グレーゾーンのわが子は、中学受験を終え、この4月に、志望校のひとつに入学しました。

 

私は、しばらく燃え尽き症候群のような感覚に襲われていました。

それから、仕事のリカバリーですね。中学受験にかなり専念しましたので、けっこう同僚に仕事を任せましたので(^_^;)

 

今日は、なんだか急に「そうだ、ブログを書こう!」と思い立ちました。

 

グレーゾーンのわが子の入学前に、何に取り組んだかをメモします。

 

① 電車に乗る練習

 中学入試中に、息子が電車に乗るときに気になったことがあったんですね。

 我先に電車に乗り、我先に座ろうとする行為です。

 

 乗る前までは、ちゃんと列に並んでいるんですが。電車の扉が開いた瞬間、降りる人を待たずに乗り込みました (>_<)

 

 マナーを教えていなかったこともありますが、グレーゾーンのわが子的には、体幹が弱いので電車の中に立っていることが

 しんどいということもあったと思います。

 

 4月の入学前に、学校が開催した複数回のオリエンテーション意外に、少なくとも3回は、通学の練習をしました。

 

 1回目は、私が先に家を出発して学校の最寄り駅に着き、その数十分後に息子が家を出発して駅に来る。お昼にやりました。

 2回目は、制服を着させて、かばんに適当に教科書を入れて、1回目と同様に実施。これは、午前9時~10時あたりに。

 3回目は、通勤時間帯に、制服着用、かばんに教科書を積み、1回目と同様に実施。

 

 「途中で便所いきたくなったら、どうする?」とかのシミュレーションもしました(^▽^)

 

 今のところ、違う駅まで行ってしまったとか、トラブルはないです。

 

② ネクタイ

 ネクタイを結ぶ練習を、3月に入って、小学校の卒業式の前後から2~3週間、毎日1回はネクタイを結ぶ練習をしました。

 グレーゾーンのわが子は、手指・手首の動きが鈍く、細かい作業が苦手です。やはりなかなか覚えられなかったです。

 

 あまりに不器用なので、ダメなときに備えて、ネクタイをフックで襟にかけられる型を購入しました。

 

 根気よく付き合ったところ、ゴールデンウィーク直前になってから、かなりスムーズに結べるようになりました。

 ただ、ネクタイを結んでも、シャツの襟を戻さなかったりしてます(^_^;)

 

 思春期に入りがけです。親が直接なおそうとすると、嫌がります。ですので、「うまく決まったか?」と手鏡を

 毎回、息子に向けて、自分でネクタイを直させています。

 

 

入学して1ヶ月以上経ちますが、学校に対するネガティブな発言は、全くきかれません。

「クラスの○○が・・・^^」とか、クラス内の友人関係も、わりと順調な滑り出しのようです。

 

とにかく、親として、「6年間、楽しかった!」と思ってもらいたいんですよね。

 

また投稿します。

 

 

グレーゾーンのわが子は、中学受験を終えました。

おかげさまで、志望校のひとつに合格し、4月から通学する予定です。

 

2月5日に受験全日程を終えて、残念ながら、息子が熱望してきた第1志望校の合格はかないませんでした・・・

 

息子は適正校に合格していますが、第1志望が不合格になり、数日はなんとなく落ち着かない様子でした。

 

息子)「不合格だった・・・(ノД`)」

妻)「そうね、でもね、○○校にうかっているから・・・」

息子)「そういうことじゃない!(>_<)」

 

というようなやりとりがありました。

 

受験終了直後は、妻も、なんとか息子を元気づけようとして、声をかけていたんですね。

 

それで、妻と話し合い、とにかく息子は頑張ったこと、適正校に合格していることを前面に出して過ごしています。

 

・とにかく全肯定 「よかったよかった、頑張った^^」「○○校だったら・・・なことができるんじゃない (^_^)」

 

・へんに慰めるようなことはいわない(墓穴を掘りそうなので)、「あのとき、こうだったら・・・」みたいなことも絶対に言わない

 

・第1志望のことを話していたら「そうだね、そうかもね」「そりゃ悔しいよね、2年間、行きたいと思って頑張ったんだからね」と傾聴共感

 

 

息子は、合格した適正校がイヤというわけではないんです。事前に学校訪問をしていますし、合格したら、通ってもいいという学校ですから。

 

算数障害の傾向があり、文章題もまともに読めなかったグレーゾーン息子が、これだけ頑張って勉強して、失敗なわけがありません。

コミュニケーションに注意しなければ、受験=第1志望に不合格=失敗、という刷り込みが息子の心にできることを心配しています。

学校の担任にも、療育の先生にも、ちょっと息子の発言に注意を払ってほしいとお願いしています。

 

息子は、今もときどき第1志望だった学校のHPをみています。

受験は、もしかしたら片思い、失恋に似ている気がしました。

何年も大好きだった人に振られたら、誰だって引きずりますよね・・・

 

受験が終わったら、合格がひとつでもあれば、それで終わり!というわけではない、と思っている今日この頃です。

 

グレーゾーンのわが子は、2/5に中学受験を終えました。

振り返ると、2週間近く過ぎたんですよね。あんなに張り詰めていた日々が続いていたのに、なんだか不思議な感覚です。

 

2/5午前に、チャレンジ校の最後の受験回を終了し、チャレンジ校の最寄り駅周辺にてラーメンを食し、帰宅しました。

 

帰宅してからは、息子はYouTubeをずっと見てました。

 

合格発表の時間が近づくにつれて、独り言が増えました。

 

「合格したいな(^^)」「やっぱり不合格な気がする(>_<)」

「難しかったし(^_^;)」「けっこう解けたと思うんだけど・・・」

 

 

そして、合格発表の時間になりました。息子は、結局、自分で合否を確かめました。

残念ですが、不合格でした。

 

その後、息子は

「胸が気持ち悪い」「なんかお腹からこみ上げてくる(>_<)」「晩ご飯、いらない」

 

と、モゾモゾしていました。その後、部屋でひとしきり泣いていたようです。

 

グレーゾーンのわが子の中学受験結果

・チャレンジ校 1校(首都圏模試 偏差値65~70) 2/1午前、2/3午前、2/5午前・・・不合格

・適正校(首都圏模試 偏差値53~58) 1校 2/2午前・・・合格

・安全校(首都圏模試 偏差値42~49) 2校 安全校その1:2/1午後・・・不合格、安全校その2:2/2午後・・・合格

 

息子はほんとに、よく頑張りました。

今も、思い出すと泣きそうになってしまいますね(ノД`)

 

いまは、合格した適正校に進学するべく準備しています。グレーゾーンのわが子も、適正校に進学することを、日に日に楽しみにしている様子が見られます(^^)

 

しかしながら、親として、息子の思いや発言には注意を払い、息子への声かけには、まだまだ気をつけています。

グレーゾーンのわが子は、ちゃんと電車通学できるのか??も気になります。

 

グレーゾーンのわが子の<中学入学準備期>に入ります。

 

 

 

グレーゾーンのわが子は、中学受験を終えました。

これは、思い出として残しておくための記録です。

 

2/5の朝には、息子に少し変化がありました。

息子はポケモンのひとつである、ヤドンというキャラが好きなんですね。

受験のカバンには、小さいヤドンの人形を入れていたのですが、

 

「ヤドンのパワーは、今日はいらない^^ 」

 

自分の力で取り組もうと思ったのか、開き直ったのか、心の変化でしょうか。

 

試験会場に到着すると、母親に両肩をつかまれて、気合いを入れられている子を見かけました。

 

息子の中学受験が始まる前は、そのような光景を見ると、可哀想(>_<)とか、何もそこまで・・・と思いましたが、

今は、この母親の気持ちが痛いほど分ります。頑張ってきたんですから、合格してほしいですよね。

 

グレーゾーンのわが息子には、「今まで習ったことを、丁寧に発揮しなよ」とガッツポーズで見送りました。

 

チャレンジ校への受験は、一筋縄にはいかないです。これは、息子の心の解決のためです。それでも、少しでも計算ミスや早とちりを減らし、最善を尽くしてほしかったので (^_^;)

 

・・・試験が終わって出てきたときは、チャレンジ校全3回の試験のうち、最もいい顔をしていました(^^)

 

そして、2/5の夜の合格発表を迎えます。

 

 

グレーゾーンのわが子は、中学受験を終えました。

思い出を記録するつもりで、綴っています。

 

2/4の日曜日、息子にはまず睡眠をとってもらうため、自然に目覚めることに任せました。

朝9時くらいに起きてきて、十分にゴロゴロとさせました。

 

できれば、自ら、2/5の最後の受験に備えて、勉強するぞ!という気持ちを期待しましたが・・・

 

自分から、勉強しよう!というか、机に向かう姿勢は見られなかったんですよね(^^;)

息子は「勉強する?」と私に訊いてくるといった状況でしたね。

 

親としては、翌日の最後の受験に備え、自分から勉強する姿勢を期待しましたが、そうではなかったんです。

 

これは、わたしたち親の指導方針のせいでもあると思っています。なぜなら、過去2年間、全て親主導で勉強を進めてきましたから。

 

もうひとつは、ADHDの傾向にある息子には「Do」しかないんです。

 

Plan-Do-SeeやPDCAなどの業務の進め方って、ありますよね。息子には、PlanやSeeがないんです。

計画性が乏しいので、「やる」しかない。「明日、受験だから、今は○○をする」という発想が少ないんです。

 

学校の授業でも、次の授業のために、休み時間のうちに教科書を用意しておく等といった、ちょっと先を念頭においた行動が、明らかに他の子より乏しいんですよね。これは、息子の場合、身につけるためには時間がかかる。

 

だからこそ、中高6年間の時間がほしい。

 

改めてそんな思いを抱いた1日でした。