グレーゾーンのわが子は、中学受験を終えました。

おかげさまで、志望校のひとつに合格し、4月から通学する予定です。

 

2月5日に受験全日程を終えて、残念ながら、息子が熱望してきた第1志望校の合格はかないませんでした・・・

 

息子は適正校に合格していますが、第1志望が不合格になり、数日はなんとなく落ち着かない様子でした。

 

息子)「不合格だった・・・(ノД`)」

妻)「そうね、でもね、○○校にうかっているから・・・」

息子)「そういうことじゃない!(>_<)」

 

というようなやりとりがありました。

 

受験終了直後は、妻も、なんとか息子を元気づけようとして、声をかけていたんですね。

 

それで、妻と話し合い、とにかく息子は頑張ったこと、適正校に合格していることを前面に出して過ごしています。

 

・とにかく全肯定 「よかったよかった、頑張った^^」「○○校だったら・・・なことができるんじゃない (^_^)」

 

・へんに慰めるようなことはいわない(墓穴を掘りそうなので)、「あのとき、こうだったら・・・」みたいなことも絶対に言わない

 

・第1志望のことを話していたら「そうだね、そうかもね」「そりゃ悔しいよね、2年間、行きたいと思って頑張ったんだからね」と傾聴共感

 

 

息子は、合格した適正校がイヤというわけではないんです。事前に学校訪問をしていますし、合格したら、通ってもいいという学校ですから。

 

算数障害の傾向があり、文章題もまともに読めなかったグレーゾーン息子が、これだけ頑張って勉強して、失敗なわけがありません。

コミュニケーションに注意しなければ、受験=第1志望に不合格=失敗、という刷り込みが息子の心にできることを心配しています。

学校の担任にも、療育の先生にも、ちょっと息子の発言に注意を払ってほしいとお願いしています。

 

息子は、今もときどき第1志望だった学校のHPをみています。

受験は、もしかしたら片思い、失恋に似ている気がしました。

何年も大好きだった人に振られたら、誰だって引きずりますよね・・・

 

受験が終わったら、合格がひとつでもあれば、それで終わり!というわけではない、と思っている今日この頃です。