24/5/25 その1 ジオラマで残したい芸備線 | 金屋代かずおのお部屋

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周防大島町を拠点に鉄道旅行・鉄道もけいの活動を行っています.

 

日本の原風景を残す

お待たせいたしました.「【旅行記】24/5木次線」を始めます.

 

5/25〜5/26に筆者は木次線方面へ向かいましたが,あくまで主目的は,芸備線をジオラマ制作の観点で取材することでした.いかにもジオラマ向きなシーンが多くあります.筆者としては近年中に「T-TRAK」を制作する構想があり,まずは芸備線をモチーフに作ることにしていました.したがって,ここへは自家用車で,線路が流されると二度と線路が敷き直されることがない区間ですので,この時期に行くことになります.

実際に来たのは備後西城〜平子のこの場所です.西城川に沿って線路が西へ曲がる格好になっています.用水路・花・作物・踏切など,ポイントは多数あります.畑に対して線路は盛り上がった場所にあるため,できれば少しボードを掘り下げていきたいところです.

実際にジオラマを制作する場合は,まずは秋の風景を制作することになりそうです.

作物を売るブースがあり,「ふれあい市場」と名付けられていました.「ふれあい市場」という名前の場所・イベントは全国各地にあります.また,この場所はバス停があり,一応,公共交通機関だけで行ける場所です.ただし,庄原〜西城では列車の方が速いです.

ちょうど列車がやってきました.

ここで,筆者は「えちごトキめき鉄道の鳥塚亮社長が退任される」等ニュースを目にしました.そこで,筆者は過去に鳥塚氏のオンライン講演が開催されていた「ウィル西城」に立ち寄り,そこで記事を書くことにしました.

 

 

 

「ウィル西城」は「まちの駅」を名乗るだけあり,食料品・日用品・薬品・衣料品が購入できる店舗が入居しており,観光案内や休憩も可能です.

 

数は少ないですが個性的な飲食店があるのがこの地域の特徴です.今回は備後落合駅の近くの「ドライブインおちあい」に立ち寄り,かつて備後落合駅で供されたという「おでんうどん」をいただくことができました.

なお,今回「おでんうどん」をいただいたのは時間にして12:00ごろです.他の時間帯ですと店舗が開いていないということもありますのでご注意ください.さらに,「おでんうどん」が供されるのは秋〜春のみです.この記事を5/31の公開直後にご覧になってすぐに「ドライブインおちあい」を訪問してもいただくことはできませんのでご注意ください.

 

この間に備後落合駅自体も行っていますが,それはこの旅でもう一度立ち寄るためその際に取り上げます.

 

次回の記事は「奥出雲おろちループ」と,三段式スイッチバックを取り上げます.予告していますが.この区間はもはや生活路線でも,地域間輸送を担う路線でもなんでもなく,アトラクションであると言われても仕方がないです.

 

続く

 

 

 

 

  ところで

 

 

いよいよ明日,あいの風とやま鉄道にて413系「AM05」編成が引退します.あいの風とやま鉄道では413系を521系に置き換えることにより,1年間で1,420tもの二酸化炭素の削減に成功したと言われており,もはや全国的・世界的にも60年前に製造された電気車を通常の輸送に使うのは問題があると言えます.