次男の中学校チームは、中体連決勝トーナメントの1回戦へ。
この一戦に勝てないと、大会は終了です。3年生は引退となります。ある意味、最も重要な試合とも言えます。
海に近いグラウンドでの開催で、強い風が吹いてました。コイントスで風下側の陣となりました。嫌な予感が…。
キックオフして、相手サイドバック方向に勢いよく蹴り込んだボールを、相手ディフェンダーがダイレクトボレーでクリアすると、そのボールが風に乗ってスルスルと自陣ゴール前に。
相手フォワードとディフェンスが競ったのですが、走り込んでいた相手の選手の前へボールがこぼれて、ヘディング。ボールはループして、キーパーである次男の頭を超えて、ゴール。試合開始15秒で先制されてしまいました。いきなり出鼻をくじかれた!
その後も、風上から蹴り込んでくる相手の攻撃を、耐え忍ぶ時間が多い前半となりました。次男も必死にセーブしていました。
向かい風なので、蹴ってもボールが減速してしまいます。丁寧に繋いでいくしか相手ゴールに迫れません。何度か決定的なチャンスまで行ったのですが、ゴールのバーに当たったり、大きくクリアされたりと、ゴールに結びつきません。
そのままなんとか前半は0-1で終了。
後半に入ると、なぜか強い風が弱まっていました。更に嫌な予感が…。
開始直後、前半と同じ勢いで攻め込まれてしまいました。45度からロングシュートは良い角度でゴールへ。
南無三!と思った瞬間、次男が片手でなんとかパンチング。しかし、そのボールを拾われ、パスを繋げられ、ゴール真正面からシュートを打たれるも、これも次男がファインセーブ。
絶対的ピンチの時間を、なんとか凌げました。
風は再び強く拭き始めてくれました。相手チームは苦しみだします。いくら蹴っても、前に飛ばない。
ゲームを支配し始めると、エースがゴール前に抜け出して立て続けに2ゴールして、一気に逆転!
その後は、上手くゲームをコントロールしていました。相手コートでプレーし続ければ、失点されることはないです。自陣の裏に蹴り込まれても、セーフティーにしっかりクリアすれば、あとは風がなんとかしてくれます。
ということで、激戦となった一回戦は、逆転勝利することができました。次男もこの日は勝利にかなり貢献できたかなと思います。
次週は準々決勝と順位戦。準々決勝の相手は強豪校なので、本当の勝負はその次の順位戦になります。こちらで勝利すれば県大会です。
チャンスは繋がりました。この一週間、良い準備をして欲しいと思います。
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