2023/11/27 その1 2023年も現役 あいの風とやま鉄道413系 | 金屋代かずおのお部屋

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周防大島町を拠点に鉄道旅行・鉄道もけいの活動を行っています.

 

旧型車両が富山の朝を支え続ける

 

2024/4/11追記:この記事は検索などで大変多くの方にご覧いただいていますが,この度,413系AM05編成は,2024/6/1の団体臨時列車を持って引退することになりました.詳しくは以下のURLをご覧ください.当ブログでも,関連する記事を執筆・公開することを予定しています.

 

これまでの旅路

 

 

どうやら筆者は413系をかなり気に入ったようで,模型も買い揃えてしまいましたが,旅程中にやや強引に乗車機会を作ってしまおうという段になったようです.

 

あいの風とやま鉄道の413系は,2023年度ダイヤでは以下の1運用が設定されています.

  • 富山 6:35→黒部 7:05 
  • 黒部 7:15→高岡 8:12(富山は7:49着7:52発)
  • 高岡 8:20→富山 8:39
車両は「とやま絵巻」AM03編成が基本ですが,この「北陸地域色」AM05編成も現役です.

懐かしさ溢れる車内の光景です.しかし,もはや老朽化は隠しきれません.

美祢線は事実上の廃止を告げられてしまいましたが,「美祢線色」のキハ120-22はこの富山の地で現役バリバリです.

 

それでは乗ってみましょう.

全国各地から集められた車両と並ぶのも,あいの風とやま鉄道(と富山地方鉄道)の魅力です.「鉄軌道王国」は伊達ではありません.

この日のとやま絵巻はお休みでした.松任工場が閉鎖される今,遠く長野は屋代に運び込んで検査を受けたことはこの地域では大きな話題になりました.

方向幕はトキ鉄と異なり,413系専用のものが使われ続けています.この高松は四国ではなく,七尾線の高松です.

富山駅では「ひだ6号」が並びます.HC85系をこの目でまじまじと見たのはこれが初ですが,HC85系は逃げないのでそのまま乗っておきます.

 

この列車,平日は越中大門→高岡および,越中大門→小杉で,城端線から直通してくるキハ40系を車窓に見ることができます.しかし,筆者は後者を動画に収めることしかできませんでした.

(12/15追記;後者の列車は2024/3/15をもって営業運転を終了します)

 

動画もご覧いただければと思います.窓部分までラッピングがなされているAM03編成ではできない撮影で,満足いくものではありませんが貴重な経験でした.

 

 

ここまでの記事は,「【旅行記】23/11大糸線雪月花」の中でもなんとかしてダイヤ改正のプレスリリース前に書きたかった内容です.無事に書けてよかったです.

 

12/14追記:413系AM05編成は2025年3月ごろまでに廃車となり,代わりの車両として「サハ521」が製造され,一部の編成に増結されることが,2023年6月ごろに発表されています.表中の「413系」電車に,観光用車両である「AM01編成(一万三千尺物語)」「AM03編成(とやま絵巻)」は含めていません.

 

https://www.pref.toyama.jp/documents/34663/shiryou4_1.pdf

 

 

明日は「【模型新製品】トミーテック」の記事を,12/15はダイヤ改正のプレスリリースに関する記事を書くことを予想しています.

なお,ダイヤ改正の内容については一部報道などで紹介され始めていますが,当ブログではプレスリリースが発行された後での紹介とさせていただきます.今回の旅行の中でも,ダイヤ改正後は行えなくなる内容は,北陸新幹線関係以外でもあります.

 

続く

 

 

城端線(・氷見線)のあいの風とやま鉄道への移管の正式発表がありましたので,早めに公開しました.