来るたびにパワーアップする人気スポット
「【旅行記】23/11大糸線雪月花」は本記事より副目的編ですが，まずは「大糸線雪月花」下車直後の出来事から書いていきます．
これまでの旅路
「雪月花」を利用した方は，当日のえちごトキめき鉄道全線が，特急・急行列車も含めて，自由席が全線乗り放題です．通常3000円の「ホリデーツアーパス」相当の特典がついており，実はかなりお得です．「越乃Shu*Kura」と，観光急行「釜飯コース・スイーツコース」には利用できませんのでご注意ください．実は「スイーツコース」は北陸新幹線を利用することで「通常コース午前便」と同じ日に利用できます．そして，これは雪月花の記念乗車証がきっぷの効力になるため，今回のような特別運行でも効力が有効です．そのためか，記念乗車証は事前に郵送されていました．それと，口座引き落としで申し込んだことで2枚入手した「あいの風とやま鉄道ファンクラブ」優待乗車券を使用しない手はありません．筆者は「大糸線雪月花」の後，在来線で富山へ向かうことにしました．
(実際にはトキ鉄区間には事前に入手していた別のきっぷを使用しました)
しかし，時間があるため，「ジオパル」で時間を潰すことにしました．
ジオパルの展示品
糸魚川駅新幹線口1F「ジオパル」入り口には「SLくろひめ号」が鎮座しています．この入り口からは糸魚川ジオパークの概略の説明，西日本と東日本の境目であることの説明，ちょっとした遊具，そして糸魚川市観光協会の事務室があります．
プラレール・鉄道部品・鉄道模型が所狭しと並んでいます．何度行っても飽きないところで，現在でも人気は衰えていません．
そして，この施設の目玉展示が，総工費約4510万円を費やされて作成された，糸魚川市をモチーフとする，日本海側最大級のNゲージジオラマ(と，大糸線をモチーフとする，こちらも「鉄道事業者が運営する鉄道博物館」以外ではトップクラスのHOゲージジオラマ)です．Nゲージのジオラマではカメラ付きの車両を走行させることができます．しかし，オープンから8年を過ぎた現在では不具合も発生しており，2022年には大改修が行われていました．
このジオラマ，いわゆる「レンタルレイアウト」としても使用でき，利用者が持ち込んで車両を走らせることができます．ということで，早速筆者も持ち込んでいました．ここは動画を作成しましたのでご覧ください．
ご覧のように，走らせた車両は「HAPPY BIRTHDAY かもめ」です．
やはり新しい新幹線の開業は心踊るものです．北陸新幹線についても，2024/3/16に金沢〜敦賀が開業し，関西方面からも糸魚川がさらに近くなります．
さらには「鉄月花」なるスペースまで出来上がっていました．これだけ充実するとそれは展示スペースが足りなくなる，というものです．
糸魚川ジオステーションジオパルは，筆者は糸魚川に来るたびに訪問しておりますので，よろしければ過去の記事もご覧いただければと思います．
糸魚川駅のホームからもキハ52の顔がよく見えます．
あいの風に乗る
(乗車した列車とは異なります)
それでは，そろそろ新潟県を後にすることにしましょう．
この時間帯ではさすがに真っ暗であり，車窓云々ではありません．乗車率はかなり高かった記憶があります．
泊駅に到着します．えちごトキめき鉄道・あいの風とやま鉄道がそれぞれ乗り入れる駅であることから「あいのトキめき駅」の副駅名がついています．しかし，今回筆者が乗車した列車であいがトキめくことはありませんでした．
(乗車したのは糸魚川18:20発の列車であり，平日の場合は同一ホームでの乗り換えができます)
えちごトキめき鉄道・あいの風とやま鉄道がそれぞれ独自に企画するきっぷでは県境は越えられません．市振〜越中宮崎は210円を支払うことになります．北陸新幹線開業後は類似のケースがよくあると思います．
待つこと8分，あいの風の列車がやってきました．こちらもあいをトキめかすことなく富山へ戻っていきます．
乗ること約50分，富山駅に到着しました．まだみどりの窓口が空いていたため，「懐鉄入場券」を買うことにしました．「ダイナスター」は2023/3/15をもって運行を終了しますが，筆者はついに乗ることも見ることも叶いませんでした．
次回の記事は，なぜ筆者がこの日の宿を富山にしたのかがわかる内容になると思います．
記事構成の関係によっては，JRダイヤ改正の詳細が発表された後になる可能性もあります．
続く
