おもちゃ:MetaGate G05 RED FANTASY レビュー | のんびりクソレビューブログ

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MetaGate G05 RED FANTASY

 

MetaGateというおそらく中華のメーカーから

映画「バンブルビー」に登場したシャッターという

ディセプティコンのドS姐御の非正規が発売されました。

(というか予約忘れてましたが普通に定価で買えました。ありがてぇ!)

 

驚くべきことに劇中同様にトリプルチェンジ可能らしいので

さっそくみていきましょう。

 

●パッケージ

パッケージにはかっちょいいシャッター姐さんっぽいキャラクターが印刷されている。

Amazon等にはキャラクター名が記載されていなかったが

パッケージを見るにこのシャッター姐さん似のキャラクターは

「RED FANTASY」という名前っぽい。

 

●内容

・本体(サイドミラー組み立て式)

・ミサイル2種それぞれ2つ

・腕部ブラスター

・スタンド+アーム

・説明書

 

ということで、サイドミラーが別になっているので取り付けていきます。

 

●ビークルモード(プリムスGT-X)

車種は映画どおりであればプリムスGT-Xらしく

こちらの非正規はエンブレムが無いもののカラーリングや配色

アメリカのマッスルカーらしく飛び出たスーパーチャージャーも

しっかり再現されていてほぼ同一のものと考えてもいいと思います。

 

側面から見ると結構あちこちはみ出ている部分が見られる。

トリプルチェンジャーだししょうがない。

 

タイヤは車軸が通ってないが、4つ独立して動くのでコロ走行可能。

映画と同様に722のナンバーも振ってある。

 


リア側には映画や本家のSS-29には無いゴツいリアバンパーのようなものがある。

そのため後ろ側からこの車を見ると映像とかなり違う印象を受けるかも。

 

これはこれでかっちょいいんですけどね。

 

見下ろすとこんな感じで分割線は側面と比べスッキリしている。

 

底面はこんな感じで車らしい造形はほとんど見られない。

が、ほとんど見ることも無いし平気平気。

 

●ビークルモード比較

比較はバンブルビーにもちらっとでたホイルジャック… のG1版

MP-20 ホイルジャック

 

RED FANTASYを箱から取り出した時「くそでけぇ!」と印象を受けましたが

やはり第一印象通りめちゃくちゃデカく

本家マスターピースのカーロボットサイズを遥かに超える大きさになっています。

 

●ロボットモード

・素立ち

ロボットモードへ変形

素立ちを見ての通りかなりシャッター姐さんに似ている。

全長は一番高い翼の部分で26cmほどとかなり大型である。

 

かなり細かく塗装分けされている他、クリアパーツも随所に使われていて

腕や脚の大部分がダイキャストで作られている。

パット見の密度が高く実写TFっぽいが実際のところは見た目ほどではないので

可動を妨げるようなものではない。

 

変形難易度は最初こそは高めと思いましたが、

意外にもパタパタ装甲を展開するか、引っ張って伸ばす動作が多く

それほど難しくはありませんでした。

(ただ、翼のアーム部分が干渉してこぢんまりとしている部分アリ)

 

・フェイスアップ

顔はこんな感じで映像を見返してみても見劣りしていない。

ただ、残念なのがカメラアイが塗装で仕上がっている点。

 

だいたいの非正規はここがクリアパーツになっていることが多いので

そういうのと比べてしまうと塗装のカメラアイは異物感がある。

特に顔がしっかりメタリック塗装で仕上げられているからなおさらそう感じてしまう。

ただこのレベルになると言いがかりのそれになるので

ただの面倒くさいやつの独り言だと思ってくれれば…って感じでよくできている。

 

首は見ての通り付け根に関節、顔側にボールジョイントがあるので

可動範囲は広く、映画でも人間を相手に見下ろすシーンが多かっただけに

こうやって下を向きやすく作っているのはすごくありがたい。

 

・腕部

肘は二重関節になっていてこれくらい曲げることが可能。

背中に翼があるので後ろ側に動かすには不自由しますが

前側には存分に動いてくれる。

 

手はこんな感じで、親指と人差し指が独立しており

残りの指がくっついています。

 

手はこの可動手のみで専用にポーズのついた手はありません。

 

・脚部

股関節と膝関節はクリック関節になっていて角度がきっちり決められる。

角度も大雑把ではないので欲しいポーズに簡単に決められる。

 

足先もダイキャストでできており、かかとが大きいので

背負い物が大きいわりにかなり安定して立つことができる。

 

・背面

この後ハリアーにも変形することを考えるとめちゃくちゃスッキリした見た目で

背面はかなりまとまった見た目になっている。

 

おしり部分にはスタンドを使うためにジョイント穴が設けられている。

 

●ロボットモード比較

ロボットモードは同じくバンブルビーに一瞬だけ出てきた

threezeroのアーシーと。

 

非正規なのでサイズ感は統一されてないとおもいますが、

めちゃくちゃでかく改めて約26cmの脅威を感じます。

 

アースモードとサイバトロンモードの違いがあるとは言え

デザインが違いすぎて本当に同じ作品のキャラクターなのかと思わざるを得ない。

 

でも、地球外生命体が地球に適応するために無理やり体を作り変えてる感が

感じられてめちゃくちゃ好き。

 

アーシーのレビューはこちら。

 

価格帯もサイズも全然違うので比較するのは残酷だと思いながらも

本家SS-52 シャッター2と。

 

こうやって見るとSSのシャッターも小さく色分けも乏しいながらも

造形はかなり頑張っていることがわかる。

 

SS-52 シャッタ-2のレビューはこちら。

 

我が家最大のバンブルビー玩具であるToyworldのTW-F09Xと

さすがコンボイ司令官 …のそっくりさん。

 

こちらはアーシーと違い同じ作品のキャラクターですと言われても

全く違和感の無いキャラデザとなっている。

 

劇中この二体が並んでいるシーンはないものの、

バンブルビーの身長差を考えると実際これくらいの大きさになりそうである。

 

レビューはこちら。

 

●ビークルモード(ハリアーII)

トリプルチェンジの中で一番しわ寄せが来ているハリアーII

ただ、それでもここまで形を整えられているし

カラーリングもかなり揃えてきているので脱帽モノである。

 

変形難度は車→ロボットよりも難しかった。

 

翼部分に関してもおそらく塗膜で厚くなっているのか

どうしてもジョイントできず中途半端になっている。

 

胴体部分はスカスカになっているし、

翼部分のランディングギアは角度が定まらない。

 

ランディングギアはすべて可動式なのでコロ走行は可能。

 

後ろ側。

正面はまだいい感じではあったが折りたたまれているとは言え

タイヤがモロむき出しになっている、機体上部のパネルが

きっちり入らない設計になってプレートが乗っているようになっているなど

この形態に関してはおまけと思ったほうが良いかも。

 

●ビークルモード(ハリアーII)比較

こちらも同じくSS-52 シャッター2と

大きさは全く違うが2変形な分、SSのほうが変形の完成度が高い

 

ただ、SSはハリアーIIではなくおそらくライセンスの問題で架空機だが…

 

上から比較。

 

●付属品

付属武器は2種類で、腕に装着するブラスターと

ミサイルが2種類×2で4つ付属する。

ミサイルの向きミスったけどいいか…

 

ブラスターは上から被せるように取り付ける様になっている。

 

ミサイルは翼にジョイント穴があるのでそこにはめ込むだけ。

 

ブラスターにも取り付け穴があるので

ミサイルを組み合わせることが可能。

 

スタンドとアーム

アームは2本で支えるタイプになっていて、しかもロックができるので

重いRED FANTASYをしっかり保持することができる。

 

表面はアスファルトのような模様があるのでこうやって飾ると

道路のジオラマ感がでていい感じ。

 

●ポーズ

膝立ちは最近レビューしたおもちゃの中でもトップレベルで

きれいに決まる。

 

胴体もある程度ねじれるし、可動範囲は全体的に優秀であるものの

背中の翼が邪魔して腕を後ろに動かせないので

イマイチ走ってる感が出ない。

 

殴ってるポーズも同様に殴ってる感が薄れてしまう。

 

飛び蹴り

顔がめちゃくちゃ動くのでこうやってしっかり敵を見ながら

飛び蹴りしてる感ができる。

 

後ろで手を組む事はできる背負い物なので

セクター7の人間相手に平和の使者()を演じていたときのような

ビシッとした立ち方をすることはできる。

 

 

以上、MetaGate G05 RED FANTASYでした。

最後のポーズの画像を見ての通り、腕を後ろに回せないことが

結構致命的でメリハリのあるポーズが取れませんが

本体そのものの可動に関しては優秀そのもので

造形や色分け、重量感、サイズも非正規の中でも上位レベル。

 

ただ、トリプルチェンジャーゆえにビークルモード

特にハリアーIIはしわ寄せがすごく

いかにも「無理やり変形しました」って感じになっている。

しかし、物理的な点や値段を考えるとすごいの一言。

 

シャッターというキャラクターがバンブルビーでのみの出演、

ディセプティコンであることを考えると

公式でSS以外で販売されることは絶望的であることは間違いなく

シャッター姐さんを手に入れるにはこれ一択なので

メカ娘が好きな人はぜひどうぞ。

 

メカ感がかなり強いが正直自分はめちゃくちゃ好き。

シャッター姐さんはメカ娘、いいね?

 

今回紹介したもの

比較にも使った本家スタジオシリーズシャッター(の2版)

残念ながら値段が高騰しまくって2万近い値段がついている。

 

シャッター姐さん登場作品

人類にインターネットを与えてくれたTF(嘘は言っていない)

 

レビューはこちら。

 

 

MetaGateの一作目

ドリフトの非正規でG05同様にトリプルチェンジ可能。

 

 

threezeroの非変形モデルの公式アーシー