半身ディフェンスとは、どちらかの足を前に出す構えのディフェンスです。相手がドリブルで抜きにかかった時に、後ろに対応しやすいです。
背中側を切って、胸側に誘導して、体をぶつけてボールを奪います。
しかし、背中側に弱点があります。背中側を突かれてしまうと、体を反転する分、対応が遅くなります。
下半身は半身で、上半身は相手に向けるねじれの姿勢をすることで、背中側をカバーしやすくできますが、それでも、背中側は反応しにくいです。
また、半身になると、体の幅が狭くなるので、パスやシュートが通りやすくなります。特にセンターバックが半身で構えてしまうと、スカスカになります。
サイドであれば、半身ディフェンスが有効のケースがあります。中を切ってサイドに誘導したりします。しかし、それでも半身が強すぎると、背中を取られて、ピンチになります。
ということで、「半身は本当に有効なの?」という疑問が生まれてきたのです。
我が家の結論は、
「半身ではなく、肩幅くらいに足を開いて、細かいサイドステップで対応するディフェンス」
が一番良いと、現時点では考えています。つまり、フラット姿勢&サイドステップ
相手は左右にボールを動かしてくるので、ついていけば、自然と緩やかな半身になります。これが「本当の半身」なのではないかと。
常に胸を相手に向けて、ギリギリまでサイドステップでついていって、相手が抜きにかかった時に、腕で相手を抑止しながら体を入れて、ボールを奪います。足は完全に距離を詰めれた時しか出しません。
フラットの方が、相手に対して「壁面」が広くなるので、シュートやパスも引っ掛けやすくなります。特にセンターバックは、左右どちらも守る必要があるので、フラットの方が有効です。
とにかくぶち抜かれてはいけません。粘り強くサイドステップでついていけさえすれば、ボールを持っている相手についていけないことはありません。
よく一対一の練習で、足の早い子が長いボールをスペースに出して用意ドンで抜くことがありますが、実際のゲームではサポートがいるので、追いつけなくても気にする必要はありません。やらせておきましょう。
サイドステップはしっかり練習しておいた方が良いでしょう。細かいサイドステップはかなり疲れますので、持久力も必要です。
アジリティ強化でよく行われるT字ダッシュをサイドステップで、連続する練習が効きそうです。
わたべさんのYoutube動画が参考になりました。この動画を見て、フラット&サイドステップが有効では?という思いが生まれました。
こちらの動画で、フラットと半身のメリット・デメリットが比較されています。
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試合や練習の様子を録画しておいて、後で復習すると上手くなります。
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