先日『セロトニンを味方につける』シリーズをお伝えしました。
ひとつ大切なことをお伝えしていなかったので、今回はそのことを書きますね。
セロトニンと睡眠の関係です。
(よく寝る子です)
スムーズに睡眠を導入するためには
メラトニンというホルモンが鍵となります。
そのメラトニンは脳の松果体というところでつくられます。
メラトニンは、
①深部体温を下げる
②副交感神経優位にし、気持ちを落ち着かせる
③呼吸数、脈拍数、血圧を下げる
といった働きがあります。
これらの作用によってカラダは睡眠に適した状態となります。
とくに深部体温が下がることが重要で、
体温が高いところから下がることで眠気を感じるためです。
メラトニンの分泌は一般的に21時ころ分泌され、23時ころ眠気を催すレベルまで上がります。
不規則な生活をしていたり、朝起きるのが遅いと、夜になってもメラトニンは増えません。
すると夜寝る時間になっても眠気がおとずれず、寝つきの悪さに悩まされるんです。
そしてこのメラトニンをつくるにはセロトニンが必要となるんです。
セロトニンは朝つくられ、メラトニンはセロトニンを材料とし夜つくられます。
セロトニンが不足すればメラトニンも不足しますので、なかなか寝付けないといった睡眠障害につながる可能性があります。
やっぱりセロトニンは大切!
セロトニンをつくり活性化するには、
①太陽の光
②リズム運動
③ふれあい
④セロトニンをつくる食事
→トリプトファン(タンパク質に含まれる必須アミノ酸のひとつ)
ビタミンB6
炭水化物
がポイントです。
(バナナはトリプトファンもビタミンB6も炭水化物も含んでいるため、セロトニンをつくる完全食といえます)
セロトニンがあるからメラトニンがつくられる!!
寝つきがイマイチという方も、セロトニンを意識した生活をおすすめします!!