ステキなイギリス民謡 | Talking with Angels 天使像と石棺仏と古典文献: 写真家、作家 岩谷薫

ステキなイギリス民謡

アンソニー・ウェイ 本棚をごそごそしていると、出て来ました。アンソニー・ウェイの「テープ」。はい、まだテープでも聞けます。笑
 昔から、女声や子供の高音が好きで、随分昔に録音したものでした。
 15年以上は余裕で聞いておらず、車の中で何気に流していると、ドキッ!とする曲を発見!
 ちなみに、アンソニー・ウェイとは、1995~1997年頃、イギリスでボーイソプラノとして活躍した、この小生意気そうな子です。笑 今はもう33歳らしく何しているのかは、知りません。

 そのドキッ!とした曲を紹介したかったのですが、ネット上にはアンソニー君が歌うバージョンは無いみたいです。
 なのでちょっと近い雰囲気の動画を御紹介。


 歌唱力は、圧倒的に、アンソニーくんの方が上ですが、この曲です。
 ロセッティの絵もステキですね。持ってるのはAppleじゃなくてザクロですが。笑
 はじめて知りましたが、この「I will give my love an apple」はイギリス民謡でした

 やっぱりイギリス的なものに魅かれるのね。
 女声で歌うこそ良かれと思う歌詞ですが、リンク先で歌っている、女の子、いちいちカメラ目線じゃなかったらいいのに…と思います。さして上手くもないし。このように「I will give my love an apple」の動画には、あまりいいものがありません。
 今のところ、アンソニー君の透明感、切なさが一番!

 リンク先に書いてあった『グリーンスリーブス』や『スカボローフェア』もいいよね!『スカボローフェア』と言えば、やっぱりサイモンとガーファンクルが神がかってますよね!


 歌詞もとっても魔術的。
 オッサンやオバハン世代なら解ってくれる人もいると思いますが、私は、この曲を聞くと、ソニーのトリニトロンのCMを思い出します。


 確か、中学生の頃だと思いますが、この曲とイタリア人作家、イエラ・マリの超スバラシイ絵に、体中、電流が走ったくらいの感動があり、食い入るように見ていた記憶があります。私の中で一番のCMの名作です。(最後のキャッチコピーはどうでもいいですが。笑)

 この感動で、私がはじめて買ったレコードが、このイエラ・マリのジャケットが付いた、サイモンとガーファンクルの『スカボローフェア』でした。

 イエラ・マリの絵本『木のうた』は、今まで、本屋さんや図書館で出会う度、しみじみしていましたが、今思うと、買っておくべき本のような気がします。最高にいい。 ミラノのイエラ・マリ、8冊の絵本を作って隠遁生活。なんかわかるなぁ…。

 やっぱり、イギリスとイタリアに着地するのね。笑
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