先日、何気ない会話の中で
夫にこんなことを聞かれまして。
『今、長女が生まれたばっかりの頃の自分に
アドバイスするとしたら何て言う?』
今私は3人の子どもを育てているのですが
第一子となる長女を生んで
初めての子育てをしているあの頃の私に
今の私がアドバイスするとしたら。
要するに
今の私の方がママとしては先輩になるのでね。
いろいろ分かったこともあるだろうという意味で
何を言うか聞いてみたかったみたいです。
で、ちょっと考えたあと
私が何て答えたかというと…
『子育てがんばってるね、かな』
え?それだけ?
…
ってこれを読んでいるあなたも思いました?(笑)
夫も同じように思ったみたいで
もっとさ、
肩の力抜いていいよ!とか
テキトーでも大丈夫だよ!とか
ちょっと赤ちゃん預けてカフェとか行っていいんだよ!とか
もっと自分に時間使っていいんだよ!
アニメいっぱい見なよ!とかアドバイスしないの?
って言われたんですけど(笑)
いろいろ考えても
あの頃の私に言うとしたら
『がんばってるね』だけだなーと思ったんですよね。
長女を生んだばっかの頃の私は
はじめての子育てにいっぱいいっぱいで
毎日赤ちゃんのことしか考えてなかったし
とにかく子育てが生活のすべてだったんですよね。
だから、あの頃の私に
もっと子育て気楽にやりなよ!って
言いたくなる気持ちはものすごーーーくよく分かる。
3人生んだ今なら
いろんなところでちょっとくらい手を抜いたって
どうにでもなるって分かってるからね。
だけど、それをあの頃の私に言ったところで
は?何言ってんの?
なんですよ。
そりゃそうだよね
はじめての赤ちゃんだもん。
はじめて生きた人間を
死なせないように育ててるんですよ。
毎日毎日
ちゃんと息してるか心配でたまらなくて
ちゃんと飲めてるのか、栄養足りてるのか不安でしょうがなくて
誰かに預けるなんて考えられなくて
自分のことなんてどうでもよくて
ただただ赤ちゃんのことばっかり考えて。
そんな毎日を
『テキトーで大丈夫よ』と言われて
『そうなんですね』って切り替えられるわけないんですよ。
あの頃の私も誰かに
『テキトーで大丈夫だよ』とか
『もっと気楽にやっていいんだよ』とか
さんざん言われてたと思うし、
本とかネットとかでも
そういう言葉をさんざん見てきたと思う。
でもさ、正直
できるならやってるっつの(笑)
心配しなくていいって言われても心配するし
肩の力抜けって言われても入っちゃうし
「預かるよ」って言われても「大丈夫です」ってなっちゃうし
何してても赤ちゃんのことばっかり考えちゃうし
もっと気楽にやっていいことなんて
頭では十分に分かってる。
でもそれができないのが
はじめての子育てじゃない?って
思うんですよね。
ていうか、私の場合はそうだった。
だからあの頃の私に
今の私がアドバイスしたところで
『じゃあそうします』
ってなるわけないし(笑)
だから、言える言葉は
『子育てがんばってるね』
くらいだなーと思ったんですよね。
(念のため…
はじめての子育てはこうあるべき!
という考えを押し付けているわけではありません。
あくまで、私の場合はそうだっただけで
そのことに今の私は納得している、というだけの話です。
他の方の子育てをどうこう言うつもりはまったくありません)
そんなわけで
はじめての子育てはほんとに頭ガッチガチだったけど
今の私ではできない子育てをしてただろうなーと思います。
もちろん、今の私も
あの頃の私ではできなかった子育てをしてると思ってます。
何が言いたかったのかと言うと
いつでも、どんな状況でも
『みんな子育てがんばってるね!!』ってことです!
まとまったのか分かんないけど、そんなお話でした!(笑)