世の記憶を持ってますね!私はそう思います。
「わたしは、たくさんの川を知っている。
世界のなりたちと同じくらい古く、人間の体を流れる血より深い川を。
それで、わたしの魂も、川のように深くなったのだ。
夜が明けそめるころ、わたしはユーフラテス川で水をあびた。
コンゴ川のほとりに小屋を建てたときは、瀬音を子守唄にして眠った。
ナイル川をながめ、川をみおろす地に大きなピラミッドを築いたこともある。
ミシシッピ川が歌うのを聞いたのは、エイブ・リンカーンがニューオリンズに向かった時のこと。
ミシシッピ川の濁った水が夕日をあびて金色に染まるのも、わたしは見てきた。
わたしは、たくさんの川を知っている。
大むかしからある、暗い色の川たちを。
それで、わたしの魂も、川のように深くなったのだ。」
『チェロの木』
水彩画が美しいこと!!! これも、『木のうた』と本質は似ていて、自然や、特に人生のループを語っている。
『神々の母に捧げる詩』
インディアンの詩集。インディアンは最高に偉大だ。
私がいつか語ろうとする思想のエッセンスがここにもある。この穢土でそれを語る機会はあるのだろうか…
画家の秋野亥左牟さんは、これが遺作となったそうだ。あと3枚、絵に手を加えるつもりだったが、かなわなかった。
「チチカカ湖に浮かべた小舟に仰向けになって乗り込んで、岸をポーンと蹴って、すーっと渡っていくやろ、むこうに着いたら、またポーンと岸を蹴って渡っていってな、そんな事をゆっくりやっている間に、あの世に行きたいねん。」
これはインディアンの言葉ではなく秋野亥左牟さんの言葉だけど、最高にいいなぁ…。
子供達に混じりながら、オッサンが、必死で絵本を物色していましたが、絵本は全然、子供達だけのものじゃないのがわかりますね。
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いろんな世界の人達の、いろんな世界観がすぐにわかる。「あなたは、狭い世界で、くよくよしたり、いらいらしていませんか…」と言われそうで。
『ちいさな死神くん』
このナイスな題名にホーリンラブ。笑
このページを見ると泣いてしまう。
死神は実は天使なんだ。それは『Talking with Angels』で私が常に言っていること。こんなことも。
『かかしのペーター』
この見開きの絵を見るだけで癒される。
『木のうた』
イエラ・マリ。もうほとんど禅の世界!『新釈 中国古典怪談』で弓の話から『十牛図』を語りましたが、正にこれはイタリアの『十牛図』!!見入ってしまう。恐ろしいくらいの名作。2001年の時点で39刷だった。不朽の名作。
『エレーナのセレナーデ』
こんなステキな絵を描く人の感覚が知りたい。
『川のうた』
詩人ラングストン・ヒューズ、18才の時の詩に絵をそえたもの。
驚くのは18才でこの詩です!!!
あきらかにこの人、何らかの前世の記憶を持ってますね!私はそう思います。
「わたしは、たくさんの川を知っている。
世界のなりたちと同じくらい古く、人間の体を流れる血より深い川を。
それで、わたしの魂も、川のように深くなったのだ。
夜が明けそめるころ、わたしはユーフラテス川で水をあびた。
コンゴ川のほとりに小屋を建てたときは、瀬音を子守唄にして眠った。
ナイル川をながめ、川をみおろす地に大きなピラミッドを築いたこともある。
ミシシッピ川が歌うのを聞いたのは、エイブ・リンカーンがニューオリンズに向かった時のこと。
ミシシッピ川の濁った水が夕日をあびて金色に染まるのも、わたしは見てきた。
わたしは、たくさんの川を知っている。
大むかしからある、暗い色の川たちを。
それで、わたしの魂も、川のように深くなったのだ。」
『チェロの木』
水彩画が美しいこと!!! これも、『木のうた』と本質は似ていて、自然や、特に人生のループを語っている。
『神々の母に捧げる詩』
インディアンの詩集。インディアンは最高に偉大だ。
私がいつか語ろうとする思想のエッセンスがここにもある。この穢土でそれを語る機会はあるのだろうか…
画家の秋野亥左牟さんは、これが遺作となったそうだ。あと3枚、絵に手を加えるつもりだったが、かなわなかった。
「チチカカ湖に浮かべた小舟に仰向けになって乗り込んで、岸をポーンと蹴って、すーっと渡っていくやろ、むこうに着いたら、またポーンと岸を蹴って渡っていってな、そんな事をゆっくりやっている間に、あの世に行きたいねん。」
これはインディアンの言葉ではなく秋野亥左牟さんの言葉だけど、最高にいいなぁ…。
子供達に混じりながら、オッサンが、必死で絵本を物色していましたが、絵本は全然、子供達だけのものじゃないのがわかりますね。
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