私が体験した“女の私もいやじゃない”から“女の私をやりきる”までのお話 | 天津甘栗

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自分のふとした気付きや、誰かが気づかさせてくれたこと、ただの日常のつぶやきなど、きの向くままに綴っていきます。

ようやく、先日、

うさマス7期10日目のことを振り返り

女の私をやりきったよ

というお話を書きました。


こちらが、その日 “やりきった私” です。

何度も何度も登場してますね。笑

何度も何度も見てやってください♡



そして、その時の記事。よかったらどうぞ。 



今回はその当日までの

“女の私もいやじゃない”から“女の私をやりきる”までのお話です。


めっちゃ長いですよ。笑
びっくりするくらい長いですよ。笑





私ね、マスターにくるまでにも、自分の性自認のことで悩むことは確かにあったけど、

まさか、マスターで、このこととこんなに向き合うことになるなんて、こんな向き合い方をするなんて、思ってもみませんでした。

だからね、自分でもびっくりです。
未だにびっくりです。







始まりはいつも突然に。

マスター6日目のことでした。

衝撃的な1日としかいいようのない、すごい日でした。

その時のことを書いた記事が以下の2つ。

この時は、ずっとふわふわしていて、ふわふわしたまま書きました。
人生ひっくり返る時ってこんな感じなのかなーって感じたりもしていました。なんとなくですけどね。





この日は、マスター前に同期達と前世カフェへ行くところから始まります。

そして、その前世カフェのママからもらった

「今世は女よ」

「いやじゃなかったら受け入れなさい」

この2つの言葉が、私の心に強く残って、私を揺さぶり、動かしてくれました。


その後、その日のマスターで、
ファッションの特別講座があり
講師の土居コウタロウ先生とやりとりする機会がありました。

土居コウタロウ先生に
「男と女、どっちがある?どっちでいたい?」と問いかけてもらい(この問いかけは、今でも本当に、神の問いかけだと感じています。)


「今世は女」と言われて嫌じゃなかったから、女の私でもいい、女の私もいやじゃないんやなって、思えました。


と、その時の私のホヤホヤの気持ちを出すことができました。

ホヤホヤの私まで、五秒前!な瞬間です。
この時の空気感すごかった。
(こういうアングル本当にしびれます。ありがとうございます。)



それで、

そのやりとりの後、急遽私も変身させてもらえることになり


こんなんなりました!


何度みても震えます。
あの空間のあの感動が、私の感覚が何度も何度もよみがえってきます。

思い出し感動♡




ここまでのことが、

“女の私もいやじゃない”私に出会い、“女の私をやりきる”を振り切ってみようという想いに至った経緯です。




その後はね、あれよあれよという間に
本当にいろんなことがありました。
いろんなことにチャレンジしました。




その過程にたくさん学ばせてもらったのは
たくさん導いてもらったのは

この見事なペアルックの奇跡を連発するおふたりです。


まるで、「マイ・フェア・レディ」のヒギンズ教授のように

私を(まぁ私がイライザっていうことですけどもね。笑)、手取り足取り、知らない世界へと導いてくださいました。



まずはメイク体験から。


シバトモさんのメイクはとても丁寧で優しかった♡

自分のことをこんなに優しく丁寧に扱ってもいいという気づきは、メイクをしてこなかった私には目から鱗が落ちるほどの気づきだったなと、感じています。

この日のことは、こちらの2つの記事で書いてるはず。たぶん。






その後、百貨店の化粧品売り場でパーティーメイクを教えてもらったり



自宅でメイクの特訓をしたり

シバトモさんがメイクをしてくれた時の動画を観ながらやるんです。

「化粧にあうわ!」とか
「美しい!」とか
シバトモさんの声も
周りにいた皆の声も入っていて
わーわーきゃーきゃー言われながら聞きながら
のメイクの特訓は、本当に楽しいし嬉しい。

鏡に映る自分に、こんなに優しく微笑みかけたのはいつぶりだろう。

メイクをする度に、こっそり自撮りもしてみて
可愛い覚悟、美しい覚悟も味わいながらの特訓です。

そしてね、
私がメイクの特訓をしているとき、
「メイクが苦手やと言う人は、雑なんだと思う」と言う、シバトモさんの言葉が
ずーっと私の中に響いています。

私は、メイクについて知らないことはたくさんあるけど、苦手ではないかなー。って思えるのがちょっと嬉しかったりします。


特訓は、まだまだ道半ば
1000本ノックは始まったばかりです。
地道に丁寧に味わいながら、やっていきます。





そして、
覚悟のお買い物でも、教授たちの手解きを受け

イライザがいろんなものを学び吸収していくと同時に、自分というものを得ていったように

私自身も、
今まで知らなかったこと、
やらなかったこと、
出そうとしてこなかったこと、
隠していたこと、
そんないろいろなものを取り戻すように
目の前にあるものをただ受け入れて
いきました。

これは、イライザと同じように、
私自身が自分を取り戻していく作業だったんだなぁと、強く感じています。




まずは、たくさん着ること、試すこと。
ドレス姿の私を見慣れること。着慣れること。

着れちゃいました。こんなんなりました。
うふふ。


こんなんどーやろー。
レーシーなん初めてー
ていうか、ワンピース自体今まで着たことなかったー
それにしても、どれも、一応入るんやな。私。むふふ。



そして、運命の出会い♡

こんなに、しっくりとくるドレスがあるなんて!
こんなに、ずっと着ていたいと思うドレスがあるなんて!

私、この時、どれだけ長い時間、こうやってドレス姿で、うろうろしたり、鏡をみたり、していたんだろう。


出会いを求めて動き出したら、
本当に出会いたいものと出会えるんですね。

私は、こうやって、私のドレスに出会いました。




そしてね、
私の最大の懸念材料だったのが靴です。
パンプスです。


お洒落なパンプスなんて
パーティー用のパンプスなんて
私が履くものという意識は、私には微塵も無かったんですよね。これまで。


それで、
今回は、ちゃんと自分の足のことを知ろうと思いまして
教えてもらいに行って来ました。


靴のコンサルタント「靴は売らない靴屋」

実にマニアックなシューフィッターさんが
丁寧にとことん、私の足を計って観察して、分析して、解説して、提案してくださいました。

もうマニアック過ぎて、私好み過ぎて
どの話も楽しくてついつい前のめりで聞いていました。

自分の身体なのに、自分の足なのに
知らない事がいっぱいありました。

なんでこれまで自分の足にピッタリ合う靴に出会えなかったのか、納得しかありませんでした。

そして、私が履ける靴、私の足に合う靴が、ないんじゃなくて、

ただ私が私の足のことを知らなかっただけなんだ、ということがわかりました。


そしてね、
その場で、「これ履いてみて」と、出されたパンプスを履いたときの感覚が、忘れられません。

私の足が求めているかたち?求めている位地?
こういう形に収まれば、私の足がとても安定して、ヒールでもなんでも違和感なく履けるのだと初めてしりました。
初めて体感しました。

すごいですよねぇ。
こんな世界があるなんて知らなかった。




それで、その時に教えてもらった
私がヒールのあるパンプスを探すときのポイントを意識しながら

パンプスも探しました。
いろいろ履いてみました。

お写真はないけど、映画でしか見たことなかったような、わーぉ!なヒールにも足をつっこんでみました。

ドレスを買ったお店で、パーティー用のパンプスが置いてありそうなお店を紹介してもらったりもして

あっちでもこっちでも
いっぱいいっぱい足をつっこんでみました。


結果、こんな感じです。

シューフィッターさんに教えてもらった通り、
自分のサイズを伝えて出してもらって、それを履いて歩いてみて、左右差があれば、中敷きで調整してもらって

パンプスの生地によっても履いた感じも違っていて、そんな感覚も新鮮に感じたりしながら…

なんかね、私に履けるパンプスがいっぱいありました。


上の方であげてるドレスの試着の時の写真でも

試着室のところに置いてあったパンプス、だいたい履けてる私がいました。

それも後で写真をみて、振り返ってた時に気づいてびっくりしたんです。

私は私に、許してないだけだったんですね、きっと。

私に履けるパンプスなんてないから、パンプスに足をつっこんではいけないって。

でも、シューフィッターさんたちに、教えてもらって背中を押してもらって、履いてみたら、ピッタリで、それで歩いてみたら、本当に歩きやすくて、「モデルさんの歩き方みたい!」「綺麗に歩けてる!」って一緒に喜んでもらって

そんな、目から鱗が落ちる程の経験をさせてもらえたから

私にはヒールが履ける って、信じられたんだと思います。

またまた新しい私に出会えた、私が戻ってきた瞬間でした。




その後、ピアスとかパーティーバッグとか、あと下着とかもね、化粧品とかも買い足したりして、
当日のために、私のために、どれも一生懸命探して、納得のいくものを選んでいきました。




私は、そうやって、あの日を迎えたのです。


やりきった清々しさはたまりませんね。




それで、
やりきった私が、私を取り戻して、自分への信頼を取り戻して

自分で生きる覚悟をしようと思えたんですよね。



すごい日々でした。

すごい体験でした。

すごい経験でした。



必要な時に、必要な出会いをえて、必要なものを与えてもらいました。



あの日から、

やりきった達成感と自分への信頼を感じながら、覚悟を決めたことによって次々に目の前に訪れる様々な変化に向き合う日々です。

私が私を生きていることを感じながら
味わい深い日々を過ごしています。



関わってくださったみなさん
支えてくださったみなさん
立ち会ってくださった皆さん
出会ってくださったみなさん


本当に、ありがとうございました♡

そして、これからも、よろしくお願いします♡