サッカーはスピードがある方が有利です。低学年の頃は、とにかく足の速い子が他の子をぶち抜いてゴールを決めるシーンが多いです。
しかし、学年が上がるにつれて、スピードの優位性はなくなっていきます。身体が成長して、今まで遅かった子も足が速くなっていくからです。
オフサイドをうまく利用されて、スピードが使えないシーンも増えていきます。頭を使って、スピードに対応してくるのです。
そうなってくると、足元の技術が重要になってきます。正確なボールタッチとキック、トラップ。相手を欺くフェイント。
これらの技術は、いくら練習しても、試合で実際に使わないと、自分のものになりません。
しかし、スピードのある子は、スピードでなんとかなってしまうので、ゲームで使おうとしないケースが多いように感じます。
そして、いつまで経ってもしっかりとした足元の技術が身につかず、中途半端な技術で高学年に。一生に一度しかやってこない貴重なゴールデンエイジの時期が過ぎてしまいます。
高学年になってサッカーが伸び悩む子は多いと思います。背が伸びないなどの理由もありますが、一番大きいのは「ボールタッチ技術の練習不足」のように感じます。
チーム練習では、ボールタッチ技術の練習だけ行うわけにはいきません。チームとしての戦術の練習も重要です。
よって、ボールタッチはチームに頼らず、チーム以外の場で個人でトレーニングをしたほうが良いと考えます。ドリブルスクールのなどに通っても良いですし、本やDVDを観ながら自主トレしても良いでしょう。
こればかりは、後から嘆いてもどうしようもありません。ゴールデンエイジは9-12歳で終了してしまいます。
もちろんサッカーだけでなく、他のスポーツでも同様。勉強もこの時期が重要です。ゴールデンエイジは脳神経が発達する時期なので。
人生最大のボーナスステージで、何をするのか。ゲームなんてやっている場合では無いような気がします。
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チームやスクールの練習だけでなく、DVDを観ながらの自主練が効果的です。
サッカーは走るスポーツ。速く走れた方が圧倒的に有利です。
走りと合わせて、俊敏性が高いと、フェイントやディフェンスが強くなります。
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キーパーは必ずグローブを着用しましょう。骨折など指を怪我します。
試合や練習の様子を録画しておいて、後で復習すると上手くなります。
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