これまでの旅路
「【旅行記】24/5木次線」のその2です.「ドライブインおちあい」のすぐ近くの交差点から,国道314号線を北に向かいます.この区間の国道はカーブが急ですが走りやすい区間でした.
道の駅 奥出雲おろちループ
やってきたのは「道の駅 奥出雲おろちループ」です.
この道の駅から三井野大橋を見るとこのような感じです.
出雲坂根駅のジオラマ,木次線の紹介コーナー,鉄の彫刻美術館があります.特に,このジオラマはTOMIXの自動運転システムでスイッチバック運行を再現していました.
出雲坂根駅
出雲坂根駅に到着です.周辺には駐車場がそれなりの台数あり,ドライブの目的地にもなります.
「延命水」は駅舎の近くの沢にも流れていました.
出雲坂根駅で有名な焼き鳥屋は,「奥出雲おろち号」廃止後の現在でも営業しています.惣菜や鉄道グッズも扱っているところもそのままです.
それでは列車が到着しましたので,早速行ってみましょう.
多くの人々が乗車しており,今回は画像は少なめになります.
三段式スイッチバックを通る
まずは三段式スイッチバックを,エンド交換を伴いながらじっくりと上がっていき,
「奥出雲おろちループ」の外側をじっくりと周っていきます.トンネルも比較的多いです.
しばらくすると進行方向右側に「奥出雲おろちループ」が,そして「三井野大橋」が見えてきます.列車に乗車していたのは50名弱でしたが,多くの方々がこの光景を写真に収めていたことが印象的でした.これは「公共交通機関」というよりは「観光鉄道」です.この実態はお世辞にも「乗って残そう」などと言うには,それ相当に魅力があると地元から発信しなければいけないと思ってしまいました.観光鉄道であるなら観光鉄道としてのやりようがあり,JR西日本がこの区間を運営する必要はありません.仮にJR西日本が運営するのであれば,「嵯峨野観光鉄道」のように分社化する必要はあると思います.
利用者の大半は備後落合まで乗り通した他,トレッキングをかねて三井野原で降りられる方もいらっしゃいます.ダイヤによっては三井野原で奥出雲バスに接続するかのように見えることがありますが,おすすめしません.その理由はこの旅の中で明らかになります.
備後落合駅については次の記事で紹介します.
そして,これまた多くの方々が乗車した折り返しの列車に乗車して,出雲坂根駅に戻ってきました.
続く