天使がこんな活躍をしています。 | Talking with Angels 天使像と石棺仏と古典文献: 写真家、作家 岩谷薫

天使がこんな活躍をしています。

 5月にN-windというダンスの会社から、7月に公演を開くので、そのパンフレットに『Talking with Angels-イタリアの天使達-』の天使の中から写真を使わせてほしいとの御依頼がありました。
 私はダンスは全くの門外漢ですが、学生の頃、芝居をやっていたこともあり、快く引き受けました。最近、そのパンフが完成したらしいのでアップしますね。
『Talking with Angels』西洋墓地の天使像 : 岩谷薫-09_7_3公演のコンセプトは『Thoughts and Impressions』。
 「誰もが知っている、著名な詩、ポートレート、絵画、音楽、彫刻などかけがえのないさまざまなアート作品を結びつけ、その奥底に流れる思想(Thoughts)を、ダンスと融合させ、ダンスとアート作品を綾織り、観る人の魂に響き感動(impressions)を与える作品」だそうです。

 私の作品を気に入っていただきThoughtsとして捉えてくれ、パンフレットに使っていただいた事は光栄です。
 演出のWashington Cardoso(ワシントン・カルドソ)氏の「存在すること、そのこと自体がダンスになります。」との考えは、とても印象的でした。奇しくも世に出なかった私の幻の3冊目の写真集にも、肉体を得た魂の喜びについて書いていました。
 どんなに辛い事があっても、実体験できる肉体の喜びには替えられないという考え方もあるのです。実体験しそこで振る舞うことのかけがえのなさ。そうした視点からみると、「生きること、それ自体がダンスになる」とも言えるでしょう。
『Talking with Angels』西洋墓地の天使像 : 岩谷薫-09_7_3_実寸新岡『Talking with Angels』西洋墓地の天使像 : 岩谷薫-09_7_3_実寸ワシントン 
 彼のラッキーナンバーは13らしいです。お墓の写真でいかかが?とは思っていましたが、ピッタリですね。タロットでは13は死神のカードですが、 死神は不吉なものではなく、実った穂を刈り集める農夫のように、良い魂だけを天国へ集める天使の一人なのです。ですから同時に「再生、復活、創造」という意味をも暗示しています。実は私も天使の取材の時は、よくこの13という番号に不思議と何度も出会ったものです。
 天使達もこうして復活、創造し、すばらしい公演になることをお祈りしています。

 詳しくはN-WindのHPから御確認くださいね。
 『THOUGHTS AND IMPRESSONS-ダンスは魂を伝える神秘的な言葉である』
 演出:振付 Washington Cardoso  主催:制作 新岡 紀子
 公演日は7月18日、19日
 場所は 座 高円寺   
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